二学期開始
夏休みが終わり、二学期が始まったIS学園に、俺は少し重い脚取りで、門をくぐった。
天災さんが、言っていた。この学園にテロリストが、攻め込んで来ると。
俺らを襲った連中とは、比べられ無い程に危険で物騒な連中って天災さんは言ってたが、テロリストなら手加減する必要は無いからそんな事は関係無い。
では、何故俺の脚取りが重いのか、それは簡単な事だ。姉さんが、この学園の学園祭で公演をすると言うのだ。
姉さんは、ISよりもテロリストを嫌ってるが、何こんな時に公演何てやろうとするんだよ。
はぁ、取り敢えず、姉さんだけは絶対に守ろう、もう大切な誰かを失うのはごめんだ。
「と言うか、マジで眠い」
本当、早く寝たいな。
『天凪夕紀くん、至急学園長室に来て下さい』
え?俺って、何かしたっけ?
そんな疑問の中、学園長室に入って見ると其処には、轡木さんと織斑先生、そして我が愚姉の心優が居た。
「お?来たね、夕紀」
「姉さん、取り敢えず此処で余り、俺に関わら無いで下さいよ、面倒な事になりますから」
「ええ〜、まぁでも、ある程度自重してあげるよ」
辞めるとは、言わなかった、此れがどれだけ俺の心を落ち着かなくさせるか、この人は多分わかっているのだろう。
多分、姉さんが、此処にいる理由は、公演の打ち合わせとか何たらだろう。
其れ以外に、姉さんが此処にくる理由が、分からん。
「彼女と、君は姉弟だそうじゃないか、だから君には、彼女の護衛を頼もうと思うのだが」
「何をそんな事ですか、頼まれなくてもやってますよ、まぁ、一応俺の姉ですし」
「ちょっと夕紀!一応って、何よ私に不満があるの?」
「むしろ、不満しかありませんね、どれだけあんたの行動に、俺が振り回されたか、事細かに日時まで、加えて教えてあげましょうか?」
「うっ」
姉さんが、俺の発言に反論して来たが、姉さんは俺の特技を覚えているので、其れを利用して姉さんの言葉を論破する。
俺は、覚えた事は、決して忘れ無いのだ。
「ん?て事は、俺は学園祭の出し物に出なくて良いんですね?」
「嗚呼、クラスの方には、私の方から伝えておこう、だが其れまでの間は、準備の時間は、お前も参加する様にな」
「了解です、んじゃ俺は戻って良いすか?」
「ええ、伝えたい事は、伝え終わりましたので、大丈夫ですよ」
轡木さんから、許可をもらった後、学園長室から出た俺は、廊下を歩きながら、テロリストについて色々と考えてみる事にした。
「取り敢えずは、エイトに頼んで、色々と調べて貰うか」
その後、直様エイトの電話に依頼のメールを送信した。
ああ、後バット買わ無いと、バットじゃ無いと、骨が折れ無いからなぁ〜。
俺は、俺で色々と準備を済ましていった。