もし、チート艦隊が、艦これの世界に転生したら。 作:トマホーク アンゴル
しなのは後悔していた。
シーバットの話が本当なのか、寝ずに食堂にいた事に。
「でさぁ、しなのっち。私的にもやっぱ、戦闘機を載せたかったのよ。でも、隣や、戦争の『せ』の字も知らないジジイ共のせいで、対潜がメインなんだよ…。別に愚痴ってる訳じゃないよ?でも、せめてもうちょい上がマトモだったら自衛隊の規模が大きく、他の国も簡単に攻めななかったと思うんだよね…」
「ア、ハイソウデスネ」
「大体、いぶきも言ってたけど、日本は、『何も起こらないだろう』って考えてるのがおかしい!常に、『何かあるかも知れない!』って考えるのが普通だよ!ねぇ?」
「マッタクソウデス」
「そもそも、空母は何でダメなの?わざわざ基地から離陸しなくて良いじゃん!」
「それは思う!」
女王モードのてんまからの愚痴を聞いてた。
実は共感出来るものも多いいので、そこまで無下にできない。
その後ろで、いぶきが、ロリ利根姉妹に昔話を聞かせてる。
「そこにいたのは、何と私より背の高い化け物でした。その化け物は自分を攻撃してくる敵を許せずに、魚雷にお腹を貫かれても、人魚を食べようとしました。しかし、対艦ミサイルを喰らい、頭が吹き飛び絶命しました。そして、人魚の海には平和が戻ったのです。それからでした、人魚の人々が、私を『神の船イブキ様』と呼び始めたのは」
「すごーい!」
「お姉ちゃんかっこいい!」
あのいぶきが敬語で話している。
実は、さっき隼鷹が酒を飲ませた結果こうなったのだ。
その横では、加賀としもきたが艦載機について話してる。
「しもきたさんの艦載機はオートジャイロ何ですか?兵装は?」
「オートジャイロではなく、戦闘ヘリコプター『アパッチ』です。コールサインは『ジェロニモ』。兵装は、対戦車ミサイル、対空ミサイル、30mmチェインガンです」
「当たり前のように噴出弾を…。戦闘ヘリコプター?アパッチの名の由来は何ですか?」
「アメリカの先住民です。アパッチ族と呼ばれ、その族長『ジェロニモ』さんは、軍事的征服対策に抵抗した、最後の族長です」
「かっこいいですね」
「ええ、私が尊敬している人です」
さらに、瑞鶴と翔鶴がみらいにイージス護衛艦のスペックを聞いてる。
「みらいさん!イージス護衛艦って、どうゆう風になってるんですか?」
「私達イージス護衛艦は、イージスシステムを搭載し、同時に120以上の目標を追尾、脅威度計算、最短で迎撃できます。本来は音速で飛ぶミサイルや、敵機を落とすものですよ」
「120機…以上⁉︎」
「はい、それにミサイルを交わす手段として、フレア、チャフ等があり、それが無ければ、交わすのは不可能ですね」
「いぶきさんは?」
「いぶきちゃんは、私が『ヘリコプター搭載イージス護衛艦』なのに対し、彼女は『ミサイル搭載イージス護衛艦』ですから、私より強いですよ。それに、いぶきちゃんは大気圏外からの飛翔物…例えば隕石を、補足、迎撃出来ますから」
「凄い…」
「それに私達にはデーターリンクがありますから、死角はありませんよ」
「でーたーりんく?」
「はい。…例えば、私のレーダーが全て沈黙した場合、ミサイルが撃てません。しかし、データーリンクにより、稼働中のいぶきちゃんのレーダーの情報を貰えば、ミサイルが発射可能になる。つまり、データーリンクにより、レーダーの性能が悪くても、周りに高性能のレーダーを搭載してある艦がいれば、それと同じ索敵範囲になるんです」
「…私達はイージス護衛艦に勝てるのでしょうか?」
「うーん。無理では無いでしょうか?あなた達が搭載いている艦載機の飛行距離を、凌駕する射的距離のミサイルをこちらは搭載してますし、レーダーにより、半径500kmは見逃しませんから奇襲も不可能……やっぱり無理ですね」
「そんな……」
悲惨な顔をしてる瑞鶴を翔鶴が励ます。
イージス護衛艦にも勝つつもりでいたんですね…。
みらいがそんな事を考えていると、シーバットが伊8と本を読んでいる。
「おお、この推理小説面白いですね。謎解きが深い…。隠れた名作ですね」
「そうですね。この本もオススメですよ」
夕飯の時間に本は読んではダメですよ…。
みらいは思ったが言わなかった。
「みらいさんイージス護衛艦の弱点を教えて!」
「ふぇ⁉︎えっと。装甲が薄い…」
「それだ!私達が近づけば勝てる!」
「ですからミサイルが…」
夜はまだ始まったばかりだ。
♢ ♢
「えっと、次は…」
いぶき達が所属する鎮守府の提督は残った仕事を片付けてた。
1つの資料に目が止まる。
「ああ…そういや、ドイツの艦娘が研修に来るんだっけ?」
そこには、《艦娘が初めて開発出来た日本に研修を……》との文書が書かれてた。
「まぁ、ここには彼女達がいるから大丈夫でしょう」
そう呟き仕事に戻った。
UAが、昨日の時点で10000超えてた…!