Fate/Meltout -Epic:Last Twilight-   作:けっぺん

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プリヤイベはドロップが大変美味しいので助かってます。
ところでそろそろスキル石配ってくれるイベが欲しいです。あとQP。それとCCCイベ。


第五節『初戦、地上にて』

 

 

 ジークフリートの声は、バーサーカー――クリームヒルトには届かない。

 彼女には何も見えておらず、何も聞こえていない。

 自分は既に、夫の死を知っている。

 目の前に在る、とだけ感知している敵がジークフリートである筈がなく。

 であれば、それは仇敵の手の者に違いない。

「Sieeee……!!」

 死して尚、お前は私を苛めるのか。

 構わない。そうであるならば、私は再び死ぬまでこの剣を振るおう。

「――――――――――――――――ッ!!」

 クリームヒルトの剣は、憎悪そのものだった。

 最早復讐心以外には何も残っていない。

 ジークフリートが謀殺されたその時から、彼女の中には狂気しか無くなったのだ。

「くっ……」

 聖剣と魔剣に分かたれた、同じ大剣。

 振るう技量は比べるに及ばず、バーサーカーとなっても力はジークフリートに至らない。

 或いは、あの憎悪の瘴気がクリームヒルトの力を後押ししているのかもしれない。

 だがそれでも、竜殺しを成した大英雄と特別な力の無い姫君では埋めようのない差がある。

 だというのに、ジークフリートは攻めきれない。

 例え倒すと宣言しても、クリームヒルトを斬るなどと――

「なあ、おい。何でアイツ、さっさと斬らないんだよ。オレには及ぶまいが、アイツだってそれなりの英雄だろうが」

「無茶な話よ。クリームヒルトと言えば、ジークフリートの妻じゃないの」

「あぁ? アイツら夫婦だったのかよ。そりゃ不幸なことだ。だが敵だろ。手抜いてる場合かよ」

 不可解そうなモードレッド。だが、ジークフリートが戦いづらいのは良く分かる。

 万が一、僕が“そういう”状況になったら――なんて、考えたくもない。

「戦えないのもよく分かるよ。あたしだって、旦那さんが敵だったら絶対戦えないし」

「そういうモンか……で? だったらどうすんだよ。このままジリ貧を続けるのか?」

 戦いから暫く。

 いい加減、モードレッドも苛立ってきたらしい。

 しかし、手を出すことは躊躇われる。

 どれだけ望まれていない邂逅とは言えど、ジークフリートがどうにかするのを待つしかない。

「クリームヒルト……」

「――――ッ」

 何度も、ジークフリートはクリームヒルトに呼びかける。

 狂化の先、彼女の耳に言葉が届くことを未だ諦めていないのだ。

 しかし、剣戟は止むことを知らない。

 同一の大剣は際限なくぶつかり合い、どちらの担い手を切り裂くこともない。

 彼がとどめを刺せないにしても、勝ちの目はある。

 ムーンセルからの召喚ではないのだろうクリームヒルトの、魔力切れという形で。

 月から供給されるジークフリートの魔力は尽きることはない。しかし、魔力源の不明なクリームヒルトは活動するための魔力を枯渇させてしまう可能性はあるのだ。

 その終幕を、彼が望んでいるとは思えないが、順当に戦いが続けば、そうもなりうる。

 或いは――想像の域でしかないが――自身が終わらせることのない、そんな結末をジークフリートが求めていたとすれば。

 これ以上の悲劇にならないことを望み、緩やかな決着に向かっているならば。

 尚更、邪魔など出来ない。

「Sieg……ッ!」

「俺は此処にいる、クリームヒルト。見えていないならば、その仮面を――!」

「ッッッ!!」

 一歩大きく踏み出し、クリームヒルトの大剣を弾き、完全な攻勢に入る。

 狙うは、無貌の仮面。

 顔を傷つけることなく、仮面を弾き飛ばす。もしくは、要所のみを確実に切り離す。

 どちらも、尋常ならざる絶技。相手が動く一介の英霊であるならば尚更だ。

 だが、それを披露するのは竜殺しの大英雄、ジークフリート。

 その実力をよく知っている僕は分かる。

 彼が、それを成し遂げられる剣士であると。

 動きを二つ、三つ先まで予測し、剣を振るう。

 一手、一手を確実に詰めて、絶技を振るえる一瞬を狙う。

 戦いに関して未だ素人である僕でも見えるくらいに、クリームヒルトの隙は大きくなっていく。

 それでも足りない。

 命を奪うのではない一振り。ほんの数瞬を見誤れば、頭蓋の奥の霊核をも傷つけかねない。

 ジークフリートが狙うのは一手先か、二手先か。それとも、更に先か。

 どの道、彼の狙いに届くまで、後一分と掛かるまい。

 その瞳に己の姿を入れれば、剣を止めてくれるかもしれない。

 そんな希望を以てして、ジークフリートは猛攻を続ける。

 防戦一方のクリームヒルト。やがて大きかった隙は、致命的なものを幾らか晒すようになっていき――

「許せ、クリームヒルト――!」

『――――!! これ――!』

「ッ、下がれ!!」

 最後の一撃の目処を付けた時、白羽とモードレッドが同時に叫ぶ。

 今まさに決着せんとしていた戦いは中断され、咄嗟にジークフリートは大きく退避する。

 瞬間、極光が奔った。

「な――!?」

 ジークフリートの霊核を狙い彼方から伸びてきた虹の光線。

 血鎧があっても防げたか分からない鋭利さのそれは、クリームヒルトを守るように二人を隔てた。

『サーヴァント反応……もしかしてこれも……』

 遠距離からの攻撃による、明確な戦闘意思。

 クリームヒルトを補助する目的で撃ってきたものであれば、どちらに付く存在かは明白だ。

 極光は強風を引き連れる。魔力を伴う風に覚えがあるのか、クリームヒルトも立ち止まり風の方向を見る。

『魔力に乗ってエネミー反応も多数! 皆、備えて!』

「ッ」

 白羽が言う間に、魔力が集約していき、人の形を成す。

 骨のみの体。神話に謳われる竜牙兵(スパルトイ)を思わせる風体だ。

 魔力そのものは微弱だが、その数はどんどん増していく。

「この!」

 いち早く飛び出してきた兵を、ブーディカが一撃の下、粉砕する。

 上下真っ二つに隔たれた骨は、魔力となって飛散していった。

 やはり、戦闘力は大したことがないらしい。

 だが注意すべきはその数。一対一ならば僕でも捌けそうな能力だが、四方八方からの攻撃となると対応に遅れが出る。

「一斉に来てもいいよ? アンタたちの大将が近付いてるっていうなら、先に倒しておく方が正解そう」

「おうよ。この程度ならオレ一人でも一分と掛からねえ。ジークフリート、お前はさっさとあっちを――」

「……いや。もうサーヴァントは近くにいる。出方を窺うべきだ」

 ジークフリートは兵ではなくその先――閃光の伸びてきた方を睥睨している。

 ――見えた。

 白い礼服に身を包んだ偉丈夫。

 白銀の髪と髭をたくわえた壮年の男。

 右手には淡く輝く剣――光は強くないのに刀身が見えない様は、まるで刀身が光そのものなのではとさえ思わせる――を持ち、厳かに大きく大地を踏みしめ、近付いてくる。

「お前が、この国を脅かす王か」

 モードレッドの、虚偽は赦さぬという威圧を込めた問い。

 男は穏やかな性質を表す瞳をモードレッドに向け、笑った。

「いや? 確かにオレは王だ。だが此度の一件を企んだ首領じゃあない」

「じゃあその首領は誰だ。お前も、コイツも、一枚噛んでいるんだろう」

「……そうさなあ」

 男は顎髭を左手で弄り暫く考え込む。

「告げても構わないだろうが、何の意味がある。お前らが群れても、アイツにゃ勝てないだろうよ」

 抵抗しても意味はない――男は言外に告げている。

 あの男もまた敵対する者なのだとすれば、“王”なる存在に従っている可能性が高い。

 男のステータスは全体的にかなり高水準。彼よりも強い存在と仮定すれば、このブリテンを脅かしているのは相当な力の持ち主ということだ。

「……舐めてくれるじゃねえか。試してみるかよ?」

「いいや。オレはお前たちと戦うつもりはない。今回はその姫さん回収に来ただけだ」

 男はクリームヒルトを指して言った。

 クリームヒルトは反応することなく、ただその場に佇んでいる。

「狂気に呑まれたままに、クリームヒルトを喚んだのは、その王ということか」

「ほう。その真名を知るか。縁者か何かと見たが?」

「然り。悪いが、お前たちを容赦するつもりはない。我が名はジークフリートであるが故に」

 ジークフリートの言葉には、明確な怒りが込められていた。

 彼が真名を明かすことは、唯一の弱点を晒すことに他ならない。

 しかし、そのリスクを負ってでも、彼は怒りを示す。

 クリームヒルトを召喚したのが――――ブリテンに巣食う邪悪であるがために。

「――ネーデルランドの竜殺しか。こりゃあ、残念だ。どうやらお前たちは騎士王につくらしいな」

 名を聞いて、状況を理解したらしく、頷きつつ男は悲嘆する。

「此度、オレは戦うことはなく去ろう。いいか、利口であれば諦めることだ。アイツ――黒竜王には勝てん」

「黒竜王……?」

 それは気紛れか……男は、王の名を口に出した。

 誰も、その名に聞き覚えはないらしい。

「正体を知ることは無かろうさ。次にオレたちが会う時は殺し合い、アイツに会うことがあるとすれば――その先だ」

「黒竜王ねえ。胡散臭ぇ、そんな何処の誰とも知れん奴にオレが打ち倒せるかよ」

「自信があるのは良いことだ。だが相見えれば分かるだろうよ、勝てる存在じゃないってことを。まあ、そこまで辿り着ければ、の話だが」

 男の言葉には確信があった。

 何があろうとも、その黒竜王には勝てない、と。

 男はそれだけ告げて、身を翻し去っていく。クリームヒルトもまた、言葉は通じずともそれに追従する。

「待てコラ! チッ……いつの間にかやたら増えてんじゃねえか」

 モードレッドに言われて気付く。

 竜牙兵は僕たちを囲むように、膨大な数が展開されていた。

 男と短い話をしている間に、その数は二倍にも三倍にもなっている。

「……まずは片付けるぞ。これでは追うこともままならん」

「オッケー。少し大変だけど、まあ、このくらい捌けなきゃね」

「クソ、流石にオレの宝具でも一撃じゃ吹っ飛ばしきれねえな。素直に話したのも含めて、逃げるための時間稼ぎか。姑息な奴――だな!」

 去っていくサーヴァントへの愚痴を言い終わる前に、モードレッドは剣を振るう。

 目の前にいた兵を両断し、それが開戦の合図となる。

「――――――――――――ッ!」

 金切声のような音を上げながら、竜牙兵は一斉に襲い来る。

 モードレッドが派手な一閃で蹴散らし、ジークフリートは音速の絶技でもって兵を無力化していく。

 ブーディカは剣で直接切り払いながらも、撃ち出される魔力を同時に操り効率的に戦っている。

 当然、三人でこの量を相手するのは限界がある。

「ハク。今度こそ」

「ああ――頼む、メルト」

 魔力は惜しまない。これが最初であるからこそ、しっかりと挙動は確認しておかなければならない。

 回路に魔力を通す。メルトが体勢を落とす。術式を紡ぐ。

「ッ、おい! お前ら何してんだ!」

 隙を晒していると見られたか、モードレッドの怒号が飛ぶ。

 獲物を見つけたと武器を振り上げ向かってくる竜牙兵の群れ。

 位置を捕捉する。全てを穿たずとも、出来る限りのことを全うする――!

shock(弾丸)――!」

 一斉展開、射出。あるものは粉砕し、あるものは動きを停止する。

 動きを制限された兵を討つ狩人は僕ではない。次の弾丸を装填(じゅんび)しながら、号令を掛ける。

「メルト!」

「ええ!」

 脚具を装備したメルトが大地を蹴る。

 A+ランクという、英霊たちの中でも頂点に位置するだろう俊足でなければ追いつけない鋼鉄の矢。

 一体を砕き、それを足場にして次の獲物へと跳ぶ。

 軍勢を相手にするのは、彼女の得意とするものではない。

 だが、敵が雑兵ともなれば話は別だ。

 新たに襲い来る兵を、その度に弾丸で狙い撃つ。

 動きの止まった相手を、メルトが蹴り砕く。

 倒した兵全てを踏み台にし、跳び、跳び、跳び――目ぼしい敵を砕き尽くし、高く跳躍――

 呆気に取られるサーヴァントたちの目線を一身に浴び、(エトワール)は着地した。

「ふぅ……肉や臓腑を貫くのは嫌いじゃないけど、骨はあまり良い感触じゃないわね」

 そう評して、消滅していく骨の残骸を見下ろす。

 気付けば周囲の兵は最早数えきれるほどしかおらず、一足早く我に返ったジークフリートが残りを始末する。

 全滅――しかし、男とクリームヒルトはもういなかった。

「悲鳴も無いしつまらなかったわ。何より、地面だと着地音が映えない……ハク、どうにか出来ない?」

「流石に地面を大理石にする術式は用意してないよ……」

 どうやらこの初戦、メルトは不満だったらしい。

 脚具を消して戻ってくると、ようやく周囲の目に気付く。

「……何よ?」

「……お前ら、まともに戦えたんだな」

「戦えないなんて一言も言ってないわよ」

 上位のサーヴァントすら凌駕する気配を、今の瞬間、発露させたメルト。

 それを見て取ったらしい三人は、信じがたいといった表情だ。

「――凄い! やっぱり、間違いはなかった!」

 未だに疑念十割と言ったモードレッドと対照的に、ブーディカは絶賛だった。

「城へのお土産話が増えたね。さて、それじゃあ、一旦戻ろうか」

 急襲した敵は撃退した。

 帰途につこうとしていたところだった。

 深追いはせず、一旦城に戻って報告した方が良いだろう。

「……」

「……ジークフリート」

 二人が去っていっただろう方向を、ジークフリートは何も言わず見つめていた。

 未だ聖剣を握りしめるその拳は強く、堪えかねる感情があることは明白だ。

「……すまない。行こう」

「良いのかよ?」

「今すぐにでも飛び出したい、が……それが正しくないことは理解している。お前たちといれば、いずれまた会うことになろう」

 クリームヒルトを追いたい。狂気を宿したままに召喚した黒竜王をどうにかしたい。

 しかし、そうした感情を抑えてジークフリートは『正義』を尊重する。

 新たな味方の確保。敵の情報。二つの出来事を以て、此度の見回りは終了した。

 

 

「お帰りなさい、皆さ――」

 帰ってきたのを察したのか、城から出てきて迎えてくれたベディヴィエールは、此方の面々を見渡すや否や停止した。

 その視線の先の騎士もまた、至極微妙な表情だ。

「げ……」

「モ、モードレッド卿……もしや貴方も?」

「そうだよ。……くそ、しかもサーヴァントと来た。コイツがいること、何で教えなかったんだよ……」

 ひどく気まずそうに、モードレッドはぼやく。

 今すぐ戦いになるような、殺伐とした雰囲気はないが、相性は良くないだろう。

 モードレッドは王国に叛逆し、アーサー王を討った騎士。

 対してベディヴィエールはアーサー王の死を看取った騎士だ。

「誰かが呼ばれてるってんなら、付いてこずに他所からこっそり協力するなんてことも考えたのに……畜生、ドジ踏んだ」

「協力するべき時じゃない。国と王様を守るのに蟠りを理由に離れちゃダメだって」

「蟠りってレベルじゃねえっての……ほら、あるだろ? 色々さ。オレ以外だっているかもだぜ、気まずい奴。トリスタンの奴とかランスロットとか、後アグラヴェインなんかも……」

「アグラヴェインならサーヴァントとして呼ばれてますよ。中にいますけど」

「マジで!?」

 余程意外であったらしい。

 その驚愕は、心底からのものだった。

「つまり、それほどの事態ということです。そちらの方は初めて会いますね。貴方も、ブリテンの危機にあって召喚に応じた英霊ですか?」

「ああ。ネーデルランドのジークフリート。よろしく頼む」

「なんと……かの竜殺しとは、何とも心強い……っと、申し遅れました。私はベディヴィエール。矮小な身ながら、円卓の一席に在った者です」

 ジークフリートとベディヴィエールは、互いに紹介を済ませる。

 その丁寧さに、ほんの数秒で耐え切れなくなり声を上げたのはモードレッドだ。

「だー、もう! んなお堅い挨拶は良いっての! 父……王はいるのか?」

「はい。中に。……今の王は、貴方を知りません。なので萎縮せず、対面してください」

「……」

 先導するようにベディヴィエールは城内に入っていく。

 続いてブーディカ、ジークフリート。

 メルトもまた歩み始め、それに僕も続く。

 しかし――最後に来るだろう鎧の音が聞こえてこない。

 振り向けば、モードレッドはその場に立ったまま、城を――キャメロットを見上げていた。

「――モードレッド?」

「……オレが玉座についた時も、穢れることなくこの城は輝いていた」

「え?」

「王国は、オレの叛逆で全て終わった。だけど、それでも穢れぬものが三つあった。王と、聖剣と、この城――」

 モードレッドの告白は、彼女でなければ分からない、この王国(ブリテン)への想いなのだろう。

 瞳に映っている白亜の城。

 憧憬――そして、それとは別のナニカ。

 しかし、それを一蹴するように、モードレッドは鼻で笑った。

「はっ! 今回この国に手を出した馬鹿も大したことねえな! この城真っ黒に出来るくらいの悪じゃねえと、父上には勝てねえんだよ!」

 無意識なのかもしれないが、その呼称は“王”を呼ぶものではなく“父”を呼ぶものだった。

 もしかしたらそれは、モードレッドの本来の性質なのかもしれない。

 彼女が何故、アーサー王に反旗を翻し滅亡に至らせたのか、その動機は、決して聞いてはならないことだろう。

 それでもこの、異質なるブリテンの危機において、彼女は『護る側』についた。

「さ、行くぜ。アーサー王と対面だ。それから、アグラヴェインの奴もいるんだっけか」

 ニッカリと歯を見せて、笑いながらモードレッドは城に入っていく。

 ほんの少しの感傷。

 それは、すぐに消えて、元の粗雑で快活な騎士に戻っていた。

「――ハク、どうしたのよ」

「いや、なんでもない。行こう」

 城に入らないのを不思議に思ったのか、戻ってきたメルトにそう返して、城内に向かう。

 ――この後、モードレッドはアルトリアと出会うことになるが、どうやら彼女に知っているそれとは多少違っていたらしい。

 年代による性格の変異が原因だろう。

“え、は、いや……ち、アーサ……ハァ!?”

“どうしました? 私はアーサーですが……”

“っ……! おい、アグラヴェイン!”

“……間違いない。そういうことだ”

“うっ……どっか安心したような。けどなんか釈然としねぇ……!”

 そんな、時代の交錯した微妙な一幕があった。




ハクとメルトの初戦、そして新たなサーヴァントの登場です。
今の時点で真名の手掛かりは王であることくらいですね。
鯖の真名を自分だけ知っているのは微妙に楽しいのでオリ鯖ありの二次創作書くのお勧めです。

メルトの攻撃は敵から敵へを繰り返すピンボールですね。
エクステラにメルト来るかなー攻撃どんなかなーって妄想を流用しました。
ところでエクステラの鯖はあれで全員ですかね? DLCとか、隠し鯖とかいるんでしょうか。
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