あの後家にやって来たイッセーと匙。
「あの!イツキ先輩!様は何でしょうか。」
「お前らはドラゴンを体の中に飼っているだろ。それの使い方を少しレクチャーしようと思ってな。それとイッセーのドレスブレイクだっけか。それを使ったら」
そう言って俺はクナイを出してイッセーの顔ギリギリを通して壁に刺し
「これを眼に当てる。いいな。」
そう言うとイッセーは首がもげるほど縦に振る。
「匙には一歌と黒歌に付いてもらう。くれぐれも一歌に負けるなよ。まだ2歳だからな。2人は俺の出す修行で予定以下の成長なら」
と俺が言うと二人はゴクリと喉を鳴らし
「俺の幻術にかけて死んだ方がマシだと思うほどの拷問を・・・教育をする。廃人に仕上げる。確実に。」
トントン
扉が叩かれる。
「どうぞ。」
「入るよ。イツキ。さっき忍びの里から報告が一つ。私達の幼馴染のあいつが今コカビエルと共に入るらしい。」
「なんでだ!あいつは・・・俺が殺した筈じゃねえのか!」
「えっと。イツキ先輩、茜先輩。どうしたんですか?」
「すまんな。イッセー!匙!お前達は黒歌に教わってくれ。俺は用が出来た。あいつは俺が殺る!」
sideイッセー
「あいつは俺が殺る!」
そう言ってイツキ先輩は窓から出て行った。
「茜先輩。黒歌先輩。イツキ先輩はどうしたんですか?」
「貴方達は知らなくていいのにゃ。」
「そうね。貴方達は知らなくていいわ。知った所で貴方達にはどうしょうもないわ。」
「なんでですか!1人じゃ無理でも部長や会長に力を借りれば。」
「ダメよ!これは私達の問題なの。貴方達は関わったらダメ!」
「そうにゃ。貴方達は聖剣だけに集中しなさい。これは本来暁の問題であり」
「イツキの幼馴染みであいつの幼馴染みである私の問題。関わったらダメ!」
「2人には私達で責任を持って鍛えるから心配しないで欲しい。一歌もやるにゃ。事情が変わった。おそらくコカビエルは私がやるにゃ。あいつは「超越者」のコカビエルよりも強い。」
「その超越者ってなんですか?」
「リアスの兄ね。ソーナの姉は超越者では無いし。」
「部長の兄ですか。」
「会長の姉よりも強いってことですか。」
「「・・・イツキ先輩ってどんだけ強いんですか!」」
「私達が束になっても勝てないわ。同じ暁の私でも勝てないにゃ。いや。条件を付ければ勝てるかもしれないにゃ。それに剣のみなら愛理と奈々が力を合わせればいい勝負が出来るにゃ。でも本気のイツキに勝てるのはお義父さんだけにゃ。」
「イツキ父。キリンはあのオーフィスとグレードレッドの次に強いと言われるほどよ。それよりも二人とも修行を始めるわ。」
こうして俺達の修行が始まった。
sideイツキ
俺は部屋を飛び出た後、駒王町を飛び回った。
すると目の前にクナイが飛んできたので躱して飛んできたところへ投げ返した。
すると
「よおイツキ!だいぶ久しぶりだな。」
「創か。お前は何をやっている。あの時に俺がお前を殺した筈だが。」
「そうだな。確かに殺られかけたよ。俺の裏切りに気づいたお前が俺を殺そうとした。そして俺は1度死んだよ。」
「なら!何故生きている!」
「木遁と言えばわかるか。」
「なるほど。なんとなくわかったぜ。」
「そうか。それにしても奇遇だな。幼馴染みの俺とお前があの御伽噺の力を持っているんだからな。」
「何が言いたい!」
「わかってるんだろ。だが、今は戦う時じゃない。戦う場所は用意してやるよ!」
そう言って創は消えたのだった。