IS〜憎しみを抱える少年〜   作:TENC

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適正発覚

「はぁ、よりによって俺ら襲撃被害者達が、最初にされるとかないわ〜」

 

「俺らは、あんまり恨んで無いけど、大多数の人が恨んでるもんな〜」

 

「てか、博士と交流持っていたりするからな俺ら」

 

「逃げられ無いって訳か、はぁ〜憂鬱だぜ」

 

何故、俺たちがこんな事を言っているのか、其れは簡単だ通常女しか乗れないISに、初の男性操縦者が現れたのだ。

其れによって、政府が全国の中学3年生、初の男性操縦者の織斑一夏と同年代である俺たちを中心に、一斉適正調査が行われたのだ。

 

「もし、動かせたならってかこの中の誰かが、絶対動かせるだろ」

 

「あり得るね、まぁその時は博士に製造頼むけどね」

 

「右に同じ、絶対あの人が関わってるだろうから、此れぐらいは許されるだろう」

 

「はぁ、逃げ切れるけど世界的指名手配は、ごめんだな其れにこの適正調査って、アレだろ?女性権利団体の奴らが、安心する為の物なんだろ?」

 

「織斑一夏が、かのブリュンヒルデの弟だからな、一人ぐらいなら後々楽なんだろう」

 

そんな話しを続けている間、適正審査から帰ってきた男子達の顔は、不機嫌そのものだった。

3年のなり、恨んでる奴が多いクラスになった俺らは、余り恨んでない事を嫌味風に言われずに、無くす事を言って言った。

 

「お、俺の番だな」

 

「戻って来なかったら、動かしたって事にしとくよ」

 

「そのまま、世界から姿を消したい」

 

「切実だな、オイ」

 

軽口を言い合いながら俺は、審査が行われている体育館へと足を進める。

 

「じゃあ、其れに触って」

 

「ういーっす」

 

「はぁ、何で私がこんな事をしなくちゃならないのよ」

 

そんな事言われましても、貴女が無能だからではないでしょうか?

そんな事を内心で、考えながら眼の前に鎮座しているISに眼を向ける。

 

(お前、俺の事を待っていた何て言ったら、洒落に何ねぇーぜ?)

 

そんな事を思いながらも、ISへと手をかざすと俺の身体が光りに包まれる。

ああ、やっぱりこうなりましたか、何処かで見ている天災さん?此れも貴女の考えの中ですか?

 

「う、嘘!れ、連絡しなくちゃ!」

 

慌ただしい女性共を無視して、ISの展開を解除する。

 

「如何やら、頭までイカれたか“待ってたよ”とかマジで洒落に何ねぇーぜ」

 

小声で呟いた俺の言葉は、慌ただしいこの空間では誰の耳にも届かなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、知られてしまうと困るらしいので、教室に帰らされたが、俺の落ち込み様を見たクラスメイト達は、全てを察してくれた様で、皆んなで慰めてくれた。

その後も、調査は続けられたが、結局見つかったのは俺一人だった。

放課後、事情を察した皆んなは、用事があると言う俺に何の疑いも無く、何時も通りにしてくれたのは、かなり泣きそうになった。

 

「天凪くん、其処に座りなさい」

 

「はい」

 

向かった場所は、校長室其処には担任と学年主任と校長と二人のスーツの女性が座っていた。

 

「君には、IS学園に入学してもらうが、家族の方は?」

 

「両親には、小学生の頃に捨てられました、姉は世界中を飛び回ってますので、今はいません」

 

「そうか‥‥‥」

 

俺の返答に、しまったと言うような顔をした女性は、色々と教本を渡してきた。

その本の厚さに、思わず担任に逃げても良いかと言うが。

 

「先生ェ、マジで逃げて良いですか?」

 

「駄目に決まっているでしょ?貴方なら出来るかもしれ無いけど、教え子が指名手配されるとか洒落になん無いわ」

 

と、しっかり自己保護を加えて、却下された。

その答えに、肩を落として大きなため息を吐くと、教本を纏めてバックに打ち込み、校長室の窓に近づき、スーツの女性達にこう言った。

 

「それでは、その期日には、学園の方に伺いますので、さらば!」

 

「「え?!」」

 

窓を勢いよく開けて、窓から飛び降りる。

突然の事に驚いた様な声が聞こえが、そんなの如何でも良い天災さんに、放課後までに思い付いた設計図を渡さないとな。

地面に届くと同時に、思い切り地面を複数回蹴り威力を相殺する。

速攻で、家に帰ると同時に天災さんに電話を掛ける。

 

「はろはろー、如何かな束さんからのプレゼントは?」

 

「はっきり言って迷惑です、言いましたよね?俺の学園の大多数は、今のISを恨んでるって」

 

「でもー、ゆう君は少ない方だって言ってたから、でも悪かったよ、お詫びに何かしてあげるよ!?」

 

「じゃあ、そっちに放課後までに考えた設計図渡すので、其れ通りに作って下さい」

 

「おっけー!其れと、私の妹といっくん、ちーちゃんの事頼んだよ」

 

最後の言葉は、何時もの天災さんよりも、ずっと声のトーンが低かった。

この三人に、何かあったのだろうと考えつつ、アメリカのジュンに連絡を取り愚痴を聞いて貰う事にした。

 

 

その日、二人目の男性操縦者が現れたが、その情報は世間に出回る事が無かった。

 

 

ある日、ある場所

 

 

「むっふっふふー此れは、凄いや正しくゆう君専用機だ!腕がなるぞー!」

 

一人アリスな服装の女性が、あるデータを見て興奮しながら何かを開発し始めた。

 

逸般人の少年は、憎しみを心に抱え恨む物を学ぶ場所へ、入る。

 

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