もし、チート艦隊が、艦これの世界に転生したら。   作:トマホーク アンゴル

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遅れてしまって申し訳ございませんでした‼︎

理由を述べますと、成績が絶望的に落ちてしまいまして、先生に「お前ホームレスになりたいの?ねえ?…返事しろよ」とガチで怒られて一週間で10分しかスマホが使えなくなり少しずつ書いていました。
進学するまで、更新が大幅に遅れますので、首を長くして待ってて下さい。


いぶきの誕生日 下

 夜。

 それは、某〈夜戦バカ〉が凶暴化し、敵味方問わずに暴れ回る恐怖の時間。

 故に、彼女と艦隊を組み、夜戦に挑むものは、未来の艦娘を除けば、一人としていない。

 しかし、そんな〈夜戦バカ〉を超す、〈夜戦の女帝〉と呼ばれる空母がいる。

 彼女は、日が出るときは明るく、冷静で、一航戦の艦娘からも尊敬されてるが、日が暮れカラスが鳴けば……彼女は女帝となる。

 ある時は敵の行動を完璧に予測し、またある時は敵をコントロールし、沈める、ただ沈める、ただただ沈める。深海棲艦は何を思って沈むのだろう。

 彼女はそんな敵を見て嗤う。無様だと、哀れだと。

 あの〈夜戦バカ〉でさえ、〈夜戦の女帝〉に恐怖し、敬い、忠実なしもべとして動く。

 深海棲艦は、彼女を見ると一目散に逃げるんだとか。

 そんな〈夜戦の女帝〉が、私の艦隊にいる。

 

 

「しゃオラァ!南南東より敵艦!沈めてしまいなさい!全機発艦!ミサイルが無い?あんたが突っ込めばいいじゃない‼︎」

「落ち着いて下さい!てんまさん!カミカゼしちゃダメですよ‼︎提督が『ハハッ…戦闘機一機に、駆逐艦並みの資材とかアハハハハハハハハ…アハハハハハハハハ……死ぬ……』って言ってたんですよ!妖精さんも可愛そうですし!」

「止めるなみらい!彼奴はここで叩かなくてはならぬ!それにでぇじょうぶさ!ドラゴンボールで生きけえるさ!もしくは穢土転生?」

「生き返りません!……確かに妖精さんは、いつの間にか復活しますけど……。あと艦長妖精さんに意見具申して下さい!」

「なるほど……どうですか?艦長!ええええ⁉︎ダメですか⁉︎」

 

 ナニコレ?

 

 そんな事を考えてる私の耳に、ソナーで拾った音が聞こえる。

 

『暁、ここは『なぁにこれぇ?』と言ったほうが正しいですよ』

「心を読まないでよ!潜水艦は大丈夫なの?シーバット」

『《…ヤダァ、シズミタクナイ!》ああ、一隻居ますけど、《ヤメテクレ!ナンデモスル!タノム!タノム!》問題ありません。〈ベキ‼︎バコ!〉《アアアアアアアアア‼︎ヤダヤダ!ヤメテクダサイ‼︎》…あなた達は深海から来てるのに、500メートルで何言ってんですか……1000メートルまで付き合って貰いますよっ!《ムリデス!ムリデス!700メートルデ、ツブレマス!バケモノメ!シンデシマエ‼︎…》〈ゴガガガガ!ベキン‼︎〉…はぁ……少しは粘ってくださいよ…』

 

 ……え?今何を…。

 

『あー……今のは、事故ですよ。たまたま!ポケットから出で来たワイヤーが、たまたま!敵の潜水艦に当たったので、圧壊させただけです。爆雷代が浮きましたね。やったね暁!仕事が減るよ!』

 

「今の明らかにわざとでしょ…。シーバットの事を、化け物って呼んでた潜水艦の気持ちが、分かった気がする…」

 

 そう返す私の近くに、シーバットが海面から顔を出し、ツヤツヤのニッコリ顔で、

 

「違うね……私は人間さ…。人間が人間たらしめているのはただ一つ……己の意思さ…。私は私の意思がある限り、例えガラス瓶の中の培養液に浮かぶ脳髄が私の全てだったとしても……きっと巨大な電算機の記録回路が私の全てだったとしても……私は人間だ!人間は魂の!心の!意思の生き物さ‼︎……深海棲艦は人間の様な化け物で。私は化け物の様な人間なのだろう!」

 

 何が言いたいんだろう……。

 あと浮上、早すぎない?

 

「え⁉︎暁ちゃん、少佐を知らないんですか⁉︎」

「みらい⁉︎そんなに驚く事⁉︎」

「クリークで有名な世界一かっこいいデブの事ですよ‼︎」

「知らないわよ!……てんまは大丈夫なの?」

「あ、艦長が却下したので大丈夫ですよ!」

「すいません!すいません!…はい!しっかり冷静に指揮をします!」

 

 笑ってるみらいの後ろでは、明後日の方向にペコペコ頭を下げてるてんまがいた。

 

 居たんだ……彼女を止められる人……。

 

「もう!……本当にあるの?イヤリングの材料」

 

「ええ、この先に深海棲艦が占領している島が、元々真珠が特産品で儲かってたそうですよ」

 

 私の呟きにシーバットが素早く反応する。まぁ、シーバットが言った情報だし、疑われるのが嫌なのか…。

 

「まぁ、『てんまとシーバットがこっちに向かってる』って情報をリークしたら、一目散に逃げたんですけどね」

 

「うん、当たり前だと思う」

 

 私が即答するとシーバットが憮然とした表情になった。

 

「むー。まるで私をバケモノの様に。私は、潜水空母さんの方が凄いだとおもいますよ!今まで276回『私を潜水空母にする為に改装して下さい!』って意見具申してるのに毎回弾かれるんですよ!」

 

「当たり前でしょ!」

 

 深海一万メートルまで潜れる潜水空母とか悪夢でしかない……。

 

「なんでですか!ただ、しなの達の艦載機や、しもきたのアパッチを乗せるだけですよ!」

 

「それがダメなの!そのうち魔神とか呼ばれるわよ!」

 

「フッ…。前の世界ではデーモンと呼ばれてました」

 

「遅かった……」

 

 シーバットと話してるとみらいから通信が入ってきた。

 

「もう少しで目的地に着きます!周囲を警戒して下さい!あと……しなのさん起きて下さい!器用に寝ながら進まないで下さい!」

 

 ♢ ♢

 

 ◯月×日

 

 今日は姉さんの、誕生日プレゼントを取りに島に行った。

 イヤリングが作れなかったので、しもきたと龍田さんがネックレスを作った。

 えっと……しなのが寝てばっかりで大変だったし、てんまを止められる妖精さんがいてビックリした。

 天龍さんが、『オレ……必要だった?』と言ってみらいがふぉろーしてた。

 姉さんにネックレスを渡したら泣いて喜んでくれた。

 

 あと、シーバットとてんまは凄かった。

 今度は、姉さんと一緒に遊びに行きたい。




ああ、世界史意味不明……。
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