IS〜憎しみを抱える少年〜   作:TENC

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一応、これで一期は終わりです
二、三話書いた後、二期スタートですかね。


帰校

崖の上に、二つの人影があった。一つは絶壁の柵の上、もう一つは近くの木に寄りかかった状態で、何か話しをしている様だった。その二人の中に俺は、躊躇せず割り込む。

 

「何を、話しているんですか?“織斑先生”“天災さん”?」

 

「天凪か」

 

「やぁ、ゆう君。見事フラグを回収して、復活してまで言う私への頼み事は何かな?」

 

二人の会話に割り込んだ俺を見て、織斑先生は呆れて、天災さんは笑いながら俺の出撃前に言った事を聞いてきた。

 

「織斑先生は、俺にIS適正がもともと無いのは昨日言いましたよね?」

 

「嗚呼、そして何故動かせるのかは其処にいるある天才から聞いたがな」

 

「そうですか、其れで天災さん頼みってのは俺からIS適正を無くして下さい」

 

「其れは、如何してかな?」

 

天災さんは、俺の頼みを聞いた後、何故そんな事を頼むのか聞いてきた。

 

「お二人が、知っている様に今のISの事が、俺は嫌っています。本来なら興味なんて、一切起きませんが天災さんからの頼みだったんです。其れに割と彼奴は、強くなりましたからね」

 

「うん分かった!任せてよ、ゆう君!」

 

「頼みました」

 

言いたい事を言った後、旅館に戻ろうした俺に、天災さんが一つだけ聞いてきた。

 

「ゆう君は、今の世界は楽しい?」

 

「………楽しい……と言えば、嘘になりますが、面白いですよ色々と」

 

「そうなんだ」

 

手短に答えて、俺は旅館に戻っていった。

 

 

 

 

 

色々とあった臨海学校も終わり、俺たち生徒は帰りのバスの中で、織斑先生達が来るのを待っていた。

それにしても、何時もの織斑達が何か騒がしいのは、多分昨日夜に、何かがあったのだろう。

そうとしか、言いようが無い。いや其れしか無い。

 

「織斑、お前昨日何しやがった?」

 

「何って………まぁ何かあったが、何で彼処まで」

 

「はぁ」

 

織斑に聞いてみると、案の定昨日何かしたらしい、其れにしても此奴は、何か事件を起こさないと生きて行けないのかよ。

などと、思っていると。

 

「このバスが、1年1組のバスで合ってるかしら?」

 

「え、ええ、あの〜何方様でしょうか?」

 

金髪の女性が、バスに入って来た。

何故だか、嫌な予感しかしない。念のため腕の重りは外しておくか。

 

「ああ、昨日皆さんに助けてもらった者ですよ。」

 

「っ、なんの御用でしょうか?」

 

「あ、ちょ、ちょっと身構えないで。本当にお礼を言いに来ただけだから」

 

そう答えた、女性に山田先生は、身構えたが其れを見た女性が、慌てて訂正してきた。

そして、その女性は、俺と織斑を見つけると近づいて来た。

あ、そうだ、面白い事思い付いた。

 

「君が、織斑一夏君?」

 

「ええ、まあ」

 

「やっぱりね、千冬に似てるもの、あ、私はナターシャ・ファイルスよ、宜しくね」

 

ファイルスさんは、自己紹介をするとこっちにウィンクして来た。

あ、渡すのは、こんな感じでいいか、福音はどんな奴なんだろうな、今度会ってみようかな。

 

「あなたが私とあの子を最後に止めてくれたのよね…それに私のせいで大怪我もさせてしまったみたいだし…ごめんなさい、あと本当にありがとう」

 

「いえ、怪我は治ったので、大丈夫です」

 

「そう、其れより、貴方が天凪夕紀君かな?」

 

「ええ、当たってますよ、其れと勧誘とか止めて下さいよ、面倒ですから」

 

「あら、残念ね」

 

ファイルスさんの言葉を先読みして、断っておくと、少しだけ残念そうにして、言い返して来た。

その後、仲直りの証しとか言って、織斑に握手を求めて、織斑も其れに応じて、握手をした、そのまま織斑の手を引き口を口で塞いだ。

何と、大胆な。だがファイルスさんや、其れは血しか生まれないのだが?

 

「「「「「「「き、キャァァァァァァァァァアアアアアアアアアアア!!」」」」」」」

 

騒がしい、女子共を無視してファイルスさんは、俺の方にも手を出して来た。

 

「あら?」

 

「二回連続は、好きじゃ無いですよ」

 

「そうね。其れじゃあ、バァイ」

 

ファイルスは、何処ぞの天災さんの様に、嵐の様に去っていった。

其れよりも、あのUSBをどう使うか、見ものだな〜。

其れより、夏休みになったら、指導の準備をしなくては。

騒がしい、バスの中で俺は飛んでくるペットボトルを投げてきた本人に、投げ返していた。

ああ、面倒臭。

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