転校生
「ねぇ、聞いた?2組に転校生が来たって事」
「うん、でもこんな時に転校生何て、珍しいね」
「でも、今はそんな事より、大事な事があるよ!」
「そうだね!」
俺が、教室に入ると、2組に転校生が来たと言う、話しを耳にした。
確かに、こんな時期に転校生何て、絶対何か事情がある奴何て、自分で結論付けていると、先ほど転校生の話しをしていた女子達に、織斑が入っていた。
如何やら、クラス対抗戦の優勝したクラスには、食券が貰えるらしい。
女子達の決起迫った雰囲気に、織斑も若干引いていたが、何か思った事が、あるみたいで、考え込む様な仕草をした。
「ちょっと、いいか?」
「ん?ああ、良いよ」
そんな光景を、ボーッと見ていたら篠ノ之から、声を掛けられた。
多分、俺が織斑先生の技を織斑先生の動きで、使った事に関する事だろう。
「お前は、剣道をやっていたのか?」
「やってたよ、剣道以外にも居合道、古今東西の剣術や柔術、空手、古武術、合気道、色んな武術をやった事がある」
「其れ程に、今度私と剣の試合をしてくれない?」
「良いけどよ、俺は剣道やらんぞ?型にはまった動きが、嫌いだからさ」
「わかった」
篠ノ之は、伝える事を伝えた後、織斑の方へと戻っていった、其れにオルコットも続き、ガヤガヤとその場所だけ周りより幾らか煩かった。
「その情報古いよ!」
専用機持ちの話しになった時、教室の扉が勢いよく開かれた。
其処には、学園の制服を着ているが、同じ高校生には、見えない程の身長の女子が、カッコつけて立っていた。
「ね〜、ユウユウはおりむーとは、話さないの〜?」
「ああ、あんな奴と一緒にいたら、こっちの精神が持たない」
「そうなんだ〜」
「そう言うお前は、如何なんだよ布仏?」
「私も〜ユウユウと同じ感じだよ〜」
ちびっ子と織斑達が話しいている時に、近くの席の布仏が、話しかけて来た。
此奴は、初対面なのに人に変なあだ名をつけて来た、布仏とは、織斑の代表就任パーティで、割とウマが合ったので、偶に話しをする。
「一夏!逃げないでよ!」
あのちびっ子の声が聞こえたと思って、其処を振り向くと頭を押さえて、逃げていくちびっ子と、織斑先生か立っていた。
多分、別のクラスなのにいたから、出席簿が振り下ろされたんだろう。
授業を終え、篠ノ之から指定された場所に向かう。
其処は、何時も俺が自主練してる武道場で合った、中に入ると道着に着替えた篠ノ之と、織斑、オルコットがいた。
「準備するから、少し待っとけ」
断りを入れて制服を脱ぐ、腕の重りを外して、刀神の中にしまう。
こう言う時は、便利だなと思う。
「じゃあ、俺が開始の合図を言うからな」
竹刀を手に取った俺を見た織斑が、合図をしようと立ち上がり手を挙げる。
「はじめっ!」
篠ノ之は、開始の合図と共に俺に詰め寄り、竹刀を振り下ろす。
悪く無い太刀筋だが。
「綺麗すぎる」
「なっ!」
剣先を竹刀の中心からズレた場所に当て、篠ノ之の竹刀をズラす。
勢いの乗った攻撃だったのか、篠ノ之はズラされた竹刀と共に倒れかけるが、立ち直りもう一度、剣を振るおうとするが、ズラした時に先に動いていた俺の竹刀が、首筋に軽く当たる。
「俺の勝ちで良いか?」
「ああ」
「な、何が起こりましたの?」
「天凪は、私の攻撃を剣先一つでズラして、そのまま私の首筋に振るった」
「そ、そんな事」
俺は、出来る多分日高や紫苑の奴も出来るはず、そう言えば今夜通信繋げて、討論するって言ってな、盗聴機取らねば。
「んじゃ、俺は夜からやる事あるから、失礼させて貰うぜ」
「ああ、今日はすまなかったな」
「気にすんな」
重りと制服を着直し、手を振りながら、武道場から出て行く、そのまま自室へと帰っていく。
「割と多いな」
発見機を使って確認すると、予想より多かった為、取り外すのに苦労したが十数分程で、全て取り外す事が出来た。
一仕事終え、パソコンを立ち上げて、日高達の通信を繋げる。
『お?割と早めに繋げてきたな』
「まぁな、ISの操縦練習なんて、誰がやるか」
『あはは、流石は夕紀だよ、其れで?学園生活の感想は?」
「面倒の一言だな、自分のクラスの奴らとは、其れなりの関係が出来たけど、今でもISに興味がないから、授業が面倒でならない」
『と言うか、博士は何でお前を選んだんだ?実力的には、日高の方が良いだろうし』
『其れを言うなら紫苑もだろ?科学知識は、お前が一番な訳だし』
「さっさと、始めようや、盛り上がると何時までやるか分からんから」
『分かった、で、夕紀は俺らの考えを見て如何思う?』
俺の話しを一旦やめて、今回話しをする擬態について、開始する。
選考試合の時に見た、日高達の理論内容を思い出す。
「悪く無いとは、思うが此れだと数十センチくらいが、限界じゃないか?月歩は、空走る技だった筈だしな」
『やっぱりか〜、まぁ一応、一歩が考えた第二案があるから其れも見てくれよ』
紫苑は、俺の返しにやっぱりかと言う反応をした後、メールが届いた。
その内容を見て、俺は率直に思った事を言う。
「さっきのよりはマシ、でも此れだと持続力が足りないから、手順1の回路を空中安定場の回路を応用して、こっちに変えた方が、良い筈」
案の内容を、自分なりに改良し紫苑達に送る。
『ああ!その手が、あったか』
『此れならいけるかもな、如何だ紫苑?』
『シュミレートしてるけど、結構良い感じだな』
『流石は、僕達逸般人代表」
「一歩、お前そんなキャラだったか?」
上から順に、日高、エイト、紫苑、一歩、俺の順番である。
その後も話し合いは続き、俺が寝たのは12時を過ぎていた。
夕紀は、完璧人間
日高は、格闘優等生
紫苑は、天才科学者
エイトは、凄腕名探偵
だったら一歩は?