もう少し先になりますがご容赦下さい。
今日も危険な
ストレージ
最近ではモンスターが多く
そんな生活をしばらく続けていると一つだけ問題が発生する事がある…鉱脈が枯れるのだ。
連日の採掘により、始まりの街周辺の鉱脈ポイントを粗方掘り尽くし、鉱脈が復活するのに時間が掛かるため、新たな鉱脈求めて明日は少し遠出をする事にして眠りについた。
現在のレベルは10、スキルは片手棍、片手武器作製、所持容量拡張。レベル12になったら採掘スキルか防具作製系のスキルを取る予定だった。
低層フロアでは採掘スキルがないと採取出来ない鉱物は低層
アラームで目覚めたリズは、宿屋の一階で軽い食事を済ませウィンドウを開き装備を整えると、街の北門目指して歩き出した。
「お!リズベットちゃん、うち2枠空いてるけどよかったら来ない?」
「あ、鉱石堀に行くだけなので今日は遠慮します」
「そっかー、じゃまた今度ね!がんばってー」
「はい、また…」
街を出る直前に、以前パーティを組んだことのある男性プレイヤーに誘われたが素早く離脱。なんとか笑顔で対応出来た自分を少し褒めてやりながら、まだ足を踏み入れた事のない鉱脈エリアを目指して移動を再開した。
単独のモンスターと戦闘したり、複数のモンスターを
よもやそのエリアに鉱脈を掘る先客がいようとは考えもしなかった。
一層ではあまり見かけない、銅製の重金属鎧に身を固めたそのプレイヤーは鉱石採掘に夢中のようで、まだこちらには気づいてないようだ、数秒迷ったリズは決心し口を開いた。
「あのーすみません!」
ギャギンッ!!
驚いたのか、手元を狂わせたプレイヤーのツルハシが、鉱脈ポイントを外し、大きく弾かれた。
「アッ!驚かせてすいません!」
「い、いえっ大丈夫です。」
フラつきながら返事をするプレイヤー。
予想していたより、遥かに
「あ…え…お…?」
パクパクパク
「どうかしましたか?」
と喋るプレイヤーは、女性プレイヤーだったのだ。
「え、えっと、その…私もここで鉱石掘ろうと思ってきたんだけど…」
驚きでタメ口になっている。
「いいですよ、私もそろそろ容量いっぱいで、もう少し掘ったら街に戻ろうと思ってたので」
「あ、ありがとう、じゃ遠慮なくーー。」
と言いつつ彼女の隣の鉱脈ポイントに移動したリズは、普段なら初対面のプレイヤーには絶対聞かない様な事をついつい聞いてしまった。
「あのー、生産系のスキル上げてるんですか?」
「いえ、私は街のNPC鍛冶店に…」
途中で言葉が途切れ、こちらを見た女性プレイヤーはリズの全身を上から下まで眺め…
「もしかして、鍛治スキル上げてるんですかっっ!」
と、目を輝かせながら絶叫した。
「えっ、あ、はい、一応…。」
POP。表記がこれで合ってるのか不安ですが、モンスターが湧く、出現する、の略称だったと思います。
閃光のアスナがフィールドボス攻略会議の折り、何度もリポップするのだから。と言ってましたが、あれは倒したモンスターなどが復活するという意味で使われます。
鉱脈が枯れる。MMOなどのゲームでは採取ポイントが至る所に設定してあり、そこでのみ採取が可能となると思います。通常なら10分とかで再度同じ場所で採取出来る様になった気がしますが、SAOでは復活までの時間が結構長く設定してある様な気がしたのでこの様な話しになりました。何せ広大過ぎる世界ですから。
採取ポイントも至る所に設定してあり、世界観を守る為復活が遅い…のではないかと…
NPC。ノンプレイヤーキャラクターの略。システムが動かすお店の店主とかですね。