遊戯王GX~現世と冥界の使者~   作:冥府の審判

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初めまして冥府の審判といいます。
久しぶりに今のカードに触れて、遊戯王が再熱してしまったため
こういった小説を書こうと思いまして、投稿します。
以前はファンのところで冥府~っというタイトルで始まる遊戯王小説を読んでいたことがありましたが、もう、記憶から抜け落ちているためどなたが書いてたか覚えていませんが、それに負けないぐらい楽しく書いていこうと思います!


プロローグ

「…うっ、ここ…は?」

 

俺は目を覚ますと目の前には知らない天井。

そして布団でしか寝たことがないのになぜかベットで寝ていた。

 

「何がどうなって…?」

 

身体を起こし、クローゼットの横に置かれた鏡で自分を見て驚いた。

驚いたってなぜかって?それは

 

「なんか身体に違和感があると思ったら…若返ってないか俺?

今年で25歳だったはずだけ…時の女神のイタズラでもされたのか!?」

 

待て待て、OTITUKE俺。KOOLになる…じゃなくてCOOLになるんだ。

えっと……俺は確か生まれ持った病で30までは生きられないって言われてたんだよな?

身体を動かすのもあまりできず、大人になってから仕事は基本、PCを使ったものをメインでしかも自宅でするものだった。

 

趣味といえば遊戯王デュエルモンスターズ。

俺が子供の頃に流行りだしたのをきっかけにその歳までやっていた。

大会とかにも出たりしてたな。

って、そんなこと言ってる場合じゃねえな。

そう思い俺は近くにあったテレビのリモコンを手にし、テレビをつけて現状確認をしてみると……

 

『現在、海馬ランドとI2社によって新たな……』

 

即座にテレビを消す。

……海馬ランドにI2社って遊戯王だよな? 現実にそんな施設は無かったはずだよな?

俺は嫌な予感を感じながらも恐る恐る、自分の目と耳を信じてもう一度テレビをつけてみる。

 

『海馬社長とペガサス会長により、新たな召喚方法がいくつも発案され近々実施することが決定しました!

今日未明、海馬コーポレーションにペガサス会長が来訪されることを突き止めた我々テレビ局はさっそくインタビューをすることにしました』

 

そういいながらあの海馬瀬戸とペガサス・J・クロフォードがテレビ画面に映った。

マジで本物だ。コスプレとかそういうのじゃねえ、マジモノの本物だぞ!?

 

『海馬社長、ペガサス会長。今回なぜ、このような重大発表を極秘に進めていたのでしょうか?』

 

そうマイクを2人に近づけ、インタビューを始める女性。

そんな女性に対し、海馬社長は嫌そうな表情を見せるがペガサス会長は笑顔で答えた。

 

『ここ数年、デュエルモンスターズは攻撃力を高く見ることによって、攻撃力が低いモンスターなどを使えないというデュエリストが増えていマース。

私は心が痛いのデース。どんなカードにも必ず役割などがあります。しかーし、とあるデュエリストは圧倒的な攻撃力を前にと……私はここ数年の大会で見てきました』

 

悲しそうな表情を浮かべながらペガサス会長はそう言っている。

確かにアニメの場合、攻撃力が重視されてたりするもんな。リアルでは攻撃力0だろうが、効果モンスターなら普通にデッキに組み込むし。

 

『そこで私と海馬ボーイはシンクロ・エクシーズ、そしてペンデュラムという3つの召喚方法を考え、後日発表することにしていました。

なぜユーたちがこの情報をかぎつけたかは知りませんがね』

 

『ふぅん……シンクロ・エクシーズ・ペンデュラム召喚に関しては後日の発表会にて詳細は説明してやる。

今は引け。こちらは忙しいのだ!』

 

そういい、画面が真っ暗になった。

いや真っ暗になったじゃなくてされただろうな。

俺はテレビを消して思う。

 

「……これは夢、じゃないよなぁ…」

 

こんなリアルすぎる夢があってたまるか。

夢だと思いたかったが、これは現実だと俺の脳は判断した

理解が追いつかないが、現実だという事は理解するしかない。

 

「…待て、これが仮に現実だとすると俺のカードは?」

 

俺は若返る前からカードはケースなどに入れていたが…むっ?見覚えのないトランクがいくつかあるな。

俺はトランクを不思議に思いながら開けてみると……

 

「こ、これは!?」

 

トランクの中身は俺が今まで作ったデッキの数々だった。

【妖仙獣】【竜星】【影霊衣】【シンクロダーク】【DD】【青眼の白龍】【彼岸】ect…

それにほかのトランクには今まで集めたカードが全部あった。…いや神とか青眼とかいろいろやばいものがあるけども。

 

「こりゃ、発表と同時に発売されるカードブールによって使うデッキ考えないといけなくなるな」

 

もう今は現実ならとことん楽しむしかないと思うんだ。

なんか病気も治ってるぽいし、身体が物凄く軽いんだよな。

 

俺は一旦トランクを閉じる。

そして部屋を見渡す。見た感じ俺は一人暮らしみたいだな。

家の中なにの家事をしている音もしないし、机には何やら受験票とカレンダーに○マークがついた日がある。

受験票にはこう書かれていた……【デュエル・アカデミア】と。

 

デュエル・アカデミア……遊戯王GXから登場したデュエルとそのほかに関することを学ぶ学園島のことを指す。

ARC-Vでは別次元を侵略・進行する組織となっているけど、原点はデュエルを学ぶ学園。

 

しかし、わからない。なぜ俺は生き返ってしかも若返っているのか。

俺の精神年齢はすでに25歳だ。高校などには病気のせいで通うことは叶わなかったから嬉しいがなぜ遊戯王なのか。

特にGXの世界なのがあまりな。GXではサイバー流とかそういう流派があったし、若い頃に二次小説でそういうアンチ系を読んでいたことはあったからな。

できればそういうことはないと願いたいな。

 

ピコン

 

……なにかフラグがたった音はしたが気にしたら負けだな。

現実だとバーンにロックなどは当たり前だったからサイバー流とかそれに染まってるやつ等に使うと無効だ!とかなりそうだ…そういうのが一番むかつくけど。

俺にもっと気持ちよくデュエルさせろよ!ってなりそうだな。

 

さて、とりあえず受験日と発表日まで耐え忍ぶか…どのデッキが使えるか…それを確認するためにもな!

 

 

 

………………

…………

……

 

 

 

 

俺が若返って1週間が経過した。

その間に言われていた発表はあった。それと同時に先日、そのカードなどが入ったパックが全国で超販売され、近所にあったカードショップは慌ただしい様子だ。

開店から閉店までお客の波が途切れることがない。それを見ながら俺は発売されて中に入ってるカードの情報をネットで確認している。

どうやら特別なカード扱いのあれ(五龍とか七皇の剣とかNo.とかはないみたいだ。)

 

ただ、すでにネット販売で攻撃力の高いものが高値で販売、攻撃力が低いカードとかは安値で売られていた。

コメントなどにはこんな効果使い道ねえだろとか、バーンなど卑怯なことはしない!

そういう理由だけで売られているカードが多く存在している。テレビみてねえのかよ。

 

だが、これで作るデッキや使うデッキは決まったな。

見せてやるよ。OCGプレイヤーのデッキ構成技術をな!

 

どうせ色々なカードがあるんだ、現実ではできなかった楽しみ方も探していくこともまた娯楽の1つ!

取り合ずまずは受験で使うデッキだな。

 

 

 

 

………………

…………

……

 

 

 

そうそう、自己紹介がまだだったな。

俺の名前は神代遊次ってんだよろしく。

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