八幡特集   作:春の雪舞い散る

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 オリヒロ登場です、イメージキャラはサクラ大戦、風組の高村椿です


八幡の誕生日、金居可南子ルート編

 金居ルート

 

 今日は比企谷君の…うううん、八幡くんの誕生日…

 

 彼の周りに集まる(学内のトップレベルの)美少女達と比べたら魅力の乏しいジミっ娘の私に太刀打ちできる要素なんか全然見当たらない

 

 唯一の取り柄、自信だった家事炊事も川崎さんがいるからはっきり言ってパッとしないんだよね…決して負けてないとは思うけど

 

 それに引き換え比企谷君は頼れる皆の…大人の人からも信頼されてる凄い人なのに違う意味でエライエライと言っては笑いを取る人なんだよね…

 

 だから私はせめてもの希望…彼の側に居たいと願う

 

 彼の周りに集まるヒロイン達に比べたら取るに足らない端役の私でもそうありたいって願ってしまう

 

 我儘言ってるのはわかってるけど一生に一度だけで良い、叶わなくても良いから今この時だけはこの夢を見続けていたい…

 

 せめて彼が好きな誰かを選ぶその瞬間までは彼を思い続けていたいから…

 

 そう私は願った、その日の訪れが一日でも遅くなるように…と

 

 今しばらくはこの夢を見ていたいから

 

 決して叶うこと無いだろう私の夢、私の初恋…私の王子様…比企谷八幡君…

 

 その想いを一針一針に込め今仕上げの名前を刺繍している私の手作り作務衣

 

 それが私から彼に贈るプレゼント

 

 地味だけど着心地よく使い勝手が良いからきっと気に入ってくれるはず?

 

 と、言うか喜んでくれると嬉しいんだけどな…

 

 「さぁ、終わった…」

 

 そう呟いて仕上がったばかりの作務衣を紙袋にしまい総武高に向かう私は一色さんさんと共にケーキ班としてバースデーケーキを焼こう

 

 彼の誕生日、彼をこの世に送り出し私達に出会わせてくれたご両親に感謝して…

 

 今の私の想いを生地に込めて八幡君に届けたい

 

 

比企谷君が会場に呼ばれた

 

 揉めに揉めた比企谷君のエスコート役は結局川崎さんの幼い弟君と妹ちゃんが選ばれた

 

 つまり皆平等にチャンスを失った…って訳

 

 まぁ、一番無難な結末と言いますかオチ?ですよね…

 

 保育園児達が彼を囲み園で描いた彼似顔絵を得意気に渡しているし彼も嬉しそうにそれを受け取っている

 

 その後が小学生の子達と彼の人気の程が伺える…本当に小さい子達からも慕われてるよね

 

 でも…鶴見留美ちゃん、鶴見先生のお嬢さんであるアノ子は他の子とは八幡を見る目は全然違うね

 

 アノ目は完全に恋する乙女が意中の異性に向けるめだよね?

 

 皆さん、子供だからと油断していたら足元掬われますよ?

 

 留美ちゃんだっていつまでも子供じゃないんだしそうなったら年下の若さは脅威となりますからね?

 

 

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