通常弾幕、スペルカードとは違い幾ら使っても大丈夫だが、
火力が低いことが多い。
故に、かわすのは簡単である。
しかし、此方には制限時間が一応有るので、
さっさとスペルカードを使わせたい。だから…
「はっ、こんな弾幕かすりもしないね。」
「なんですって!」
全力で煽る。
「こんなスカスカな弾幕じゃ、妖精すら落とせないぜ?」
「言わせておけば~っ!」
別に、メルランが嫌いな訳ではない、
この方が勝ちやすい、それだけだ。
「なら、どうするって言うんだよ。」
「こうするのよ!騒符「ファントムディニング」!」
1枚目のスペルカード、確か全部で4つ使う筈なので、後3枚である。
「ふん、スペルカードを使った所で使い手がこれじゃ、
当たるわけがないな。」
「ば、馬鹿にするんじゃないわよ!
あんたなんて直ぐ落としてやるんだから!
大体あんた、反撃出来て無いじゃないの!」
「お前に使う価値が無いだけだ、悔しいなら使わせてみろよ。」
「っ!何処までも馬鹿にして!」
目の前を埋め尽くす弾幕、しかし当たらない、
避け方を知っているからだ。
幾ら多くても、知っていれば簡単だ。
ましてや、俺は理想の動きでかわせるのだ、うっかりも無い。
砕け散る光、スペルカードブレイク。
「何で当たらないのよ!」
「お前が弱いからだ、お前に俺は倒せない。」
「一枚破っただけで調子に乗らないで!管霊「ヒノファンタズム」!」
2枚目、これを破れば…
「当たれ…あたってよぉ…」
ざ、罪悪感が…少し煽りすぎたかも知れない…
無論スペルカードブレイクだ。
「………」
「うぅ……グスッ」
泣かせてしまった、加減が分からず、つい煽りすぎたようだ。
「ルナサー!メルランー!」
「どうしたの姉さん!そんなに泣いて…」
「あいつが…あいつがぁ…」
「ご、ごめんなさい…」
よくよく考えれば、躁病なのだから、
感情が激しく動くのである。
その事を考えれば、少し煽るだけで良いことは簡単に分かるはずだ。
つまり、俺が悪い。
「私もやられちゃったし、こうなったら三人でやろう!姉さん!」
「…分かった。」
「うん!ぼっこぼこにするんだから!」
「貴方、あんなに相手を泣かせるなんて…
どんな戦い方したの…」
「ちょっとどうかと思うぜ…」
「俺もやりすぎたと、反省している…」
「「「合奏!「プリズムコンチェルト」!」」」
「三人で放つなんてのもあるのね…」
「感心してるじゃないぜ霊夢!」
「当たらないなら問題無いだろう。」
「むしろなんでそんなに避けられるんだぜ!」
「相手が三人なら、三人で殴ればいいでしょう?」
「俺は弾幕使えないし、流石に近ずいて斬るなんて出来ないぞ。」
「じゃあ二人ね。」
「何でそんな冷静なんだぜ…」
俺は知っていたからである、
霊夢が驚かない理由は分からないが。
霊夢と魔理沙が戦っている、
その後ろで避けるだけの俺。
「我ながら情けない…」
そして、3枚目も破壊。
残るは1枚だけ。
「さあ、観念しなさい!」
「まだよ!まだ1枚ある!」
「このスペルカードで、やっつけてやるんだから!」
「…受けてみなさい。」
「「「大合奏「霊車コンチェルトグロッソ」!」」」
今までよりずっと多い弾幕が俺達を襲う。
「この数…流石にやばいわね。」
「それなら!こいつで吹き飛ばしてやるぜ!」
「恋符「マスタースパーク」!」
魔理沙の十八番、マスタースパーク。
巨大なレーザーが周囲の弾幕も、そして三姉妹も焼き尽くしていく。
「「「きゃあーっ!!」」」
「私の勝ちだぜ!」
「ああ、すごかったよ。」
生でみるマスタースパークは、とてもかっこよく、そして綺麗だった。
「ねえ、あれ…」
「あ…」
「みるも無惨…だな」
そしてそのレーザーは、後ろの結界も吹き飛ばしていた。
「ま、まあ、結界を解除する手間が省けて良かったじゃないか。」
「はあ…まあ良いけど。」
「じゃあ、行こうぜ。」
そして、結界の中へ…
中は石の階段と、もやもやした変な空間の二つしか無かった。
階段の奥は、遠すぎてよく見えない。
「薄気味悪い所だぜ…」
「嫌な感じがするわね…」
「そうだな、早く行こう。」
謎の人魂などを倒しながら進む。
「人魂って…まるで死後の世界のようだぜ…」
「案外、本当にそうだったりしてね。」
空を飛ぶ二人は、特に気にすることなく進んでいるが、
とても不気味だ。
幽霊とか、出てきそうである。
「この冥界に、何の用だ!生きた人間よ!」
そんな事考えてたら出てきた。
咲夜さんが居ないので、
主人公がメルランの相手です…そしてそれに関してやりすぎた事を、謝罪しておきます、
ごめんなさい。
もう、暑すぎて何書いてるか分からなくなってきました。
夏なんて嫌いだ。