突然ですが、ここから刀鬼〜妖の夢〜さんとのコラボ編を書いていきます
内容は...お察しの酷さだよちくせう。
まぁ、読んでみてください。
これは、本編から少し後のお話。しかし、本編とは少しだけ違う世界。
とある平和な館の執事は、久々の休暇を霧の湖で過ごしていた。
普段は隣に瀟洒なメイドが居るはずだが、この日は珍しく一人なのであった。
「う〜、平和なのはいい事だが平和すぎるのもなぁ…」
その一言は完璧すぎるくらいのフラグであった。
突然湖は凍りつき、冷気が漂い始めた。
また氷の妖精が暴れているのだろう、と思いつつ剣を抜き、冷気が集まる方向へ走っていった。
「せっかくの休みなのに...ついてないなぁ…」
5分ほど走り回った命を待ち受けていたのはいつもの無鉄砲な妖精ではなく、解けかけている湖に沈んでいく件の妖精とそれを抱えている角の生えた少年であった。
「やっと見つけたと思ったら早速トラブルかよ...」
そうボヤきつつ命は2人を湖から引きずり出した。
せっかくの休暇が完全に無くなってしまった事に文句をブツブツ言いながら2人を看病していたが、すぐに館のメイドが交代する事になったのであった。
数時間後、少年が目を覚ました。
命はこの少年ーーー鬼については図書館で読んだこともあったので、驚愕するというより、読んだとおり出会ったことに感嘆していた。
...実際に確認した訳では無いが。
少年が目を覚ましたという報告を聞いてすぐに館の主要人物が全員食堂に集められた。
命はすぐに思った。
(武器のメンテナンスは...確か大丈夫だな)
というのは、館の主要人物が全員集められるという事は滅多になく、ある時は必ず緊急事態であったからである。
このような時は大体命も戦闘に参加する事も多く、周囲の空気もかなり張り詰めていた。
しかし、食堂で待ち受けていたのは廊下からは想像もつかないほどの和やかな空気だった。
命が助けた少年は既に何もなかったかのような雰囲気である。
命は笑顔とも呆れとも取れるような、微妙な表情をしながら少年に会釈し、自分の椅子に腰掛けた。
〜side・命〜
創輝真、と名乗った少年にお嬢さまは何のためらいもなく紅魔館で働かないか、と言い出した。
正直、人手は常に不足しているので、仕事仲間が増えるのはありがたい事だが...
などと考えていたのが甘かった。
お嬢さまはまるで自分の心を見透かしているかのように、
「じゃあ命、名前も似ているし貴方が真の教育係をしなさい。同じ男同士話も合うでしょ」
と言われた。
流石に仕事をしながら教えていくのは大変なので、少し反論してみた。
「...名前、関係なくないですか?」
しかし、すぐに諭された。
「細かい事は気にしない方がいいわよ、命」
...デスヨネー
こうして、命は真に仕事を教える事になったのであった...
はい、コラボ1話でした。
刀鬼さんの東方審議録の方では真サイドが既に投稿されているので、そっちで少しネタバレされていますが、被らないようにうまく書いていこうと思います。
ではでは。