もし、チート艦隊が、艦これの世界に転生したら。   作:トマホーク アンゴル

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私用で更新が遅れます。
あと、タグに『キャラ崩壊』追加しときました。
自分が思うにこの回が1番酷いかも…。


外国の習慣

「ふう…さすが日本だ。料理が素晴らしい」

 

 納豆の匂いはきつかったが。

 

 そう思い、私(ビスマルク)は横を見る。

 そこには、レーベ達が納豆を凄まじい形相で睨んでる。

 

「ダメよ、マックス!しっかり食べなくては!」

 

「限界…レーベ…さよなら…」

 

 レーベ達の茶番が最高潮に達していた。

 

「灰色の魔王の…生贄に…」

 

 イブキ殿はその様な事はしないはずだが…。

 

 聞き耳を立てると彼女達、どうも料理を残したら生贄にされると思ってるらしい。

 大方チョビ髭がホラを吹き込んだのだろう。

 ロクな事しかしない。

 

 ちなみに、チョビ髭はドイツに帰ったが(強制)、『チョビ髭……軍人いや、ドイツ人の面汚しめ‼︎』との一言により、『外出禁止令及び休暇取り消し』が出されたとか。

 それを知った時、内心『ザマァ』と思ったのは内緒だ。

 

「レーベ…故郷の母さんに…ありがとう…ごめんさい、と伝えて…」

 

「やだよ!マックス!そんな事絶対出来ない!」

 

「大丈夫…貴方は強い子……だから泣かないで…」

 

「マックス…マックス…なんで…なんで貴方が…」

 

 レーベ歌劇団の演技に私が惚けてると、隣から声が聞こえる。

 

「レーベ達ってミュージシャンなの?」

 

 しなのさんだ。

 

「しなのさんか…普段はしないのだが…」

 

「しなので良いよ、ビスマルク。普段って事はたまにやるんだ…。てかなんでミュージカルやってんの?」

 

「ああ、『料理を残したら灰色の魔王の生贄にされる』と、チョビ髭が吹き込んだのだろうな…」

 

 それを聞くとしなのは笑う。

 

「あははは!いぶきがそんな事する訳ないじゃん。くふふふふ、お腹痛い…ふふふはははは、生贄ってぷっダメだお腹が破裂するくふふふふ」

 

「な、なんですか!」

 

「私達は…えっと…名前は…。チョビ髭さんにそう言われたんですよ!」

 

 笑うしなのに、レーベ達が食いつく。

 

 本名忘れて、チョビ髭呼ばわりか…。

 あれ?あいつの名前なんだっけ?

 

「いやー。あんな状態のいぶきが、生贄なんぞ要求すると思う?」

 

 しなのが指差す方向には、

 

「ほう」

 

「まあ!」

 

「素敵ですね」

 

 普段は縛ってる銀髪を解き、膝枕で寝てる暁の頭を撫でてるいぶきがいた。

 さらに、いぶきの表情は穏やかで、ドイツで噂していた悪魔の形相とはかけ離れてた。

 

「女神の微笑みだな」

 

「まるで、暁ちゃんのお姉さんですね」

 

「むしろ、お母さんですね」

 

「自分で言っておいてなんだけど、あの表情は激レアだね」

 

 私、レーベ、マックス、しなの、の順で感想を漏らす。

 そこに、電が入ってきて、いぶきの暁がいない方向に寄りかかって眠る。

 

「かわいい…」

 

 その光景にホッコリしてると、いぶきもうとうとして眠ってしまう。

 

「あら、寝ちゃった」

 

「襲っても大丈夫かしら…?」

 

「今言ったの誰⁉︎」

 

 最後の一言で台無しにされ、しなのがげんなりする。

 そこに1人、入ってくる。

 

「どうですか?日本の料理は?」

 

 みらいだ。

 先程の自己紹介で、まどろっこしい敬語は無しになった。

 みらいは敬語だが。

 

「ああ、とても美味だった。みらい、敬語じゃなくても構わないのだが…」

 

「私は敬語で慣れていますので…」

 

「あきらめなよ、ビスマルク。いぶきやあたし相手でも敬語なんだし」

 

 しなのが諦めた表情で言う。

 

「そうか…プリンツは?」

 

 しなのは、シーバットと方向を指差す。

 

「プリンツは、あっちにいるやまとと話してるよ」

 

「大和?この鎮守府にはいないだろ?」

 

 確か横須賀鎮守府だったはずだ。

 

「ああ、それは『戦艦大和』、ここにいるのは、『戦闘独立国家やまと』ソ連とかアメリカ相手に戦った潜水艦だよ。最後は沈んじゃったらしいけど」

 

「ソ連やアメリカ?そんな歴史はないが?」

 

 首をかしげる私にしなのが少し考え言う。

 

「あたし達はパラレルワールドから来たからね。あたしの歴史にはそんな事件無かった。そして、やまとの世界にもあたしの存在が無かった。まぁ、深く考えなさんなって事」

 

「はぁ…」

 

 全くわからない。

 

「それにここにいるあたし達って、あたし以外凄まじい経歴だかからね」

 

「そうなのか?」

 

 自虐的に言うしなのが話す。

 

「そうだよー。あたしなんざ気がついたらこの世界にいたけど。みらいは、日本海軍や米艦隊と戦闘のすえ、大和を差し支えて沈んだからね。いぶきは、異世界に飛ばされて、龍相手に対空戦闘したりして、『神の船イブキ』って呼ばれてんだよ。それに、てんまは元々『空母 いぶき』って名前だったんだけど、中国相手に戦ったらしいよ…凄いよねー」

 

 それぞれの経歴は、凄まじいとかそんな次元では無いと思う。

 

「凄すぎだな…」

 

「まぁ。1つ言えるのは」

 

「言えるのは?」

 

 聞く私にしなのは、ニッと笑う。

 

「こんな化け物相手じゃあ深海の子達に、負けるわけが無い!」




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