この素晴らしい世界にオリジナルライダーを   作:にゃはっふー

4 / 9
剣と言うチートオリ主、そんな物語を狂わせる歯車でも求められる物語。
知っていたり、出せたら乱入させたい。だけどこの子学生です。
映画版くらいか、出せたとしたら。
そんなこと考えながら、世界を荒らします。


女神との出会い、そして彼の暴走は続く

 幸運の女神エリス。それが彼女、盗賊クリスらしい。

 彼女が言うには、異次元を通り、何者かが不穏に世界に関わったから、どんな人物が見極めるために来たらしい。

 そして全ての事情を聞いて、半泣きになった。

 

「そ、そんなに危険なものなんですか・・・」

 

 ソロモンの杖、ノイズを異次元の宝物庫に管理して、操ることができる。詳しく説明しても混乱するだけだから、かなりかみ砕いているが、ノイズの特性、伝えなければいけないことは伝えた。

 クリスはいまギルドでその話を聞き、かなり青ざめている。

 

「知らないで渡したりしてるのか? まだ神界? にあれば破壊したいんだが」

「・・・ずっと前に、異次元で拾った杖、直して渡したって、先輩言ってたから」

「・・・よし滅ぼそう」

 

 涙目でだきついて止めるクリスに、奏もまあまあと思う。

 だが目は笑っていない。それもそうだ。

 俺達の世界で多くの人の人生を狂わせ、それだけじゃないことを証明したソロモンの杖を、たまたま見つけたから直して使う。

 正直その先輩女神を消したくなる。

 まあこちらの事情は説明した。

 

「これでいいだろ、邪魔するば倒す。いいな」

「・・・」

 

 難しい顔のまま、クリスは黙り込む。

 壁画などのエリスとは銀髪以外似ていないが、仮の姿なのは見て分かる。そういったもの達とよく戦うため、感覚で分かるようになっていた。

 

「とりあえず登録も終わったし、神器のもとに出向くか」

「だな、っていうかな・・・」

 

 冒険者カードを見る剣と奏。奏はシンガーと言う、音楽家の職業に対して、剣は冒険者と言う職業である。

 何か色々と説明されていたが無視したし、能力も平均だった。

 だが奏だけは少し怪訝な顔になる。

 

(最弱職の冒険者? こいつが?)

 

 異常なまでの強さを持つ剣が、平均値並みのステータスで、それしか選ぶものがない。受付の方はチームを組むことをおすすめしていたが、する必要を感じない。

 だが、カードをよく見ると、違和感もある。

 

(・・・ん?)

 

 小さな星マークのようなものが見えるのだが、これはいったいと思う。

 だがそれを無視して、とある場所を目指す。

 

「いく宛あるのか?」

「実はこの子以外に、妙な力の波動を感じる。たぶんそっちになにかある」

「えっ、この近くに神器があるって話だけど、わかるんですか?」

 

 彼女自身も次の人、悪用を避けるために回収したりするらしいので連れて行こう。道も分からないから。

 だが、剣はある決意はしている。それを知らずに、女神と共に行動を開始。

 

 

 

 マグマがある溶岩地帯。本来暑いのだが、平気な顔の二人に、クリスは色々と聞く。

 

「貴方と言い、カナデ? さんも、普通の人間じゃないですよね?」

「女神に言われたくないな」

「私は人間じゃないよ、オーバーロード。とある力で人間をもとに強化された肉体手に入れた感じかね? まあ人とかわらないけど、人間じゃないよ」

 

 そんな会話の中、じゃあ剣はと言えば、

 

「これが普通の人間なんだよね、信じられないけど」

「むしろ、人間だから手に入れた力だよ、俺の場合。ただ借りてるだけの代理品さ」

 

 そう言いながら、この辺りを歩く。当たり前だが生き物はいない。

 溶岩のようなものが見えたりと、生き物の気配はないが、警戒は解かない。

 

「ここは昔、エンシェントドラゴンっていう、凶悪な魔物がいたみたいだけど、転生者の人が討伐したみたいなんだ。名前は知らないけど、魔剣グラムの使い手」

 

 そうかと呟く。

 つまりそいつは、

 

「見逃したのか」

 

 そう言った途端、溶岩の中から巨大なドラゴンが我々の前に現れた。

 クリスはえっと驚き、奏はへえと驚き、剣だけは気にせずに見据える。

 

「念のため聞くが、貴様はなんだ」

『ほう、人間のくせに、我に話しかけてくるとは』

「見ただけで最近、意志疎通できるか否かわかるようになってきてね」

 

 あまり気にせず、腰を抜かすかのように、クリスが後ろで引っ張る。泣きそうな顔だが気にしない。

 奏は気にせずに、辺りを見る。

 

「でだ、俺らの目的はこの辺りにある神器の破壊なんだけど」

「へっ!? 破壊なんですかっ!?」

「破壊だ、関係ないものでも破壊する、俺は破壊する、決定事項、俺の手元に入る神器は全部破壊だ」

「待ってッ、中にはこの世界を救うための大事なものもあるんですっ。破壊しないでくださいっ」

「知るか」

 

 そんな話の中、ドラゴンはすぐに、火を口に集めた。

 奏は気づかずに、涙目で訴えるクリスと、気づいていても気にしない剣を見て、ため息をつく。

 

『死ね、人間』

 

 辺りを溶かす灼熱が迫るが、それを、

 

「セイッハアァァァァァァァァァァァァ」

 

 蹴り、そう、灼熱の火を蹴り飛ばした。

 全員と言うより、ドラゴンとクリスは驚愕して、周りの岩は溶岩に変わるが、脚撃による風で、すぐに冷えて固まる。

 奏はもう苦笑する。これで弦十郎や緒川もできると言うのだから、感覚がおかしいのだろう。いや、できそうで怖いなと思う。

 

『き、貴様っ』

「攻撃してきたってことは、神器はあって渡せないか、大人しく渡してくれないか? 溶岩の中にあるそれ」

『!!? そこまでバレているのなら生かしておけぬッ』

 

 溶岩から飛び立つドラゴン、奏はすぐにクリスを安全な場所に移動させる。

 剣は、

 

「お前に敬意を持って、本気で挑もう」

 

 ギアドライバーを取り出し、二つのギアロックシード。ライダーズギアとシンフォギアを取り出す。

 

『ギア・ライダーズッ』『シンフォギアッ』

 

『セットアップ』『スタンバイ』

 

 迫る巨竜に対しても気にもせず、静かに構える。

 

「変身」

 

『サイダサイダサイダサイキョウダーッ』

 

 現れた戦士は、ドラゴンを片腕で止め、投げ飛ばした。

 それに驚くドラゴンとクリス。戦士は振り向きながら、宣言する。

 その姿は、戦士仮面ライダーツルギ。

 

「さあ、乱入させてもらうッ」

 

 物語をねじ曲げる、異物である。

 

 

 

『グアァァァァァァァァァァァァ』

 

 咆哮を上げて、火を放つ。今度は熱では無く、固まりであるが、

 

『カブトギア・クロックアップ』

 

 それははじけ飛び、いつの間にか吹き飛ばされる。時を操る能力を使用したのだから突然かと思いながら、時々思う。

 連携能力時これは、ただの加速能力になるんだろうなと、巨大な爪を振り下ろすドラゴン前に、考えていた。

 

『ブレイドギア・メタル』『ガイムギア・メロンディフェンダー』

 

 身体が硬化し、メロンディフェンダーで防いではじく。

 そのままバナスピアーを取り出し、それでなぎ払う。

 

『ぐおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ』

「悪いがまだまだだ『スタッブ』」

 

 バナスピアーの貫通力があがり、それで巨竜をなぎ払う。

 武器を手放し、今度は連携で畳みかける。

 ライダーズギアを巧みに操作して、ダイヤルを合わせる。

 

『カブトギア・ファイズギア・ドライブギア・スピードアップ』

 

 瞬間、ツルギは光速状態に入り、何度もドラゴンを引き、ボロボロにする。

 その様子を唖然として見ているクリス。

 

「あ、あり得ない・・・神でもないのに、時を操ったり、あんな動き・・・耐えられるはずがない・・・」

「だけど耐える、それが彼奴の選んだ、戦士の道だ」

 

『ウィザードギア・デンオーギア・オーズギア・ビーストアップ』

 

 翼を広げ、飛翔する二人。

 だがその巨体をはじき飛ばすツルギ。人の姿だが、まるで列車のようなレールを通って走り、巨竜にも負けない爪を用いてはじいているように見えた。

 

「剣ッ、さすがに時間が長いぞっ」

「分かってるッ、こっちに来てくれ、ガングニールピースッ」

「あいよッ」

 

 そう言って紅い閃光になり、手元に来る奏。それはガングニールピースと言う武器であり、奏のもう一つの姿。

 シンセイバーと合わせ、ここで終わらす。

 

「力と歌、借りるぜ調ッ」

 

『シュルシャガナ・ハーツッ』

 

 全身の鎧のライン、紋章が桜色にかわり、翼から光を放つ。

 そして奏でられる曲は、調の歌。

 シンセイバーガングニールピースにはオレンジとザクロがセットされていて、光り輝いていて、光から鳴り響くのはノコギリのような音。

 それを振るい、敵を切り刻む。

 

『な、なんだっ!?』

 

 スピードアップの効果もあり、彼が通る道は切り裂かれ、回転して触れれば切れる存在となり、ドラゴンは押される。

 

「幕を下ろそう」

 

『シュルシャガナハーツ・サイダーッ』

 

 身体を捻りながら斬撃を飛ばし、それに固定された瞬間、武器を投げる。

 空に放たれた武器は桜色の螺旋を描き、丸鋸のように回転して、早さのあまり分裂するようにわかれた。

 八方から迫る光速の刃から逃れる敵はいないため、切り刻まれる。

 この技は∞式・

 

「・・・」

 

 ∞式・・・

 

「・・・」

 

 シンフォギアとライダーズギアによる、連携技は、装者達と共に名前を考えている。この様子は無限のように斬撃が迫るから、∞式・なんちゃらと調が名付けた。

 まずい、下の辺り忘れた。

 

「・・・奏に聞こう」

 

 そう呟きながら、巨竜は倒れる。

 ガングニールピースから奏に戻る奏は、その様子を見る。

 

「殺してないよな?」

「刃は潰してあるさ、そういう力加減はできる」

「・・・」

 

 クリスも近づき、虫の息の巨竜に戦慄していた。

 

(明らかにまだ本気出してないのに、エンシェントドラゴンをこうも簡単に倒すなんて・・・)

 

 それはつまり、彼らが危惧する道具の危険性が高まるのと同時に、彼ら事態も危険であるということだ。

 クリスは頭を痛める、正直止められない。たとえ神の力を使えても、自分は幸運の女神だ、武神ではないし、彼らも神器使っても倒されるかどうかわからない。

 そして彼はシンフォギアを使う。

 

『ダウルダブラ・ハーツッ』

 

 翼から糸のようなものが溶岩へと放たれる。そしてそれを引き寄せた。

 なにやら杖のようなものだが、ソロモンの杖ではない。

 

「これは」

「これは支配者の杖だよっ」

 

 クリスは驚き、それを手に取る剣。それだけで少し戦慄するが、話せば分かるだろうと思い、正直に話す。

 

「それがあれば、凶悪なモンスターを人々の驚異から遠ざけることができるんだ」

「支配者って意味で、それだけじゃないな?」

「うん、そういったモンスター達を操って、魔王軍と対峙するんだ」

「ほう・・・」

 

 そう、この杖は魔王に支配された動物を救い出す杖と説明する。

 それを最後まで聞いてくれている。クリスは少しだけ心からほっとするが、

 

「最後に聞くが、これは転生者に渡すのか?」

「えっ、うん、そうだよ」

 

『ガングニール・ハーツッ』

 

 そう音が鳴り響き、杖は粉々に粉砕された。

 

「ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

 

 クリスは絶叫する。やっと変身を解く剣は、巨竜の方を見る。

 巨竜は驚いていて、目を見開いていた。

 

「どうして、これがあれば魔王に操られてる動物が救えるのにッ」

「・・・巨竜、お前、この杖の前任者はどういう奴か知ってるな?」

『・・・』

 

 そして話し出す巨竜の話に、クリスは青ざめた。

 杖の持ち主は動物を操り、魔王軍と戦わせたり、雑務を押しつけたりと奴隷のような扱いだった。

 人にとっては絶賛だったらしいが、動物、知能無き獣達にとっては危険極まりないない。そして、

 

『我が息子も奴に操られ、魔王軍と激突して死んだ・・・』

「!!?」

 

 クリスが倒れそうになるのを、奏が支える。

 彼女からすれば、魔王を倒すのが第一なのだが、それでも、そんなことのために使う道具ではないからだ。

 

『我は奴が死に、完璧に力を使えないこの杖の状態を隠すため、この山に訪れる者達を全て倒した・・・とはいえ、魔剣を使う者が現れた際は肝を冷やしたが、同胞とも呼べぬものを倒したと誇っていたからな、それを利用して隠れていた・・・』

「そう、だったの・・・」

「だが安心しろ、お前らを道具に変える杖は俺が破壊した」

『ああ・・・ありがたい、人間の戦士』

 

 それを言われたが、どうでもいいと切り捨てる。

 

「それでもお前は意味も知らずにここを通る者を殺した。それはお前らを操った者とかわらない、それを忘れるなよ」

『・・・その言葉、けして忘れずに刻もう。確かに、無関係の者も殺した。ここで汝なら殺されても構わない』

「待ってッ」

 

 クリスが止めに入る。その様子に驚くが、クリス、エリスは説明する。

 

「これは私達の問題です、この竜に罪があるのなら、私達にも罪がありますっ」

「・・・ならお前はどうする?」

「・・・許されるか分かりません、ですが私は・・・」

 

 女神は黙り込み、剣はシンセイバーを腰に下げて去る。

 その様子を見ながら、巨竜に頭を下げて、あとを追う。

 巨竜は女神からの謝罪を受けて、人は害悪以外は見逃し、平穏に暮らそうと心に決めるのであった。

 

 

 

 しばらく歩く中、エリスは口を開く。

 

「私はここで、神界に戻ります」

「俺達の見張りは良いのか?」

 

 その言葉に、少し振るえたが、

 

「・・・貴方達は信用できます」

 

 そう女神は前を見て呟く。この世界を愛する神の目を見ながら、静かに頷く。

 

「じゃあなエリス、また」

「はい、また」

 

 クリスと分かれ、今度の気配を探る。

 剣は気配を探る中で、

 

「奏様、そう言えば装者みんなの決めた技名を教えてくれませんか?」

「・・・・・・・・本人に聞け」

 

 こうしてこの世界の乱入者は、世に放たれた。

 冒険者カード、ツルギ・シロガネ。

 全てのステータス、オーバースペック、オーバーした分は印をつけて加算されているとは誰も知らない。




はい、剣くんのステータスはオーバーしすぎて星とか+とかついてやっと表示されたということです。誰も気づかない、気づかれない当たり前だ。
ちなみに弦十郎さんと緒川さんから、体術の訓練したり、響ともしてます。もうスペックはあがるあがる。
ドラゴンの火の息吹? 弦十郎さんなら拳の風圧で吹き飛ばすはずです。響もできるよ響も。
ライダーのスペック+、装者達の聖遺物連携技。シュルシャガナを使いました。
桜色の光が放たれて、相手を拘束し、シンセイバーとガングニールピースを合わせたものが回転しながら、丸鋸のように迫る。勢いで八つに分かれて切り刻む。
調「この技は『∞式・』」というあと、剣くんの記憶は無いです。もしかしたら∞式も違うかもしれませんね。
切歌辺り、一緒に考えた技名忘れたらどうなるか。切歌の技? もう記憶にないよ剣くん。アウトだ。
それでは、お読みいただきありがとうございます。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。