八重、彩加
その朝もいつもと変わらず早朝テニスを楽しんだアタシと彩加だけどやっぱりアタシの誕生日なのにってきにしてるから
「良いんだよ、アタシはこうやって彩加がアタシの側に居てくれるのが幸せなんだから
それにこんな風に純粋にテニスを楽しめる時間ってのは限られてるんだよ?」
アタシにそう言われて不服顔をする彩加に
「背が伸びて筋力が向上しスキルアップしてきてる彩加の相手が務まる時間はそんなに残ってないしアタシがいつまでも相手が勤まってちゃダメなんだよ」
アタシがそう諭すと
「じゃあ僕の方が八重ちゃんのコーチをする日がくるかもしれないってこと?」
そう言われて
「理論は簡単には譲らないけど言ってみれば実技に関しては時間の問題じゃないのかな?」
そうアタシが答えると一瞬地面が揺れた
ー地震?ー
その二文字が頭に過ったけどアタシのPHSも彩加のスマホも沈黙したままで何も言わないのがおかしかった
そう、地震ならあるはずの地震速報が無いのは明らかにおかしかった
そんなアタシ達の前に一台の車が止まりアタシ達の前に降り立った人物を見てアタシ達は驚愕した
「八…なんでアンタが…それに陽乃さん?」
恐る恐るって感じでそう声を掛けると
「そう言うお前は小町…に、似た小学生と彩加によく似た…『ドガっ!』「誰が小学生だ、こらっ?こー見えてもアタシは今日17になったばっかのJKだ、バカにすんな」」
八によく似たソイツの向こう脛に蹴りをぶちこ見そう言い捨てると苦笑いの彩加が
「僕は戸塚彩加、総武高の二年です」
そう言って頭を下げるからアタシも仕方無く
「比企谷八重、同じく総武の二年だ」
そう名乗ると
「比企谷八幡、総武の三J所属だ…」
「私は雪ノ下陽乃…T大三回生だよ、知ってるよね?別の世界の比企谷君」
そう言われて
「やっぱそーゆー展開かよ…」
そう言って二人を眺めて
「そっか…TSしなかったら陽乃さん選んでたのか…結衣や雪乃じゃなくて…」
そう言って考え込むと
「そうゆーお前は彩加か、さすが俺だな男を見る目があるぞ」
そんなアホなことを言うから
「そうゆー姫菜が喜びそうなネタは勘弁してくれ…」
そう言ったら
「腐女子は健在か…」
八がそうゆーから
「姫菜がんな簡単に変わるかよ?」
そうアタシが聞き返したら
「変わってほしい…だな?まぁ、腐女子じゃない海老名さんも中々想像できんがな…」
そう言われて二人して溜め息を吐いて
「だよなぁ~、姫菜のアイデンティティーだからな…そんな簡単に変わるわけ無いよな?隼人に言い寄られてるアタシを見てはや×八キマシタ~って叫んで赤い噴水上げてるんだよ?
あれは絶対に脳内で八と入れ換えてるよ」
そう言って苦笑いを浮かべると
「まぁ、確かにな…俺にも容易に創造できちまってほれ、鳥肌もんよ…」
と、言って一個上の八も乾いた笑い声をあげていた