そして、自分で新しい話を書くために読み返して誤字に気づく悲しさ
「え?遠坂?」
「ええ。こんばんは、衛宮くん」
にっこり、と極上の笑みで返してくる遠坂
「お・・・・・・・・・う?」
参った。
学校で会ったかのように”日常的”な挨拶をされたら、今までの”非日常的”な出来事が嘘みたいなかがして、何が何やらわからなくなる。
「ええっと?」
「衛宮くん”も”魔術師なんでしょ?ま、お互い似たようなもんだし隠す必要もないわよね。」
”も”ってことは遠坂も魔術師ってことか?
「じゃ、遠さk」
「話は中でしましょ。どうせ何もわかってないんでしょ、衛宮くんは」
さらりと言って、遠坂は笑顔のまま、ずんずん門の中へと歩いていく
最後の方は、背筋が寒かったのか?
・・・さて、オレも中に
「って、待て遠坂、なに考えてんだおまえ!」
振り返った遠坂の顔はさっきまでの笑顔とは別物だった。
「バカね、いろいろ考えてるわよ。だから話をしようって言ってるんじゃない。衛宮くん、突然の事態に驚くのもいいけど、素直に認めないと命取りって時もあるのよ。ちなみに今がその時だとわかって?」
じろりと敵意とも殺意とも取れるモノをのせてこちらを睨んでくる。
「っ!」
「ふふっ、わかればよろしそれじゃ行こっか、衛宮くんのおうちにね」
遠坂は
「・・・なんかすげぇ怒ってるぞ、あいつ」
さっきまで、緊張状態だったけど、それをオレが止めたんだよな?
”ありがとう”って言われたよな?
・・・なんでさ?
「・・・・・・いや、それにしたって」
なんか、いつもの遠坂とはイメージが180度ちがうのはきのせいなんだろうか。
で、なんか不思議な状態になってしまった。
目の前にはずんずんと歩いていく学校のアイドル、”一応”あこがれていた遠坂凛がいて、背後には無言でついてくる少しさえないおっさん、自らをサーヴァントと名乗る”セイバー”がいる。
「・・・・・・・・・・・」
お?
なんか、ただの廊下が異次元空間のような気がしてきた。
が、俺だっていつまでも腑抜けのままではいられない。
これでも、一応は魔術師の端くれだ。
同じく魔術師であるらしい遠坂がここまで堂々としているのだから、俺だってしっかりしなければバカにされる。
いまこの現状で考えれることは
1、遠坂の美人さについて
2、漢の浪漫とは
3、使い魔について
4、家族がどこにいるか考えてみる
・・・なんでさ
1、まぁ現物が前にいるから考えなくていいだろ
2、・・・
3、なるほど
4、そろそろ帰ってくるかな?
なんで無難なのが3しかないのさ
・・・えっと、使い魔とは魔術師を助けるお手伝い的なモノだと、母が語っていた。
”姉”がよく遊んでたな
っと、考えがそれるのは、オレの悪い癖だな。
簡単に言うだ。
使い魔に選ぶのは主に小動物、想像しやすいものでいうと犬や猫だ。
「・・・」
「なにかようでもあるのかい?マスター」
「・・・・・・いや、なんでもない」
どう煮ても焼いても、おっさ・・・人間だ
しかも主であるオレより優れている・・・はず。
「ああ、そういえば」
「どうしたんだ?」
「いやね、まだマスターの名前を聞いてなかったと思ってね。」
「?そうだったか」
「うん、そうだよ。」
・・・えっとどう言ったものか
フランクに行くべきか、それともお固くいくべきか
「ああ、別に無理強いするつもりはないからね」
「い、いや、そんなつもりじゃなくてだな」
「ん?」
「俺の名前は、衛宮士郎だ。よろしく」
「衛宮」
「どうかしたのか?」
「いや何でもないよ。じゃ、士郎君と呼ばせてもらうよ」
え、えらくフランクに来たな
「仲がいいのはいいけど、衛宮くんそこが居間かしら?」
とにかく今は居間に入って遠坂の話を聞こう
・・・なんか、すまん