原作主人公VSオリチート主人公、まぁ結果は見えていますが。
オルコットの戦いの後、カタパルトに戻ると、興奮したご様子の織斑と先生達が、待っていた。
「夕紀ってスゲェな!如何やったらあんなの出来るんだよ!」
「お前が、知る必要のない事だ、今までも此れからもな」
「教えてくれたって良いだろ?な、な」
「煩いぞ織斑、お前は少し黙っておけ」
興奮して、とても煩く騒いでいた織斑を織斑先生が、伝家の宝刀出席簿で、肉体的に黙らせる。
山田先生は、その事に若干引いていたが、この後の事を押して得てくれた。
「天凪君には、この後織斑君と闘って貰いますが、休憩時間等は、いりますか?」
「大丈夫です、そのまま続けても大丈夫です」
「分かりました、織斑君は、先に準備してください」
「は、はい」
未だ、出席簿で叩かれた頭を押さえた織斑が、唸りながら白式を展開して、飛んでいった。
俺も、行こうかと刀神を展開しようとして、止まり織斑先生にこう告げる。
「この試合で、面白い事を見せてやりますよ」
「ほう?では、楽しみにしておく」
織斑先生の返答を向けとった後、刀神を展開して、アリーナへと飛び出した。
「夕紀ってさ、本当にスゲェな!今度教えてくれよ」
「教えて欲しけりゃ朝3時に起きれ、其れに起きてきても、お前には教えん」
「さ、3時……」
俺の3時と言う言葉に、戸惑いと驚きが混じった声をあげていたが、試合開始の合図が始まるカウントダウンが、始まった。
『試合開始!』
「うおぉおおお!!!」
試合開始の合図と共に、織斑は、手に持った剣を振りかざして、こっちに突っ込んできた。
猪突猛進、試合中の織斑を表すのに、此れほど適した言葉は無いだろう、相手の事をしっかりと観察するのは、戦いの中でもっとも怠ってわならない事。
其れをせずに、唯敵に突っ込んできたら、其れは自分から負けに行ってる様な事だ。
「だから、お前はバカって言われるんだよ」
「がはっ!」
突っ込んできた織斑の腹に、刀の柄だけで突く。
普通、避けれるスピードで来るものだが、織斑は、避けれるスピードで来なかった為、自分の突っ込んで来るスピードと合わさって、身体に多大な衝撃を与えられた。
「そら、戻っていきやがれ」
「ぐふぅ」
刀を離して、回し蹴りを当て織斑のスタート地点に蹴り飛ばす。
「織斑、お前織斑先生の事も守るとか思ってるらしいな?」
「……だったら?」
呼吸を整えた織斑が、俺の事をにらみながら言ってくる。
「じゃあ、この剣を防ぎきるか、避けるかするんだな」
そう言うと俺は、剣の刃を収める様な形を取る。
所謂、居合の形である、俺の特技と相まって、俺はある事が出来る。
「この技、こう言うんだろ?ーーー“篠ノ之流”」
「っ?!其れは!」
俺の口から出た言葉に、怒り狂った様子の織斑が、又も俺に突っ込んでくる。
此奴は、学習しようとは思わないのか?
「“飛燕”」
「がっ!何で、何で!夕紀が千冬姉に見えるんだよ!」
「ん?相手からは、そう見えるのか?だったら、お前の質問には、知らんとしか答えられないな、其れと教えてやるよさっきやったのは、“刀術模倣”他の人の剣術を見真似する技」
「だから、如何したぁ!」
姉の技を真似られて、イラついている様だ、成る程織斑は、シスコンって訳か、機械と違って同じ技量を持てたら、織斑先生の技だとしても、真似る事は出来る。
自分の理想が、他人に使われるのを許せない何て思ってる
、織斑だからお前は。
「織斑だからお前は、弱いんだよ」
一週間の間に見せた、織斑先生の恐ろしい程の笑みをしながら、剣を下に振り下ろす。
『試合終了!』
「「「「わぁああああ!!!」」」」
叩き伏せられた織斑の白式が、外れた為試合終了の合図が鳴った。
沸き起こる歓声の中、俺は、織斑を担ぎ上げて、ピットに戻っていく。
「まさか、私の剣術を真似られるとわな」
「そりゃ毎日一時間、戦ってましたから、真似るには十分でしたよ」
「千冬姉は、どう思ってるんだよ」
「織斑先生だ、バカ者」
起き上がった織斑が、気に食わぬそうに織斑先生に問いかける。
「私は、自分の剣術が真似られる事は、一向に構わない実際、此奴の真似を見て、気付いた事もあったしな」
「そう言う事じゃなくて、その何ていうか」
「真似る事は、悪い事では無いそして、お前は誰かを真似て自分の糧にしろ、分かったな」
「は、はい」
織斑の答えに満足したご様子の織斑先生、俺は、その光景を見た後、管制室から出ていった。