今年は一歌にとっての初めてのクリスマス
すごい楽しみにしている。
ちなみに最近の一歌は人形が大好きだ。
クマのぬいぐるみに「クーちゃん」と名前を付けていつも持ち歩いている。
そんな一歌の為にクリスマスの前に俺と黒歌は家に影分身を残してデパートへプレゼントを買いに向かった。
「黒歌。一歌は何を貰うと喜ぶかな?」
「そうにゃ。多分クマのクーちゃんの友達になるぬいぐるみがいいと思うにゃ。」
「あの大きなクマの友達か。・・・取り敢えずこのトイザ〇スで探そうか。」
「そうにゃ。」
そう言って俺と黒歌は某オモチャを売っている店で一歌のクリスマスプレゼントを探し始めた。
探しているとクマのぬいぐるみエリアに着いた。
シロクマからツキノワグマまで沢山の種類のクマのぬいぐるみがいる。
「黒歌。」
「何にゃ?」
「一歌に自転車を買ってあげようか。なんかここのクマのぬいぐるみは迫力が一歌には強いかも。凄いリアルすぎる。」
「それは思ったにゃ。自転車にするにゃ。」
そう言って俺と黒歌自転車売り場へ向かった。
するとそこにリアスが居た。
「なんでリアスがいるんだ?」
「ホントにゃ。」
「2人は一歌ちゃんにクリスマスプレゼントかしら?」
「そうだけど・・・リアス。子供いるのか?」
「違うわよ!ミリキャスに自転車を買ってあげようと思ったのよ。冥界の自転車は持ってるけど先月頃人間が使う自転車が欲しいと言っていたのよ。」
「リアスはしっかりとミリキャスのオバサンをやってるんだな。」
「まだオバサンなんて呼ばれたくないわよ。」
「いいじゃにゃいかにゃん。白音ももうオバサンって関係にゃ。」
「でも呼ばれないわよね?」
「たまに」
「たまに?」
「たまににゃ。」
「まさか!」
「白音はオバチャン!って一歌に呼ばれるにゃ。だからリアスも認めるにゃ。白音は半分諦めてるにゃ。」
「私はまだ諦めないわ。お姉さまと呼ばれ続けるために!」
「リアス・・・頑張れよ。」
そう言って俺と黒歌は可愛い自転車を購入して家へ帰るのだった。
クリスマス当日の夜。
一歌はまだグッスリと寝ている。そんな中俺は!起きて神威でラッピングされた自転車を寝室に置いて額にキスをしてからまた寝始めた。
朝。
俺と黒歌は早めに起きて準備をする。するといつもより早い時間にレイヴェルが家にやって来る。
「珍しいなレイヴェル。こんな時間に来るなんて。」
「ダメでしたか?一歌ちゃんのクリスマスを一緒に祝おうと思いまして。昨日の内にクッキーを沢山作ったので私からのプレゼントとして一歌ちゃんにあげたいですしね。」
「ありがとなレイヴェル。」
そう言って俺がレイヴェルの頭を撫でるとヴァーリが降りてきて一言。
「一歌にこれを渡しといてくれ。私はあまり一歌に会えていないから何がいいかわからなかったが良さそうなものを選んできた。」
「そうか。ありがとなヴァーリ。せっかく来たんだ。ヴァーリも上がっていけよ。」
と俺が言うと
「はい!」
と笑顔で答えて家に入ってきた。
朝早めに起きた俺と黒歌はクリスマスの準備を進めている。
お昼頃になって2階の寝室の方から声が聞こえた。
そして足音。
階段を駆け下りる
そして俺にだいぶ!
「パパ!サンタさんが来た!プレゼント置いてあった!」
「そうか!よかったな。そうそう!これはパパとママからのプレゼントだよ。」
そう言って猫のぬいぐるみが入った箱を私て
「それとね一歌。レイヴェルとヴァーリも渡したい物があるんだって。」
「ほんとにゃ!ほんとにゃ!レイヴェルお姉ちゃん。ヴァーリお姉ちゃん!」
「ありますよ一歌ちゃん。私が作ったクッキーですよ。」
とレイヴェルが渡すとさっそく一歌は袋を開けてクッキーを一枚出してパクリと食べた。
わかりやすいぐらい目がキラキラしている。
「レイヴェルお姉ちゃん。クッキー!すごく美味しい!」
そう言って一歌はレイヴェルに抱き着いてその抱き着いてきた一歌の頭をレイヴェルは優しく撫でた。
そしてヴァーリが一歌を呼ぶと一歌はヴァーリに近づきコートを貰った。
それが相当気に入ったのか1日中ずっとそのコートを着てヴァーリにベッタリな1日を過ごしたのだった。