とある姉サイヤ人の日記 《本編完結》   作:丸焼きどらごん

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トランクスとザマスの融合体ですが、感想欄で考えていただいたものがそのままナチュラルに定着していたのと、その格好良さにトランザムを採用させていただきました。
ザマンクス?そんな締まりのない名前は知らんなぁ……(目そらし


ドラゴンボール超11:青き光のHOPE

「もうっ! わたしを置いていくなんて酷いわねぇ」

 

 戦士達が界王神ザマスと合体ザマスを追って荒野に向かった後、町に残されていたブウ子はそうぼやきながらも時折飛来してくるエネルギー弾や衝撃波の類を片手間に防ぎながらのんびりとくつろいでいた。

 現メンバーの中で自分が一番弱い事を自覚する彼女は「残って都を守れ」と言われた事に特に不満を感じてはいない。しかしかつては地球を危機に追い込んだ魔人ブウに対して「守れ」などというお願いがされるとは、どうにもこそばゆいものがある。自分も奇妙な魔人人生を送っているなぁと思いつつ、ブウ子は遠目に戦いを眺めるのだった。

 ちなみに同じく残ったブルマであるが、「この世界の私も生き返ったかも!」と言って未来の自分を探しに行ってしまった。どうしても息子の勇姿を未来の自分に見せてやりたいらしい。その様子からは彼らが負ける可能性など微塵も感じていないことが窺えた。

 

 現在、戦士達は合体ザマスが呼び出した分身? の対処に追われ、合体ザマスに相対するのはこちらもポタラで合体したトランクスとザマスである。気で出来た紺碧の剣で戦うトランクスの姿は凛々しいが、見たところやっと同じステージで戦えるようになった、というのが正しい戦況分析だろうか。贔屓目で見たいところだが、やはり合体ザマスの方がまだ強い。

 

「トランクス、大丈夫かな……?」

「心配するなって。絶対大丈夫だよ! な? マイ姉ちゃん!」

「ええ、そうね。トランクスなら絶対に勝ってくれる」

 

 近くで聞こえた会話に目を向ければ、先ほどトランクスと言葉を交わしていた女性……マイと、幼い少年少女が肩を寄せ合って遠くの戦いに目を向けていた。ブウ子と違い肉眼ではその戦いの詳しい様子は見れないだろうが、暗い天候の中で彼らが放つ戦いの光はよく目立つ。先ほどまでパニックを起こしかけていた都の人々も、今では固唾をのんでその戦いを見守っていた。

 ……というのも、つい先ほどわーきゃーと煩い周囲に辟易したブウ子がバビディのテレパシーを思い出しながら使用し、地球上の人間達に現状を説明したからだ。ついでに目を瞑れば映像まで見れるおまけつきであり、我ながら優秀であるとブウ子は満足気に頷いた。

 

 

 

 しかし、その余裕は次の瞬間崩れ去ることとなる。

 

 

「やあ、そこの君。さっきのテレパシーは君だろう? ちょっと聞きたいことがあるんだけど」

「あらやだデジャヴ」

 

 

 ピンク色の魔人は、肩に置かれた紫色の手に現実逃避をしたくなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 合体ザマスと融合トランクスザマスさん……ええい、もうトランザムでいいか。ロボ感が凄いけどなんか天啓っぽくこの名前が浮かんだからこれでいいや。ともかく、仮称トランザムと合体ザマスの戦いは熾烈を極めていた。

 実力的にはまだ合体ザマスの方が上であるが、トランザムの方も負けてはいない。初めこそ力負けしていたものの、徐々に挽回を始めた。どうやらトランクスとザマスさんの強い意志が実力以上の力を発揮させているようだ。高速で交わされる剣戟の嵐が凄まじい。

 いつしかその激戦は空を覆っていた雲をも吹き飛ばし、見上げれば地上の様子が嘘のように穏やかに広がる満天の星……気の光がほとばしる戦いのせいで気が付かなかったが、いつの間にか時刻は夜を迎えていたようだ。

 

 

 

 私たちはようやく2Pザマスを一度全部片付けることに成功すると、次の2Pザマスが現れる前に奇妙な赤紫の空間を四方からのエネルギー波で無理やり吹き飛ばした。

 力技であるが、いい加減ザマスの顔には飽き飽きしていた所だ。上手く成功したようだし問題あるまい。

 そしてやっと手が空いた私たちだったが、すでに戦いに介入する気は無かった。何故かと言えば、誰もが感じていたからだ。どういう過程であれ、おそらく自分たちが手を出すまでもなく……”彼ら”が決着をつけるであろう事を。

 

 

 

「あれ?」

 

 ふと、いつのまにか周囲から立ち上る薄青い光の粒に気づく。空を見上げれば、おそらくそれと同じものが流星のように夜空を流れて中心に集ってきていた。そして私たちはそれと似たものに心当たりがある。

 

「なあ、これって……」

「ああ……気だ。地球のみんなの気が集まってきてる! 元気玉を作ろうとしてるわけじゃねぇってのにすげぇなー! こんなことってあるのか?」

 

 元気玉を使うことが出来る悟空が2人とも言うのだから間違いないだろう。この青い光は地球上の生きとし生けるものから集まってきた生命の光だ。その光に念話を飛ばす要領で意識を向ければ、一様に「頑張って」「負けないで」という応援する意思が感じ取れた。

 そういえばさっきブウ子がテレパシーを使って世界中に呼びかけてたし、全部説明するのは面倒だからって実際に戦いの様子を映像付きで流してたな。そっか……じゃあ、地球上に居る人間はほぼ現状を把握しているわけだ。で、自分たちのために戦ってくれている戦士を応援する気持ちが、奇しくも疑似的に元気玉のような現象を起こしていると。

 憶測だけど多分そう間違ってもいないんじゃなかろうか。

 

 なんか、あれだな。

 

「こういうのを奇跡っていうのかな」

「そんな陳腐な言葉で片付けるな。これはトランクスが諦めなかった結果だ。……必然にすぎん」

「フフッ、それもそうか」

 

 思わずつぶやけばベジータから鋭いツッコミが入るが、その言葉には納得した。何事にも始まりはあるけど……少なくとも、トランクスが未来を変えようと動かなければ何も変わらなかった。私たちがこの場に居ることもなく、ザマスさんがこの世界にスーパードラゴンボールの力を宿して現れる事もなかっただろう。

 

「じゃあ、トランクスが呼び寄せた運命に私たちも貢献しようか。そーら受け取れ! トランクスにザマスさん!」

 

 私が手のひらを空にかざすと、周囲と同じように気が光の粒子となって舞い上がる。最初にそれに続いたのは悟飯ちゃんで、悟空、ベジータ、ラディッツも空に手をかざした。

 セルはどうかなと思ったけど、ちらっと見れば「面白いものを見せてくれた見物料だ」なんて言って背中の翼を広げて私たちと同じようにトランザムに向けて気を送っている。……演出的にこいつだけ妙に神々しいのがどうも納得いかない。

 とりあえず私たちの気も含まれたからか、青い光は更にその強さを増した。

 

 

『! これは……』

「何だ……何だ! その気は!?」

 

 

 どうやらトランザムも合体ザマスもようやく集まってくる光に気づいたようだ。

 

 見ればいつの間にか集まった気は、トランザムの持つ紺碧の剣をまばゆい青の光で染め上げていた。空に絡めて例えるなら夜が終わり朝焼けを経て蒼天へ……って感じか。ちょっと気取りすぎな表現かもしれないけど、見た時の印象がそんな感じだったんだよね。

 スーパーサイヤ人ブルーの青い光が神々しく浮世離れした美しさであるのに対して、こちらは全てを繋げ、包み込んでくれるような空の色だ。きっと世界中の人間が遠くからこの光を見て希望を抱いているだろう。

 

 

 

 HOPE。トランクスがかつてタイムマシンに刻み込んだその言葉は、今ここに希望の光となって具現化された。

 

 

 

 

 最初こそ驚いていたトランザムだが、その気に込められた地球の人々の願いに気づいたのかぐっと剣の柄を握り締める。そして合体ザマスを見据えた。

 

『ザマス。これは、この星に生きる全ての人々の希望の光だ』

「希望だと?」

『ああ。確かに人は何度も間違うし、過ちを犯すだろう。しかし、常に希望を抱いて必死に生きている。間違いながらも正しくあろうと生きている者にとって、希望とは指針だ。俺たち(彼ら)がそれを失わない限り、人はただ裁かれるだけの悪ではない』

「だから赦せとでも言うつもりか。馬鹿な! そんなもの、何の贖罪にもなりはしない。愚かしい人間が唯一救われる方法は生きる事ではない。神の裁きにより死ぬことだ」

『違う! ……問うが、お前は本当にそれでいいのか? 自分が見たくないもの全てを消し去って、孤独な世界に君臨して何になる』

「クッ! はは……ははははは! 何になるか、など……。半分は私でありながら、そんな俗物的で愚かな問いをよくもまあ口に出来たものだなぁ。孤独? 望むところよ。……私は孤独で構わない。世界が秩序で保たれるなら、私は喜んで犠牲になろう。それこそが神の務め。……何故、私が孫悟空の体を取り込んだと思う? 強さを求めただけではない。神をも凌駕する力を得てしまった罪の象徴たる男をこの身に残すことで、同じ過ちを犯さない戒めとするためだ! 罪を背負い、正義を敷き、美しく秩序のある世界の夜明けを迎える……それこそが我が望み。……さあ、これで満足か? 希望だなんだといった御託はもう聞き飽きた! 神の務めを忘れた愚か者など最早私ではない! 来るがいい。正面からその希望とやらをねじ伏せて、私は私の正義を執行する!」

『……どうあっても、お前はお前の正義を貫くつもりのようだな』

「無論!」

『ならば俺(私)も応えるまでだ! 行くぞ!』

「来い!」

 

 

 もう二人の間に余計な言葉は必要なかった。ただただ、己の思いをぶつけ合う。

 

 

 しかしいくら吠えようと、結局は自分しか見えていない合体ザマスの理想の脆さを象徴するように……先に砕けたのはザマスの気で出来た剣だった。そして勢いのままに、トランクスとザマスの融合体は合体ザマスの体を青い光の剣で貫く。深く突き刺さった剣に苦しむ合体ザマスを見て、私たちは確信を得た。……奴はもう、不死身では無いのだと。

 

 合体ザマスは血を吐き出し、嘆きの表情で最期の声を絞り出す。その声は酷く弱弱しく、先ほどまでの勢いが嘘のようだった。

 

「何故……わかってくれないんだ……」

 

 その瞳からは一筋の涙が流れ、ザマスの腹を深く貫いたままのトランザムの肩を濡らした。それに対してトランザムは追撃を加えることはなく、そっと合体ザマスの背に片腕を回してなだめるように穏やかな声で告げる。

 

『眠れ。もう、疲れただろう』

 

 予想外の行動と言葉だったのか、合体ザマスは大きく目を見開いた。

 そしてトランザムの目配せによって、決着がついた瞬間を見計らって両腕を構えていた悟飯ちゃんが仕上げをするべく張りのある声で叫ぶ。

 

 

 

 

「魔封波ぁぁぁーーーーー!!」

 

 

 

 

 緑色の風が逆巻き、渦となって合体ザマスを巻き込んだ。そして風はいつのまにかラディッツが抱えていた壺に暴風をまき散らしながら吸い込まれてゆく。そして全てが壺に納まるが、札を張る前に合体ザマスの声が響いた。

 

 

 

_______ ザマスよ、トランクスよ……。私は見ている。この身が封じられようとも、貴様らの行く末をずっと見ている。いつかその甘い考えに裏切られて挫折した時、私が蘇らずとも再び私は生まれるだろう。今度はお前たち自身が私となるのだ。努々忘れるな………………ずっと見ているぞ。

 

 

 

 

 それを最後に、封印は完了した。

 

「…………終わったぞ」

『……感謝します』

 

 札が張られ、封印の施された壺を受け取ったトランザムはそう言って深く私たちに向かって頭を下げた。すると何故かタイミングよくポタラが光り、一人の戦士は神と人間に分離した。あれ!? なんか随分とあっさり融合解除されたな。ナメック星にとんぼ返りするの覚悟してたんだけど……。

 

「「えっ?」」

 

 これには当の本人たちも驚いたようで戸惑っていたけれど、それを見た界王神様が考察した。なんでも多くの人間の気を身に受けたことで、一時的にザマスさんの神としての要素が薄れたようなのだ。そして最後の一撃にはみんなの気と同時にトランザム自身の力もほとんど注がれていた……それにはポタラの合体を維持するための力も含まれていたらしく、その結果融合が解除されたとのこと。「多分、そう間違ってもいないと思いますよ。私だってちゃあんと勉強してるんですからね」と胸を張って言った界王神様はちょっと自慢げだった。……まあ、真実がどうかは定かじゃないけど、どうせ元には戻る予定だったのだ。ラッキーだと思っておこう。

 

「よう、やったなトランクス! ザマス様!」

「オラ見てただけでワクワクしちまったぞ」

 

 悟空2人に声をかけられ、ぼんやりとお互いを見ていたトランクスとザマスさんが我に返った。

 

「い、いえ! ザマスさんと皆さんのおかげです。封印だって悟飯さんが……」

 

 勝利の余韻に浸る前に謙遜するトランクスの背中を、全員がバシバシと手のひらで叩いた。今は素直に喜んでおけ、という無言のメッセージである。ついでにザマスさんの背中も叩いておいた。

 とにかく今2人に言えるのは「お疲れ様」の一言だ。特にトランクスは本当にお疲れ。

 

 そしてザマスさんであるが、彼は合体ザマスが封印された壺を見つめていたかと思うと何やらそれに術らしきものをかける。すると壺は小指の爪ほどの大きさに変わり、なんとザマスさんはそれを飲み込んでしまった。

 

「お、おいおい。そんなもの飲み込んでしまって大丈夫なのか?」

 

 宇宙ザマスを思い出してか、封印したとはいえそんな危険物を飲み込んだことを心配してラディッツが声をかける。しかしザマスさんはどこか晴れ晴れとした表情で頷いた。

 

「いいんだ。……私は界王神として過ごす一生を、私の罪と共に生きようと思う」

「ザマス殿……」

「シン殿。私は私の新たな正義を追い求め続けます。ですがこの私が言う通り、いつか挫折し過ちを犯そうとするかもしれない。……その時は止めてくれますか?」

「もちろんです!」

「ありがとう……。なら私はあなたや、見守るべき宇宙の子らに恥じない生き方をいたしましょう。罪を犯した私とも、長い年月をかけて語り合うつもりです」

 

 彼の言葉にどれだけの決意や思いが込められているのかは分からない。でもザマスさんが界王神となった第10宇宙は、これからいい方向へ進んでいくんじゃないかなって思う。彼らに比べて瞬く間の命しか持ちえない私たちがそれを見ることは出来ないけれど、曇りのない真っすぐな目をした神様を見ていると漠然とそんな気がした。

 そんな予感を抱かせてくれる彼もまた、トランクスと同じく希望の体現者だ。

 

 そして世界の希望をつかみ取った勇者トランクスであるが、その彼を呼ぶ声が聞こえた。見れば夜空を割って飛んでくる飛行機……そして着陸した機体からは、そっくりな容姿の女性が2人飛び降りてきた。ブルマと未来ブルマだ。

 どうやら死んだと聞かされていた未来ブルマも無事に生き返っていたらしい。

 

「母さん!」

「「トランクス!」」

 

 ぴったり重なるユニゾンを耳にして、トランクスは力が抜けたようにへたり込みそうになる。それを咄嗟に私と悟飯ちゃんで支えると、その体は小刻みに震えていた。無理もない……。過去に死んだベジータ達のように、もう二度と会えないと思っていた母が元気な姿で現れたんだ。顔を覗き込めば限界まで目に涙をためていたけど、もうここまで来たら我慢する必要なんかないだろう。思いっきり泣くがいいさ。でも……。

 

「トランクス。泣いてもいいけど、まずはしっかり立って胸を張れ」

「そうですよ! あと、笑顔も」

「でもって、極めつけはポーズだね!」

「そうそう! おばさん分かってますね」

「もちろん。ヒーローが勝利したら、イカす笑顔でバッチリきめてくれないとさ!」

「ですよねー!」

 

 左右から私と悟飯ちゃんでそう言うと、トランクスは最初戸惑ったようだった。けど駆け寄ってくるブルマ……未来の、彼の母親の方のブルマを見ると一つ頷いてしっかりと自分の足で地面を踏みしめる。

 トランクスは涙を目元に光らせながらも、今までの愁いを吹き飛ばすような太陽みたいな笑顔をブルマに向けた。そして私たちのアドバイス通り、震える手をぎゅっと握り締めてから人差し指と中指だけ立てて前に突き出す。

 

 

 

「勝ったよ、母さん!」

 

 

 ピースサインをきめる泣き笑いのヒーローは、文句なしに格好良かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まあ、何はともあれ終わったね! これで後はスーパードラゴンボールで世界の捻じれを直して一件落着かぁ~……」

「短い間に色々あったわねぇ……。でも無事に済みそうで一安心だわ」

「本当にね……」

 

 親子の再会をすませ、後からやって来た黒髪の女性……マイさんと子供たち、レジスタンスの仲間たちに囲まれるトランクスをちょっと離れたところで見守りながら私とブルマはしみじみと語り合う。いやぁ、本当にどうなる事かと思ったわ。あとはスーパードラゴンボールを集める手間がちょっと面倒だけど、それさえクリアすれば問題解決ってね。

 

 

 

 

 しかし思えばこれはフラグだった。一件落着とか安易に口に出した自分を殴りたい。

 

 

 

 

「やあやあ、お見事。とても面白いものを見せてもらいましたよ」

 

 どこか既視感を感じるセリフと聞き覚えのある声に、私とブルマは体を強張らせた。

 

「あっれ~! ビルス様じゃねぇか」

「お! 本当だ」

「うん? 君は誰かな。この破壊神に向かって妙になれなれしいけど」

 

 気軽に声をかけた悟空の声とその返答に冷や汗が止まらなくなる。私たちと同じく現れたビルス様の正体に気が付いたのか、ベジータ達も顔を青くさせていた。

 

「まさか、この時代のビルスか……!?」

 

 そう、彼はおそらくこの未来世界のビルス様だ。多分ザマスさんの願いでブラックに殺された神々も蘇り、この世界の界王神様も生き返ったのだろう。で、ビルス様も復活したと。

 恐る恐る振り返ればビルス様の横に立つウィス様と目が合い、にっこり微笑まれたが咄嗟に目をそらしてしまった。……アカン。面識が無いビルス様が出てきたとなれば、やる事なんて一つじゃないか。

 

 

 

 

「さて、喜んでいる所悪いけど……。世界に捻じれを生み出している3人と、ついでにこの星を破壊しちゃおうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




主人公「ストーリーテラーに転職しようと思っている」(ほぼ活躍皆無の主人公という名の皮をかぶったナニカ


い、イラストを2枚も頂いたああああ!!
思いのほか難産(いや、超編はほぼ難産か……)でしたが、感想や素敵イラストに励まされてなんとかザマス戦終了です。や、やっとここまで来た……。



【挿絵表示】

ネコサさんから雑誌表紙風の主人公イメージイラストを頂きました!
誰だこの美人……!メイクといいファッションといいポーズといい、中身アレなのにこんな大人っぽい美人に描いていただきました。流し目がまた色気があって美しいぜ……!もう一度言おう。誰だこの美人(驚愕
そして雑誌のコラムが普通に読んでみたい内容な件。ひそかに師匠とピンクの魔人が潜んでいるだと……!
ネコサさん、素敵なイラストをありがとうございました!



【挿絵表示】

86さんにトランザム描いていただきましたぁぁぁぁぁぁぁ!!まさか描いてもらえると思わず、しかも新年早々運を使い果たしそうなレベルのクオリティです。見た瞬間拝みました。か、格好いい……!普通にカードとかになっててもおかしくない感じなのですが。融合体の特徴描写しといてよかった……!
86さん、素敵なイラストをありがとうございました!










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