もし、チート艦隊が、艦これの世界に転生したら。   作:トマホーク アンゴル

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空母 経験VS技術 下

「やはり未来の艦載機…!ただでは落ちませんね」

 

 今加賀達は、夜戦で敵機を落としてた。

 しかし、直掩機の攻撃を軽々と避け、こちらに回避不能の攻撃をしてくる。

  さらに、艦載機の大軍が1つの生き物の様に、襲いかかってくる。

  凄まじい技術だ…。

  現在、蒼龍と飛龍が、轟沈判定を貰っている。

  あちらはヲ級の艦載機ゴリ押しによってしなのが轟沈したはずだ。

  つまりあちらは、てんましか残っていないはずだが…。

 

「なんで1隻の空母がこんなに強いのよ!」

 

  そう、強すぎるのだ。

 

「ヒャッハー⁉︎」

 

  隼鷹に噴出弾が当たり、轟沈判定される。

 

「クッ!艦載機ガ全テ落トサレタ‼︎」

 

  ヲ級からの最悪の報告が上がる。

 

「未来の空母…恐ろしい…!」

 

  加賀は人知れず呟いた。

 

 ♢ ♢

 

  その頃、しなの達は、

 

「あははははははははは!そう!そのまま敵艦を沈めなさい‼︎」

 

  てんまが、暴走していた。

 

「てんま…流石魔王の名を受け継ぐ艦…!」

 

  横では、暴走てんまにドン引きの轟沈判定のしなのがいた。

 

  時は遡って夜戦が始まった頃。

  てんまが物騒な笑みを浮かべならが全機発艦。

  しなのも発艦した後、ヲ級の艦載機の波状攻撃に轟沈判定。

  そこからてんまのガタが外れ、現在の様な状況になった。

 

「さぁ!龍驤及び鳳翔轟沈!次は……赤城だぁ‼︎」

 

  この演習では、轟沈判定のしなのに艦載機運用能力はもちろん、指示も出せない。

 だから、ファントムやアパッチは、てんまの指示に従わねばならない。

  しなのは、てんまにその数の艦載機に指示が出せるか不安だった。

  しかし、しなのが沈んでから、自分の艦載機、ファントムやホークアイ、さらにアパッチを使いこなし、的確な指示で沈めてく。

 

「化け物だ…」

 

  そう呟くしなのを尻目にてんまは叫ぶ。

 

「この私が化け物…。違う、私は魔王だ!フッフハハハハハハハハハ‼︎よし!赤城及びヲ級轟沈‼︎」

 

 誰も魔王を止められない。

 

 ♢ ♢

 

「赤城さん大丈夫⁉︎」

「大丈夫です…的確な攻撃ですね…」

 

 確かに今の攻撃は、的確すぎる。

 まるで、てんまが本領を発揮したかの様に。

 

「艦載機ヲ可能ナ限リ飛バシタ…囮に使カッテクレ、頼ム」

 

 ヲ級がボロボロの姿で言った。

 今は味方とはいえ、元敵にそこまで言うか。

  そんなことを考えたが、すぐに振り払う。

 ヲ級達の信頼を無下にしない。

 

「行くわよ、瑞鶴!」

「ええ!」

 

 この為に、ある秘策を準備していた。

 いくら未来の空母とは言え、加賀達の作戦を気づかないはずだ。

 

「全機!こちらにてんまの気を引いて!」

「派手に暴れなさい!」

 

 加賀の艦載機が敵機の気を引き、瑞鶴の艦載機がてんまに向かった。

 

 ♢ ♢

 

「無駄な事を…今楽にしてやる…」

 

 物騒とかそんなレベルじゃないてんまの発言に、しなのはシーバットと話してた。

 

「これ、止めた方が良くない?」

「大丈夫ですよ。夜の彼女、いつもあんな感じですよ?」

「初耳⁉︎」

 

  ギョッとするしなのにシーバットは話す。

 

「夜になると、彼女なんか性格変わるんですよね…。貴方は夕方の内に寝ますから、知らないでしょうけど…」

「……てか、いぶきが良く許してたね」

「いぶきさんは『面白い』のひと言で、一蹴してましたね。あとあの人、お酒を飲むと普通の女の人の喋り方になりますよ?」

「ゑ?」

「普通に『本当!面白いね〜。暁の話はいつ聴いても楽しい!もっと聞かせて?』って言ってますし、おすし」

「まじ…か」

 

  そう話してる内に、てんまの声が聞こえる。

  だが、その声はドS全開の声では無かった。

 

「クッ!私の邪魔をするかぁ!」

「残念でした!空母は近距離戦闘も日常茶飯事なんですよ!」

「翔鶴!大鳳!邪魔をするなああああああ‼︎」

 

 てんまが大絶叫しながら突っ込むが、あっさりカウンターを叩き込まれ、瑞鶴の魚雷に当たる。

 

「チクショォォォォォォォォォォォ‼︎」

 

 どこぞの完全体が解けた人造人間のそうな絶叫を残して轟沈判定になった。

 

「感謝する。勇者よ」

 

 しなのは、翔鶴達に言った。

 

 ♢ ♢

 

「はぁ、負けてしまいました」

 

 演習が終わり、まずはご飯を食べましょう、と赤城の提案で食堂に皆がいた。

 ちなみにてんまの女王化は、演習が終わると同時に解けた。

 

「でも、てんまさんの夜戦での指揮は、凄かったです!どうしたらあそこまで冷静に入られるのですか?」

「私…夜になると記憶が無くなるので…」

「アレ無意識なの⁉︎」

 

 赤城とてんまの会話に、しなのが入る。

 

「あれ⁉︎あれって何ですか!教えて下さい!皆教えてくれないんですよ!ニコニコしてるばかりで…」

 

 確かにアレは説明がしづらい…。

 

「しなのさんもニコニコしないで教えて下さい!」

 

 そんな食堂に、来客が入った。

 

「ほれ、なんか食うか…好きなもんを注文せぇ」

「やったー」

「あれ?いぶきじゃん」

「おお、しなの達か、何をしておる?」




つか…れた…少し…休んでも…バチ…当たりませんよね…
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