紅魔館でする事を終え、人里に帰って即眠った。
予想より自分の身体はボロボロだったらしい。
「らしい」と言うのも、
なかなか自分が寺子屋に来ない事に疑問を抱いた慧音先生が、
自分を発見した後に説教しながら言った事だからだ。
説教が終わった後、何があったか話すと益々怒られた。
何でも、教師がいきなり一人減ると困るし、何より心配だから止めて欲しいと言われた。
そうは言っても自分には目的が有る。
そのため、これからも異変には頭を突っ込むと言ったら、
「この、大馬鹿者が!!」
と言う言葉と共に、頭突きを頂いた。
知ってはいたが、考えていたよりもずっとずっと、痛かった。
そして、待っていた時が来た。
「これが宴会か…」
圧倒された、
その騒がしく、笑い溢れる光景に。
鳥居をくぐり、その中心にいる人を見る。
「あれが…」
博霊 霊夢、博霊神社の巫女であり、東方の二大主人公である「人間」。
能力は空を飛ぶ程度の能力。
人間でありながらスペルカードルールの中では最強クラス、
又スペルカードルールの考案者でもある。
巫女でありながら修行等を殆ど行わない怠け者であり、
それでも問題ないほどの天才である。
姿は赤白の脇が見える特徴的な改造巫女服を着た、女子高生ぐらいの少女。
そしてその隣にいるのが…
霧雨 魔理沙、霊夢と同じ人間であり、
魔法を使う程度の能力を持つ魔法使いである。
男口調のさばさばした性格に見えて、
その実女の子らしい性格の努力家の少女である。
金髪で白黒の、魔法使いとメイドを足して割ったようなかっこをしている。
それにしても、分かっていたことだが女性ばかりである。
早く目的を済ませて帰ろう…
「すいません、届け物です。」
人里で頼まれた報酬である。
「なにかしら?」
「異変の報酬を持ってきました、どうぞ。」
報酬を渡して下がる。
そして横をすり抜けて、
賽銭を入れて柏手を叩く。
「「「……………」」」
一度でいいから此処に参拝に来てみたかったのである。
それにしても、やけに静かなような…?
「やったあ!お賽銭だ!」
「「「「「そんな馬鹿なっ!」」」」」
思わず耳を塞ぐ。
「うるさいわね!ほら、彼も耳を塞いでるじゃない!
有り難う!きっと良いこと有るわよ!」
「馬鹿なことは止すんだぜ!こんな貧乏神社に賽銭入れても、
ご利益が有るわけないんだぜ!!」
「悪かったわね!貧乏で!」
そう言えば、交通の便が悪すぎて参拝客が少ないのだったか…
東方ファンとして、入れないわけにはいかないから入れたが、
此処まで驚かれるとは思わなかった。
因みに、今まで来なかったのも、
交通の便が悪かったからである。
騒ぎが収まった後、
俺は何故か、宴会の中心にいた。
賽銭を入れたせいも有るが、
一度紅魔館に突撃した事がばれたせいでももあった。
「にしても一人で、空も飛べないのに行くなんて、勇気有るわね?」
「腕には覚えが有ったので」
「弾幕も撃て無いんだろ?なかなか出来る事じゃないぜ。」
「勝算は有ったので。」
にしても、一度会っておきたいとは思ったが、
此処まで話す事になるとは考えてい無かった。
「勝算って、かわしきる事か?」
「はい、そうですが…」
「あはははっ!そんな無茶な事考えるなんて、面白いわね」
「変な奴だぜ。」
元の世界なら、二人の方が変だと思うのだが…
「なあ、私と戦ってみないか?」
「魔理沙さんと?」
「ああ、嫌か?」
「まだ少し疲れが残っていまして…」
「レディの誘いを断るなんて、礼儀のなってない奴だぜ。」
「すみません。」
一応、実戦経験は積めたので、
怪我するのが心配なので断る。
因みに、下の名前で呼んでいる理由は、
下の名前の方が良いと本人に言われたからである。
そう言えば、親に勘当されたお嬢様なのだったか…
「ねえ、貴方」
「はい?」
「美鈴とパチェを倒したって本当?」
「はい。」
「ふーん、なかなかやるじゃない。」
「有り難う御座います。」
「私の名前はレミリア•スカーレット、レミリアでいいわ。
ねえ、うちで働いてみない?」
レミリア•スカーレット、吸血鬼。
500年もの間生きていながら、
ともすれば幼女と言われかねないほどの、見た目をした方である。
運命を操る程度の能力を持ち、その能力の全貌は未だ、明らかになっていない。
「それは非常に魅力的な提案なのですが、既に教師をやっておりまして…」
「あら残念、貴方がいれば咲夜の仕事が楽になると思ったのに。」
「申し訳御座いません。」
ふう、緊張した。
紅魔館の主をしているだけあって、凄いプレッシャーだった…
「あの、そろそろお暇しようと思うのですが…」
「ええ~まだ全然飲んで無いじゃない、もう少し呑んで行きなさいよ。」
「お酒は余り得意じゃないので…」
「なら、得意になるまで呑めばいいぜ!」
「いやあの、」
「ほらほら!」
(注意、お酒の酔いに慣れても、
身体の方は大丈夫じゃないので、注意しましょう。)
あの後、他の人達が酔い潰れるまで呑まされた。
身体能力の強化が、肝機能にも効果があって良かった…
その後有る程度の挨拶をして帰ったが、
二日酔いにも成ること無く、気持ちよく起きることが出来た。
とても体が酒臭かったが…
誤字報告からアドバイス、感想まで待ってます。
まあ、批判は自己満足小説なので、ちゃんと見ないかも知れませんが…
それ以外はきちんと読み、返信させて頂きます。
評価も勿論待っています。
モチベーションが上がりますので。