また、もう一度   作:フリムン

4 / 5
 た、短編週間ランキング3位………なにこれ怖い。
 こんなに評価貰えたの初めて過ぎて震える。

 本当にありがとうございます。



 ところで思ったけど、ブリーチのタグに良くある『オリ斬魄刀』
 これってよくよく考えたらこのタグ要らなくね? って思う。

 だって斬魄刀って皆違うわけじゃん? ならオリ主が使おうが原作勢が使おうがオリジナルの斬魄刀な訳じゃん?

 ……………逆にオリジナルじゃない斬魄刀ってなんだ。阿片さんとか鎧さんか?


斬魄刀、その姿―――

 

「えーっと…………」

 

 ただいまオレは、懐かしき一護の姿を求めてあっちへふらふらこっちへふらふらと瀞霊廷中を駆けずり回っていた。

 

 つまり、平たく言うと、

 

「ココハドコデスカ……?」

 

 迷った………どこだよここ完全に迷ったぞちくしょう…………っ! 最善は一角さんたちと戦う前だけど、あれは一護達があの人たちの前に落ちたからぶっちゃけ不可能。

 次善としては阿散井副隊長と会う前。ぶっちゃけこれが一番やり易いではある。

 

 最悪なのがそれらに立ち会えなかった更木隊長の時だ。

 

 織姫とかチャドとかと先に会うのも良いけれど、ここは幼馴染みとして、イケメンオリ主(自称)としては一護が一番望ましい。というかそれ意外ないだろ、うん。

 

 

 

 てな訳ねで、

 

「うぉぉぉお、どこだ、いち………旅禍ぁぁあ!!」

 

 ひたすら叫びながら瀞霊廷を駆け回ることにした。

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

 

「むっ!? あれはが、が、ガンなんとかさんの花火だ! 向こうだな!」

 

 しばらく走っていると、孔雀さんが負けたことを示す花火が東の方で上がる。

 

「……………よし、そろそろ花太郎が一護達に捕まってる頃かな」

 

 少し時間をとって、オレは瞬歩で花太郎の霊圧のもとまで飛んでいく。

 

 

 すると、

 

「あ、いた」

 

 小脇に花太郎を抱えた一護と、ガンなんとかさんを見つけたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

 

「っ! 一護!!」

 

 岩鷲の言葉に反応し、その場からバックステップでのくと、俺が次に踏み出そうとしていた場所に一条の光が辺り、地面を穿った。

 

「い、今のは『白雷』? ど、どこから!?」

 

 脇に抱えた花太郎が辺りをキョロキョロと見回し、それにつられて俺と岩鷲も周囲を警戒する。

 

 

 

 

 

「花太郎を離してもらおうか、旅禍」

 

 

 

 

 しかし、その警戒も空しく、その声は目の前から聞こえてきた。

 

「なっ!?」

 

 気付かなかった。

 あれが死神の瞬間移動、瞬歩ってやつなのか? しかし、なんて速さだ。

 

 目の前にいた男は、改造した死覇装のフードで顔を隠しこちらからは顔を見ることが出来ない。

 

「っ、お前………いや、そんなことはどうでもいい。それよりも、オレの先輩、放してくんねぇか?」

 

 だが、奴はどこか驚いたような雰囲気を出し、その後また警戒を強めた声でこちらに切っ先を向ける。

 

「悪いがこいつには道案内をしてもらうんでね! ここは通らせてもらうぞ!」

「そうはいかねぇな。これでも十三番隊の五席なんだ。いかせねぇよ!」

 

 そう叫んだ男は、斬魄刀の解放をすべくその柄を両手で握り混み、目の前に持ってきたと思ったら、両サイドへと思いっきり引っ張った。

 

 

 

 

 

 

 

「――――咲き閃け、【灼火鉄閃】!!」

 

 

 

 

 

 灼熱の光と共にその斬魄刀は二つに割れて変化し、その形を顕にした。

 

 

「なっ…………」

 

 

 バカな。

 なんだあの斬魄刀は。

 

 浦原さんは、斬魄刀はその名の通り刀だと言っていた。遠距離であったとしても、刃を飛ばす程度。

 

 だけど、だからこそあの斬魄刀は異様すぎる。

 

 だって、あの形は……………

 

 

()()、だと…………!?」

 

 

 それだけでも驚きだと言うのに、その男はさらに驚きの言葉を口にする。

 

「さあ、返してもらうぞ、一護!」

「俺の名前を知っている!?」

「【灼火鉄閃・絶火】!」

 

 男は右手の銃をこちらに向けて引き金を引く。

 

「くっ!?」

 

 直感に従い花太郎を左へ投げ飛ばし、自身は右へ飛ぶと、その銃から放たれた一条の光が後ろの壁へとぶつかり、そして壁が吹き飛ぶ。

 

「【灼火鉄閃・烈火】!」

 

 その直後、奴の持つ()()()()がまるでマシンガンのように火を吹き、炎の弾丸を飛ばしてくる。

 そしてその一発一発が、先ほどの右の銃ほどではないが、それでも小さな爆発を連続で起こし、俺の退路を塞いでいく。

 

「くそっ!」

 

 なんて厄介な斬魄刀だ。

 

 こちとら遠距離攻撃なんか持ってないってのに、奴は連射の左でこちらを追い込み、右の狙撃でこちらを仕留めるスタイルを取っている。

 

「どうしたどうしたぁ! その程度かよ!」

 

 現に、奴はいまだにあの場所から動いておらず、それなのにオレは避けるだけで精一杯で、近付くことさえ儘ならないという状況である。

 

 

 

 切り抜けるにはどうするか……………と、そこまで悩み、岩鷲の方を向いた瞬間、

 

 

「余所見とは余裕だな、一護」

 

 

 すぐ真後ろから、奴の声が聞こえた。

 

「っ!?」

 

 振り向くよりも先に剣を振っていた。

 しかしそれよりも早く、左手の銃が火を吹き、俺の体を爆炎で炙っていく。

 

「くそぉ!」

 

 強い。

 

 相性もあるのだろうが、一角よりも遥かに強い!

 

「ダメだぜ、一護。お前はそうやって焦ると―――――破道の三十二【黄火閃】!」

 

 とっさに回避をしたその場所に爆撃を打ち込まれ、俺はそれをモロに食らってしまう。

 

「相変わらず、咄嗟に右に避ける癖は直ってねぇのかよ」

 

 

 まただ。

 

 またこいつは、まるで俺を知っているかのような口ぶりで俺に話しかけてくる。

 

 いい加減我慢の限界だ。

 

「なんだよてめぇは! さっきから俺の事を知っているような事ばっか言いやがって! 顔を見せやがれフード野郎!」

 

 そう叫ぶと、そのフード野郎は何故か肩を落としてため息混じりに口を開いた。

 

 

「おいおいおい、マジかよ忘れちまったのかよ……………そうかぁ、こんなイケメンボイス(自称)も、三年も聞かせてなかったならそら忘れるよなぁ……………泣いてないもん」

 

 と、何処か聞き覚えのある愚痴を漏らしながら、そのフードに手をかけて――――――……………

 

 

 

 

 

 

「オレの事を忘れるたぁ、悲しいねぇ一護!

 なら名乗ってやんよ!」

 

 

 フードを剥ぎ取った、その顔は………

 

 

「十三番隊第五席! 瀞霊廷で唯一【射撃】の斬魄刀を持つ男、漆やm…」

 

「そん、な………」

 

 

 

 そんな、こんなことって……………これじゃあ、タツキになんて言えば良いんだよ………

 

 

 

 

 

「何でお前がそこにいるんだよ、善吾!!」

 

 

「あ、名前言われた」

 

 

 

 これが、俺と善吾の、再会した瞬間であった。




【灼火鉄閃】
 右に単発高威力の拳銃(リボルバー)、左に連射低威力の拳銃(オートマチック)の二挺銃スタイル。形のイメージは刀語の【炎刀・銃】
 ガッツリ遠距離だしクインシーにも同じ銃使いいたけど彼らとの関連性は皆無。

 基本的には霊力が弾丸であり、自身の霊圧がつきない限り弾切れはない。
 ただし右は二発、左は百発撃つとそれぞれ5秒程のリロードが必要となる。
 また、弾丸は爆炎を固めた高密度爆弾を発射する、どちらかと言えばグレネードに近い性質。着弾と同時に爆発する。
 マガジンは気分で取り替え可能。この辺りはただのロマン。実用性はない。

 銃の色はどちらも黒に赤とオレンジのラインが入っている。
 
 生まれたコンセプトとしては
『なんか奇抜な斬魄刀って考え付かねぇなぁ……………うーん、筆? あ、あるやん。弓? はいはいクインシークインシー。んー、ナックル? シックスナイン隊長。んー、暑苦しいから却下却下。

 ……………はっ! そうだ銃にしよう。あんまり好かれてないだけで一応遠距離の斬魄刀ってそれなりにあるし』
 なんて裏話がある。





 一応短編だし、一護と再会したし、斬魄刀出したし、ここで一旦終わります。タツキには合掌しときます。埋まりながら。


 正確にはぶっちゃけネタ切れたし、何かネタとかこの先の展開とか思い付き次第書く、というスタイルでやっていきます。


 なぜって? だって見切り発進だもん。プロット作ってないもの(土下座)


 ここまでの読了、感想、好評価、お気に入り登録、ありがとうございました。

 皆様の応援があれば多分きっとおそらく、善吾くんの活躍(笑)がこの先あるかもしれません。保証はしません。


 一応メインの連載があるので、そちらが落ち着いたり息抜きしたくなれば、こっちを優先的に上げたいとは思います。



 それでは長文と共に失礼しました。

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