転生物語~そこは、まさかの死後の世界   作:立華お兄さん

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最近ゲームが楽しかったり、他の作者さんの小説みたりで全然進まないww


第9話 ギルド降下作戦

放課後、俺達は体育館に来ていた。

体の椅子などを収納している場所を開けている。ゆりが先頭で行くと次々と戦線メンバーがその場所に入っていく。

 

「ほら、突っ立ってないで行くぜ。

 

「この中にか?」

 

「そこ意外だったら何処に行くんだ?音無。」

 

上から日向、音無、俺の順で言った。

 

覚悟を決めて音無がギルドの中に入った。それに続いて俺も行く。

 

「ギルドに入るのも久しぶりだね。」

 

そう言ったのは大山だった。

 

「おい!誰かいるぞ。」

 

突然藤巻がそう言った。

藤巻が言った人がいるらしき場所を懐中電灯で照らす。

 

写った人物は、野田だった。

 

「うわ、バカがいた。」

 

日向が呆れ気味にそう言った。

 

「音無と響と言ったか。俺はお前達をまだ認めていない。」

 

「わざわざこんなところで待ち構えている意味が分からないぜ。」

 

日向はそんな疑問を呆れ気味に呟くと大山がこう答えた。

 

「野田君は、シチュエーションを重要視するみたいだよ。」

 

「意味不明ね。」

 

とゆりが言う。

 

「別に認められたくもない。」

「お前何言っての?」

 

上から音無、俺の順で言った。

 

「ほう。今度こそ百回死んでみるか。」

 

そう言いながら野田が近付いてくるが、目の前でハンマートラップらしきものに掛かる。

 

「警戒体勢。みんな周りに気をつけて。」

 

「トラップが解除されてないのか?!」

 

「何事だよ。」

 

と音無が日向に聞く。

 

「見ての通りだ。ギルドへの道のりには、対天使用の即死トラップがいくつも仕掛けてある。そのすべてが今もなお稼働中という訳さ。」

 

「トラップの解除忘れてかな?」

「このまま俺達を全滅させる気かよ。」

 

「いいえ。ギルドの独断でトラップが再稼働されたのよ。答えは、一つしかない。天使が現れたのよ。」

 

「天使は、そのトラップでなんとかなるだろう。戻ろうぜ。」

 

「あなたは、何も分かっていないようですね。私達は、死にません。死ぬ痛みは味わいますけど。ギルドの所在がバレ、陥落してしまうと銃弾の補充も壊れた武器の補填も効かなくなる。それでどうやって、天使と戦うのですか。」

 

「それにトラップは、あくまで一時的な足止めにしか過ぎなわ。追うわ。進軍よ。」

 

ギルド連絡通路B3----

 

皆、警戒しながら進む。

 

「そういえば、どんなトラップがあるのか?」

 

と音無が聞く

 

「色んなトラップがあるぜ。楽しみにしてな。」

 

と日向が答える。

 

「まずい!来るぞ!」

 

椎名が何かに気付いたように叫ぶ。

するとゴゴゴと音がして後方から鉄球が転がってくる。

 

皆必死に逃げる。

 

「こっちだ!早く!」

 

椎名が扉の場所にいた。

 

戦線メンバーが扉に逃げていく。

扉に逃げこむと悲鳴が聞こえた。

悲鳴は高松だった。

 

「高松君以外は、無事みたいね。行きましょう。」

 

「ほっといても、大丈夫か?」

 

「死ぬわけじゃないさ。ほっといても自力で抜け出して、地上に戻るさ。」

 

「そうだぜ音無。俺は死なないんだぜ。大丈夫さ。(正確には死なないんじゃなく、もう死んでるから死ねないだけどな。)」

 

「さっきは助けてくれてありがとう。」

 

音無が日向に言うと

 

「気にすんなって。俺結構お前のこと気にいってんだ。」

 

とホモォな発言をする。

 

「コレなのか。」

「ホモォw」

 

「違げぇよ。俺はホモじゃない!」

 

「まあまあ。この話は終わりにして進すもうぜ。」

 

そう言って先へ進んだ

 

ギルド連絡通路B6---

 

白い壁が特徴の場所だった。

先へ進む扉はロックされていた。

 

「開く?」

「もち、無理だぜ。」

 

突然、通ってきた扉が閉まり、明かりがつく。

何かを思い出したように大山が叫ぶ

 

「しまった!忘れてたよ。ここは閉じ込められるトラップだった。」

 

「そんな大事なこと忘れるなよ!」

 

音無がそうツッコむ。

 

「みんな伏せて。」

 

ゆりがそう言いみんな伏せる。

すると椎名が煙玉?を投げる。

目の前に赤い光線が見えるようになる。

 

「これ、当たるとどうなるんだ?」

 

音無が日向に聞く。

 

「最高の切れ味で胴体を真っ二つにしてくれるぜ。」

 

バイオハザード的なあれですね。分かります。

 

第一射、第二射、第三射と次々に光線が襲い掛かる。

 

数秒後

 

犠牲者は松下君だった。

 

リーダーのゆり曰く

「あの体型じゃあ、仕方がないわね」

 

だそうだ。

 

ギルド連絡通路B8

 

上からパラパラと天井の欠片が落ちて来て上をみると、天井がゆっくりと落ちてくる。

 

「しまった。忘れていたよ。ここは天井が落ちてくるトラップだった。」

 

音無が大山の発言にツッコミつつみんな目を伏せる。

しかし天井は落ちてこない。

目を明けみると、TKが止めていた。

 

「今なら間に合う。Oh、飛んで行って抱き締めてやれ。」

 

みんなTKにお礼を言いつつ通り抜けていく。

 

しばらくして天井が完全に落ちてTKが潰される。

 

「くっ。TKまで犠牲に」

 

「したんだろ。お前らが」

 

ゆりの発言にツッコム音無

 

「TKは犠牲となったのだ。対天使用トラップの犠牲にな。」

 

「なに言ってだ。響?」

 

「ちょっと電波を受信し……ゲフンゲフン」

 

「犠牲を無駄にしないように。行くわよ。」

 

ギルド連絡通路B9

 

ゆりがなにかに気付いたように呟く。

 

「この…床……」

 

突然床が崩れてメンバーが落ちていく。

 

「しまった!…忘れていたよ…ここは………」

 

大山が落ちながら言う。(よく聞き取れなかったが)

 

俺?最後に辺りに居たし、最初から分かっていたから、扉の所で止まって回避余裕w

 

現在の状況は、椎名が紐でゆりを支え、日向、音無の順でゆりの足にぶら下がっている。

 

「だから、そんな大事なこと忘れ…るなよ。」

 

「重すぎて……もたない。」

 

「俺も音無も落ちるから」

 

「勝手なこと言うなよ!」

 

「ここで戦力を失うのは得策ではない。」

 

数秒後

 

音無が上に登り始め、ゆりとちょっとラブコメして、日向は………自業自得だなw

 

音無がゆりに日向のことを聞くと、

「尊い犠牲になったわ。」と言った。

 

そう話していると藤巻が言う

 

「新入りのお前らがよく生き残っているな。次はお前らの番だぜ。」

 

と露骨な死亡フラグを建てる。

 

ギルド連絡通路B13

 

今回のトラップは水責め

 

さっき威勢よく死亡フラグを建てた藤巻君(笑)は……溺れていた。

 

「こいつカナズチだったのか。」

 

「カナズチだなw」

 

「出口はこっちだ。行くぞ」

 

カナズチの藤巻(笑)をスルーして俺達は進む。

 

ギルド連絡通路B16

 

ここは滝のある崖ような地形

すると、川から段ボールに何か入って流されてくる。中身は子犬のぬいぐるみのようだ。

 

「あー!子犬が流されていく!」

 

と叫びながら川に飛び込み段ボールを拾う。

 

「不覚!ぬいぐるみだった!」

 

気付いた時すでに遅し。川から上がる勢いで滝壺に落ちていく。

 

「あれもトラップかよ!」

 

「可愛いものに目がないのが椎名さんの弱点よ。」

 

「以外と可愛いとこあるんだな。」

 

「…犠牲を無駄にしないように。行きましょう。」

 

ギルド連絡通路B17

 

「残ったのは、あなた達だけね。」

 

「そうみたいだな。」

 

ガーンとゆりが壁を叩く

 

「本当の軍隊だったら、みんな死んで全滅じゃない。酷いリーダーね。」

 

「仕方がないだろ。対天使用のトラップだ。これ位じゃなきゃ意味ないだろう。」

 

「音無の言う通りだと思うぞゆり。(奏もよく耐えれるな。普通だったら、心が折れてもおかしくないような気がする。)」

 

シスコンなことを考えつつ、音無の意見に同意する。

 

「えーと……その……少し休んでいかないか?」

 

「……………そうね。服も乾かしたいし。」

 

こうして俺達は少し休憩を取ることにした。

 

少しして音無がゆりに聞いた

 

「あんな連中をよく統率できるよな。」

 

「確かにな。野田以外は、難しいよな。」

 

「それにどうしてゆりがリーダーなんだ?」

 

「初めに歯向かったから。それだけの理由よ。」

 

「これは生前の話になるけど。兄弟がいたのよ。私が長女で下に妹が二人、弟が一人四人兄弟だった。両親の仕事がうまくいって裕福な家庭だった。」

 

「夏休みだったわ、両親が留守の午後。見知らぬ男達が入って来て。夏なのに暑そうな目出し帽を被って、一目で悪いことをしに来たって分かったわ。」

 

「私は長女として下の子達を守らなくちゃっと思った。けど敵わなかった。兄弟を人質に取られ、必死に強盗の言う通りに強盗が満足するものを探した。」

 

「………結局見つからず、警察が来たのは30分後。…………生きていたのは………私だけだった。」

 

「別にミジンコになったって構わない。私は本当に神がいるなら、立ち向かいたいだけよ。……だって理不尽過ぎるじゃない。あの日までは立派なお姉ちゃんで居られた自信があったのに。守りたい全てを三十分で奪われた。そんな人生って許せないじゃない。」

 

ゆりが生前の辛いことを教えてくれた。アニメで見たから内容は知っていたけど、間近で聞くと辛い。転生者?であることでゆり達を騙しているみたいで心が痛む。

 

「強いなゆりは。俺の記憶がそんなのだったら、直ぐに消えてしまいたいと思う。けど、ゆりは抗うんだな。」

 

音無が素直なことを言う。

 

「そうよ。これからも抗い続けるわ。」

 

ゆりが立ち上がりながら言う。

 

「最後に一ついいか?ゆりはどうして死んだんだ?」

 

「ああ。馬鹿ね自殺なんかじゃないわよ。自殺した人間が抗うわけないじゃない。それにこの世界には、自殺した人間はいないわ。」

 

ゆりが恥ずかしそうに言う。

 

けど自殺した人間でも探せば居そうなんだよな~

 

と考えていると、脳内にカエルが岩に潰されるビジョンが浮かぶ。

 

メメタァー

 

「さあ。行きましょう。あなた達は私が守るわ。」

 

しばらく先に進むと入り口が見つかり、扉を開け下に降りていく。

ここ降りるふりをして俺だけ上にのこる。

 

「さて、奏が来るまで待ちますか。」

 

しばらくして奏が現れる。

 

トラップがあるがスキルを使って無力化する(物理w)

 

「………兄さん。どうしてここに入るの?」

 

「面白いからかな。」

 

「そう。けどここは危険よ。」

 

「分かってるよ。ところで話は変わるけど、夕飯まだなんだけど一緒に食べない?」

 

「………まだここの見回りが終わってないわ。」

 

「麻婆豆腐」

 

「!?」

 

これは釣れるか?

 

「……何しているの?早く行きましょう。」

 

「あ、そうだな。」

 

おいおい、釣れちゃったよ。いつもは真面目でクールなんだけど麻婆豆腐となると、こうなっちまう。まあ、そこが可愛いのだけど。

 

こうして俺は奏と食堂へ向かった。

 

響SideOut

 

音無視点

 

入り口の梯子を降りながら見渡す。

 

「ここがギルド!?」

小さな工場町のような風景

 

下まで降りると

 

「おー!ゆりっぺだ。」

「無事だった。」

 

ギルドの作業員が近寄ってくる。

この人達がここで武器を作っているのか。

 

「あの罠のなかたどりつきやがったか。ゆりっぺ。」

 

「そんなことより天使は?」

 

「さっきまで止まっていたが、また動きだしたようだ。」

 

ズズンっと音がする。

 

「また掛かった。」

 

「近いな。」

 

みんなゆりに指示を仰ぐ。

 

「ここは破棄するわ。」

 

ゆりの判断にみんな意見する。

 

「正気か、ゆりっぺ。武器や道具が作れなくなっちまうぜ。」

 

「大切なのは、場所や道具じゃない。記憶よ。あなた達それを忘れたの!」

 

ゆりの言葉を聞いて疑問に思った。

 

「どういうことだ?ゆり。」

 

「この世界では、命在るものは生まれない。けど形だけのものは生み出せる。それを構成する仕組みと方法さえ知っていれば、本来何も必要ないのよ。土塊からでも生み出せるわ。」

 

ゆりが言い終わると一人が続くように言った。

 

「だが、いつからか効率優先となりこんな工場でレプリカばかり作る仕事に慣れていってしまった。」

 

「チャーさん。」

 

この人も高校生?

音無が疑問に思うのも仕方がない。

背中に漂う哀愁は高校生のものとは思えない。

 

「本来私達は、形だけのものに記憶で命を吹きこんできた。」

 

「なら、オールドギルドに行こう。永く捨て置いた場所だ。彼処には何もないが、土塊だけなら山程ある。」

 

「じゃあここは?」

 

「爆破だ。天使はオールドギルドには渡らせない。彼処は俺達が帰れる唯一の場所だ。」

 

「しかし……」

 

一人が食い下がるが上でまた音がする。

 

「持っていくものは、記憶と職人としてのプライド。それだけだ。違うか!」

 

「「はい!」」

 

他の人達が爆破の準備に取り掛かる。

 

「ゆり?どこへ。」

 

「時間稼ぎよ。」

 

と聞きすることもないからゆりを追う。

 

「あら。あなたも来たの?」

 

「下に居てもやることないからな。」

 

トラップのある場所が土煙で見ない。煙が晴れると……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………誰もいない。

 

「「え?」」

 

「どういうことだ?」

 

「さあ?分からないわ。」

 

しばらく警戒しながら、シェルターに避難した。

 

「爆破するぞ。いいな?」

「やって。」

「爆破!」

 

ズドドドドンと凄まじい音が鳴り爆破されていく。

 

オールドギルド

 

「何年振りだろうな?本当に何もありゃしない。」

 

「壁を突っつけば幾らでも土塊は落ちてくるわよ。」

 

「ハハハ、ヒデェ塒だよ。」

 

そう言ったチャーはどこか嬉しそうだった。

 

「また一つよろしく。」

 

「ああ。よーし。とっとと始めるぞ。」

 

チャーの言葉ともに一斉に作業に移る。

 

「馬鹿ども、お目覚め?ギルドは破棄したわ。総員に次ぐ、至急オールドギルドへ。武器の補充はそこで行う。」

 

ゆりが無線で指示をだす。その姿を見ながらこう思う。

 

…立派にリーダー、出来てんよ。

 

音無SideOut

 

響Side

 

俺は食堂で奏と夕飯を食べていた。

 

食べ終わると奏が聞いてきた。

 

「ところで兄さん。来週球技大会があるけど、参加しない?」

 

「種目は?」

 

「野球よ。」

 

「メンバー決まっているの?」

 

「あと一人なの。それで兄さんに参加して欲しいのだけど。……ダメかな?」

 

奏が上目遣いで頼んでくる。

そんな頼み方されたら断れない。

 

「分かった。じゃあチームに入れてもらうよ。」

 

「じゃあ放課後に練習あるから明日から練習よ。」

 

「分かった。」

 

こうして奏と別れ寮に帰る。

 

 




IS二期が始まって見ていると二次小説書きたくなるw
まあこの話は置いといて。
次回を楽しみに待って頂けたら幸いです。
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