家に白音を連れて帰宅した。
「ただいま。」
「おじゃまします。」
「そこは違うよ。白音。」
「どういうことですか?」
「おかえりなさい。白音。それに黒歌」
「ただいまにゃん。イツキ。」
「ただいまです。えっ・・・黒歌?姉様!ですか?」
「そうだね。まずは一つ目の願いが叶ったかな?」
「ごめんね、白音。忍びの里の外でこの事実を伝えると万が一にも白音の仙術が暴走する可能性があったの。だから家に着くまでずっと黙ってたの。ごめんね。」
「ホントに?姉様なんですか?」
「ホントよ。」そう言って黒歌は変化を解いた。
「今はイツキの奥さんのうちは黒歌よ。それとここからが本題なの。イツキ。お願い。」そう言って黒歌は寝室まで走って行った。
「白音。いきなり黒歌と会って戸惑うかもしれないけどね。ここからが本題だよ。」
「本題?」
「そうだよ。白音。違うな。うちは白音に聞きたい。俺の眷属にならないかな?黒歌に聞いてからずっとルークの駒を残していたんだよ。」
「眷属って悪魔の駒ですか?」
「それに似ているけど少し違うよ。悪魔にはならないよ。その代わり忍びになるからね。」
「・・・お姉様はその駒を貰ったんですか?悪魔の駒が合ったはずですよね?」
「それはなんとでもなるよ。ちゃんと忍術で取り除いてから俺の持つ女王の駒を渡したよ。うちは一族の掟で妻には旦那から女王の駒を与える事になってるからね。」
「そうですか。・・・私がその駒を使えば強くなれますか?」
「なれるよ。まずは擬似的な写輪眼を手に入れられるからね。相手の動きの先読みが出来るようになる。そして写輪眼を使いこなせる様になれば心を読めるよ。」
「・・・わかりました。私に駒をください。」
「ありがとう。でもね、ここではその言い方は適切じゃないよ。俺達は兄妹なんだ。それに悪魔と違ってこれは王が家族と認めた者にしか与えないからね。だからここは違う言い方だよ。」
「・・・わかった。イツキお兄ちゃん。私を仲間に入れて。」
そう言った白音の頭を撫でながら
「その言い方でいいよ。後、俺と白音は兄妹だから敬語は無しだからね。」
そう言って白音の胸の前にルークの駒を持って来て駒の頭の部分を白音の胸の真ん中に当てる。すると駒は白音の中に入っていき
「これで白音は俺の家族でルークだよ。」
「ありがとう。お兄ちゃん!それとお姉様を守れる位強くなりたいから手伝ってね。」
「構わないけど黒歌はうちは一族の中でも実力はトップレベルだよ。」
「擬似的な写輪眼があるから?」
「違うよ。・・・よし!白音には特別に教えようか。付いておいで。」
そう言って俺は白音の手を掴んで俺と黒歌が眼を交換した場所へ案内した。
・・・・・・後で黒歌に謝ろう。そう心に決めて。
・・・石碑の前に行くと黒歌がいた。
「イツキなら白音を連れてここに来ると思ったにゃ。」
「そうか。白音に話してもいいかい?黒歌の白音と一緒に居られなくなったなった理由とその本物の写輪眼の事を。」
「構わないにゃ。白音の事にゃ。私を守る力が欲しいとか言ってるなゃ。だからそれが本当なら私は白音と眼を交換してもいいと思うにゃ。」
「眼を交換?姉様の一緒に居られなくなった理由?本物の写輪眼?駒を貰うと手に入るのは擬似的な写輪眼じゃないの?お兄ちゃん?姉様?」
「一つずつ説明するよ。まずは本物の写輪眼と眼の交換の事だな。」
「確かあればイツキに拾われて2、3年くらいにゃ。イツキが私に好きと言ってきたにゃ。」
「言ったな。それに対する答えが狙われているから守れる位強くなったらいい。だったな。」
「そもそもなんで姉様を好きになったの?」
「簡単に言うと俺の親友が戦争で死んだ後、俺を1番近くで支えてくれたからだな。」
「あの時はただ恩返しがしたかったにゃ。わたしを拾って看病してくれて、受け入れてくれた恩返しを。」
「でもね。そのお陰で俺は救われた。好きになるのは仕方がないことだよ。ってそれは置いといて当時修行の為に黒歌とこの森の中で修行している時に偶然この石碑を見つけたんだ。そこに書かれていたのが眼を交換したら最強の写輪眼に目覚める。こんな内容だな。」
「それを読んだイツキが私を守る力が欲しいから眼を交換して欲しいと言ってきたにゃ。怖かったけど目が見えなくなる不安はあっても人生自体に不安は無かったにゃ。だから了承したにゃ。」
「そして眼を交換した。俺と黒歌は凄い熱を持って少ししたら」
そう言って俺と黒歌は写輪眼を輪廻眼に変化させた。
紫色の眼に
「「この輪廻眼になったんだよ(にゃ)。」」
その眼を見る事が白音には怖いらしく後ろに何歩か下がるが我慢して前に来た。
「その反応がこの眼に対する正しい反応にゃ。」
「この眼は強いうえに代償が無い。手に入れる段階での代償はあるけどね。」
そう言って今度は俺と黒歌は眼を元の眼に戻した。
「この眼になると使える技の威力が凄いことになるにゃ。特にスサノオ・アマテラス・ツクヨミこの三つの技は他の忍術・体術・仙術・魔術とは次元が違うにゃ。」
「黒歌。大事な話の最中なんだからにゃを付けるのは辞めようぜ。」
「今更遅いのにゃ。」
「締まらないな。とりあえず失明の危険と隣合わせの力の入れ方だよ。この眼に慣れるまでは眼の力を使う度に俺も黒歌も眼から血が出てきたよ。」
「アマテラスの時は酷かったにゃ。血の量が・・・スサノオは眼が痛くなるし。それに比べてツクヨミはこの二つに比べて弱いぶん痛みも血の量も少ないにゃ。」
「神威はなかなかいいよな。攻撃をすり抜けたように見せられる。俺と黒歌が使う神威による次空間は繋がってるんだよ。」
「次空間?」
「それは今度は教えるよ。次は全部黒歌が説明しなよ。」
「わかってるにゃ。私の力の無さがいけなかったのにゃ。」
「一緒に居られなくなった理由ですか?」
「そうにゃ。・・・簡単に言うとにゃ。イツキの前にいた悪魔の主が白音の力を狙ってきたから殺したのにゃ。明らかな契約違反だったのにゃ。殺した後で白音を連れて冥界中を逃げ回ったにゃ。その結果SS級はぐれ悪魔になったにゃ。逃げきれなくなったからサーゼクス・ルシファーの城の近くにある孤児院の前に名前を書いた紙と白音を置いて逃げたにゃ。でもずっと白音の事を忘れる事は無かったにゃ。でも1度限界がきたにゃ。その時にイツキが私を見つけて保護して介護してくれたにゃ。少ししてから自分の正体と状態をイツキとその家族に伝えたにゃ。それを聞いてからお義父さんが私とイツキに修行を付けてくれたにゃ。いつか白音を連れ戻すために頑張ったにゃ。いろいろあって私はイツキと同時期に暁に選ばれたにゃ。今の私の暁内での立場は虎にゃ。10人いる中の7番目にゃ。暁はツーマンセルが義務付けられてる組織にゃ。そこで3番目の狼まであがっていたイツキと任務を共にする様になったにゃ。それは以前と同じ様に冥界中を動き回ったにゃ。この眼を使って証拠になりそうな物は全部神威で次空間に置いておいたにゃ。そして2年の時間をかけてやっとはぐれを解除させる事が出来たのにゃ。」
「なんとなくわかったけど・・・やっぱり置いていかないで欲しかったです。」
と白音が言うと黒歌に抱きついた。
「ごめんね。置いていくしかない弱いお姉ちゃんで。私ね、暁に入ってすぐに書く依頼の紙が1人1枚ずつ渡されるんだけど白音の捜索にしたにゃ。それを知っていたのか知らないけどイツキが私のはぐれ解除の証拠集めと白音を妹に迎える事って書いたにゃ。だからね。やっと私の夢が叶ったにゃ。」
と言うと黒歌も白音を抱いたまま泣き出すので俺は2人をそっと横から抱いたのだ。
少し時間がたって。
「姉様!お兄ちゃん!」
「どうしたの?白音。」
「どうしたにゃ?」
「今の私はお兄ちゃんの家族になったから忍術とかいろいろ使えるんだよね?」
「使えるよ?」
「私に修行をつけて欲しい。」
「なら!私に任せて欲しいにゃ。これは姉の責任にゃ。やらせて欲しいにゃ。」
「わかったよ。でもそれは忍術だけだ。体術は俺が教える。白音は俺の妹でもある。それに見つけるのに時間がかかったのは俺の責任でもある。だから忍術は任せるが体術は俺が1から教える。それでいいか?黒歌。白音。」
「わかったにゃ。白音。イツキの修行は厳しいにゃ。体術は特に。」
「頑張ります!」
こうして2人の和解と修行する事が決まりました。
イツキのスサノオはサスケの黒歌のスサノオはイタチのと考えて下さい。