IS〜憎しみを抱える少年〜   作:TENC

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終盤だぜ!この野郎!そろそろ終わりだぜ!初投稿から二ヶ月だぜ?早かったぜ!
てな訳で、どうぞ!


逸般人舐めんな

「織斑の事、絶対に殺しにきてるだろ此奴ら」

 

俺の眼の前には、織斑を殺さんと血眼になって、武器を振り回す専用機持ち達。

此奴らは、織斑の事が好きだったはず、なのに何で襲い掛かっているんだ?

そう思っていると、楯無先輩のナレーションが入る、隣国の軍事機密、其れだけであんなに血眼になる筈が無い、予想出来る条件と言えば。

 

「織斑関係の事、一番濃厚なのは相部屋ってとこか」

 

ま、相部屋になった所で、ボーデヴィッヒ以外、ヘタレっぽいから、進展は無いだろうが。

などと、結論付けると又もや、楯無先輩のナレーションが入る。

そして、専用機持ちじゃ無い生徒や、一般客などがフィールドに侵入して来た。

 

「自分から、敵を招くまでは、同意出来るが、対応出来なかったら、笑え無いですぜ、楯無先輩」

 

此れにより、侵入しようとしていたテロリスト達が、容易に侵入する事が、出来る様になった。

そして、今俺がいる場所は、交戦するには丁度良く、人気の無い場所、俺が敵だったら、織斑を此処に誘導するだろうと、思っていると、誰かが此処に入って来た。

 

「来たか」

 

バレたら、元も子もないので、声を小さくし誰が来たのか、確認する。

 

「ビンゴッ!」

 

其処に現れたのは、巻紙礼子(偽名)と名乗った、俺が眼を付けた女性だった。

気配を周りに同化させて、ゆっくりと近づき、安全圏と危険域のギリギリの場所で、止まる。

 

「巻紙さん、こんな所で誰をお待ちかな?」

 

「ッ?!こ、此れは天凪君でしたか、驚きました」

 

いきなり、声を掛けられた巻紙礼子は、驚きながらも、偽装をし続ける。

 

「誰をお待ちと言われましても、織斑君ですが」

 

「悪いが、織斑は奪わせ無い、お前らは此処で潰す予定だ“亡霊機業(ファントム・タスク)”」

 

「ッ?!はっ!バレちゃしょうがない、其れにこんなセリフも飽き飽きしてたんだよ、クソが」

 

………この人、偽装中と普段の状態の口調、違いすぎ無いか?

お淑やかが、偽装状態なら、普段はガサツってか?まぁ、人それぞれだし、関係無いがな。

 

「予定外だが、お前を連れてく事にする」

 

「抵抗したら?」

 

「無理矢理にでも、連れてってやる!」

 

女の背後が、奇妙に動き出したら、八本のオレンジ色の蜘蛛の様な脚が、突き出し俺を拘束しようとするが、俺は直様愛刀を呼び出し、細切れに斬り刻む。

 

「なっ?!」

 

「無理矢理って、言葉は好きじゃ無い、其れと俺を連れてけれると思うなよ、言っとくが俺は、IS一機程度なら、相手に出来るからな!」

 

「くっ!」

 

刀をもう一本呼び出した俺は、残像を織り交ぜて、影分身並みに、姿を見せて、テロリストに攻撃を加える。

無双剣で、一気にやっても良いが、もしかしたら外の仲間が、来るかもしれ無いから、此処ぞと言う時に使う事にする。

絶対的な一手を持っていても、其れを使う場所を見極めなければ、其れは負けの一手に通じるのだから。

 

「クソ!ちょこまかと!」

 

「はは!遅い遅い!雑魚が、こんなんで、のこのこ此処に来れたもんだな!」

 

「ざっけんな!もう良い殺す!」

 

「殺れるもんなら、殺って見やがれ!」

 

ISを展開して、マシンガンを俺に向けて、乱射するがそんな物は当たら無い。

其れに、俺の前でマシンガンを使うとは、良い度胸してやがるな此奴、俺は、一度覚えた事は、絶対に忘れ無い。

其れは、一度同じ武器を見れば、対策方法なんて、数十も考えられる。

だが、此処では、室内を止まらず、高速で動き続け的を絞らせ無い様に、避ける。

そして、要所要所で、斬撃を飛ばして牽制と共に、装甲を削っていく。

 

「避けんな!当たりやがれ!」

 

「当たるかバカが!今の俺に、マシンガンなんてもんが、通じると思うなよ、亡霊機業!」

 

「なら、此れならどうだ!」

 

「其れも、覚えてるぜ!当たるかよ!」

 

女が、マシンガンを収納し、展開したのはレールガンだった。

だが、ボーデヴィッヒの専用機にも、レールガンは積まれているだから、俺には効かない。

双刀を戻した俺は、鏡並みに光り輝く大鎌を取り出した。

女は、迷う事なくレールガンを、俺に向けて放出する。

 

「オラァッ!」

 

「なっ!?ガハッ!」

 

円形に振り回した大鎌の刃で、レールガンの光撃を反射し、アラクネに当てる。

逸般人舐めんな、亡霊機業。

 

「よっと!」

 

「ガハッ!て、テメェ!」

 

起き上がろうとした、女の腹を踏み潰し、女を見下ろす状態になる。

その状態に、女は今にも飛びかかって、俺を殺そうとするが、踏み潰すと同時に、アラクネのアーマーを槍で、ぶっ刺して動け無くしている為、其れは出来る事が出来ない。

 

「選ばせてやるよ」

 

「どけっ!殺すぞ!」

 

「やっぱ、前言撤回選ばさない、取り敢えず、ぶっ飛べやぁ!」

 

「グハッ!」

 

女の返答に、その前に言った言葉を撤回し、バットを呼び出して、女をアラクネごと蹴り上げ、重りを外した腕で、思い切りフルスイングする。

 

「第二ラウンド行こうか、亡霊機業」

 

アラクネは、多分もう無理だろうな、さっき夜が、外でも交戦中って言ってたから、外に居た奴が、来たんだろう。

ぶっ飛んでいった、アラクネで開けた穴から、外へと飛び降りる。

 

あ〜、やっぱ、テロリスト相手にすると、気持ちが抑えられないわ〜。

自重しなければ。

 

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