「ふあぁぁ、マジで眠い」
「何時まで、起きてたんだよお前」
「寝てないが、正しいかもよ」
「あり得る」
天災さんとの会合や、紫苑達とのバーベキューなど様々なイベントがあった夏休みも終わり、二学期が早々と始まり出した。
夏休み明けにあった、中間テストも難なく終わり学年一位を余裕でなり、今は修学旅行の準備を全クラスで、やっている。
「てか、お前の所為で俺らの所にも博士から、電話掛かってくるんだぜ?お前や紫苑は、兎も角俺や一歩、エイトは其処まで詳しく無いんだぜ」
「俺に言うなよ、まさかお前らにまで電話するとわ、思わなかったんだぜ」
今は、修学旅行の班である紫苑、日高、一歩と
夏休みの後、天災さんから紫苑達に冗談抜きに電話が掛かってきた時は、本当に驚いた。
日高のそんなことを軽く流して、修学旅行先である京都、大阪に付いてパンフレットを見ながら、行き先を考える。
「エイトは、京都、大阪行った事あるか?」
「二、三回あるよ、だけど京都の風景とかじゃなくて、食べ物ばかりだったよ」
「夕紀は‥‥ごめん、お前外国はめちゃくちゃ行ってるけど、国内はあんまりだったな、一歩は如何だ?
紫苑が、俺に聞こうとしたけど、俺の遠い目を見てすぐに謝った後、一歩に話しをふった。
「大阪なら、結構行ってるよ、でもやっぱり食べ物が中心になっちゃうけどね」
「もうだったら、食べ物巡り良いんじゃね?運動とかは、帰って夕紀に付き合えば、否が応でもやる事になるだろうし」
「そうだな、じゃあ美味しそうな所を幾つか、纏めるか」
此奴らは、俺の特訓に偶につき合うので、どんだけ食っても体型が変わらないどころか、むしろ鍛えられてるので、女子達から羨ましいがられていたりする。
「了解、あ、そうだ夕紀、ジュンから何か渡し物があるらしいから、後で来いっててさ」
「分かった、さっさと纏めるか」
紫苑の奴が、アメリアの知り合いの軍人からの伝言を聞いた後、全員で調べ物をした後、皆んなで俺ん家に寄ってから解散した。
因みに、俺たちのテストの学年順位は、
一位、俺 500点
二位、紫苑 498点
三位、エイト 495点
四位、日高 490点
五位、一歩 488点
の独占順位である。
ピンポーン
ある日の休日に、紫苑達と家で遊んでいたら、インターホンが鳴った。
姉さん宛の郵便物だろうかと思って、ドアを開けると其処には知り合いの郵便配達の人が、アタッシュケースを持って立っていた。
「嗚呼、やっぱりいたなコレお前宛の荷物な」
「俺に?珍しい事もあるもんですね、嗚呼、判子でしたね、はいありがとうございます」
「おう、嗚呼其れとお前と友達達で、来週暇だったら配達手伝ってくれよ、結構量があるからな、其れじゃあな」
「分かりました、では」
話しを終えた俺は、アタッシュケースを持ちながら、リビングにいる紫苑達の所に向かった。
「其れ、心優さん宛の荷物?」
「いや、俺宛らしい。まぁ中身見てみるさ」
テーブルにアタッシュケースを置いて、皆んなの前で開封をすると、其処には卵型の機械が、10機綺麗に並べられて置かれて、手紙が同封されていた。
「何だろう、嫌な予感がして止まないんだが」
「奇遇だな、俺もだ」
この場にいる全員が、この手紙に嫌な予感を感じているが、見ない事には始まらないので、俺が代表してその手紙を読む。
「『この前に、ゆう君から渡されたデータを元に、人が乗っても大丈夫なタイプを作ってみたよ!』‥‥‥なぁ、此れって」
「言うなって、言いたい所だけど明らか過ぎるだろ」
「博士って、ある意味人間辞めてないか?」
「言えてる、あの理論で、人が乗れる様に実用化してくるんだからな」
データを渡した時は、かなり興奮していたが、お世辞にも分かりやすいとは、言えない理論だったが、其れを実用化してくる天災さんに、全員が驚いている中、エイトが口を開けた。
「一応、貰っとくか?」
「博士からのご好意だろうしな、人数分一応貰っといて余りは、夕紀の家で保存って事で」
「分かった、絶対無くすなよ?」
俺の言葉に皆んな、頷きそれぞれ一つずつデバイスをとった後に、ケースを閉じて金庫の中にすぐにぶち込んだ。
「うんん、天災さんのお陰で話しがずれたな、遊ぶか」
「そ、そうだなよっしゃ!紫苑あん時のリベンジだ!」
「良いぜ!勝てるもんなら!」
俺が、話題を変えたので少し暗かった雰囲気が、エイトの返しに紫苑が答えてた後は、何時もの調子に戻り騒ぎながら一日を過ごした。