IS〜憎しみを抱える少年〜   作:TENC

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今回から、原作突入です。
タグにもある通り主人公は、原作キャラに冷たいです。

では、スタート!


原作スタート〜白の例外〜
学園生活スタート


女、女、女、女、見渡す限り女だらけの中俺は、ため息が出そうなのを耐えて、ぼーっとしていた。

俺の席は、後ろの方にあってまだ良いのだが、織斑の野郎は一番前と、同環境者としては、とてもドンマイな場所に席がある。

内心、こんな場所に送り込んだ天災さんを、今度会ったら一回しばき倒したろうかと、考えていたら教室のドアが開き先生が、入ってきた。

 

「副担任の山田麻耶です、皆さんよろしくお願いしますね」

 

「‥‥‥‥‥」

 

緑髪で、慎重が低いので、中学生が無理して先生をやってる感が、半端なく現れていた。

案の定、女子達は織斑や俺に視線がいっているので、山田先生の言葉に返答をしなかった。

その反応に、山田先生は涙目と言うか半分泣いていたが、自分のことを奮いたたせ、自己紹介へと移らせた。

俺の苗字は、“あ”から始まるのです、割と早めに回ってきた。

 

立つと、全クラスの視線が集中するが、んな事俺には何の影響も無いので、簡単に済ませる。

 

「天凪夕紀です、特技は瞬間記憶と物作りです、此れから3年間よろしく」

 

「‥‥‥き」

 

何処からか、そんな声が聞こえた。

俺は、本能的に耳を塞ぐ。

 

「きゃああああ!!!」

 

「イケメン!」

 

「其れも、守ってくれそうなタイプ!」

 

「しかも、頭良さそう!」

 

耳を塞いだのに、マイクロウェーブの如く振動が、入ってくる。

此奴ら、人間か?俺らと同じ逸般人か?

何てくだらない事を考えた後、織斑の番になったが、彼奴は何か考え事をしていたようで、山田先生の呼びかけに答えず、その後二人で可笑しなやり取りをした後の自己紹介は。

 

「織斑一夏です」

 

此れだけだった。

此奴コミュ障か?と思うくらい、短すぎる自己紹介だったが、織斑自身も此れでは、何かまずいと思ったらしく、その後に追加で、こう答えた。

 

「以上です!」

 

ガタッ!その言葉に俺を除いた、クラスメイト達が椅子から崩れた。

此奴本当にバカだなと思っていたら、黒スーツの女性が織斑の背後に回っており、出席簿らしき板で、織斑の頭上に振り下ろした。

 

「自己紹介もまともに出来んのか馬鹿者」

 

「いでぇ!って千冬姉?!だぁっ!」

 

「此処では、織斑先生と呼べ馬鹿者」

 

この人は、あの世界最強の織斑千冬さんらしい、其れよりも俺が認識できるスピードギリギリとは、この人絶対こっち側だ。

 

「キャアアアアアアアァァァァー!」

 

織斑先生を目の当たりにしたクラス中の女子が一斉に叫んだ。

耳をつんざかんばかりの音量に、思わず耳を塞いだ。

 

「ち、千冬様よ! 本物!」

 

「素敵! 素敵よぉぉぉ!」

 

「感激ーっ!」

 

何故だろう、女子はこんなにも変態な生き物だっただろうか、俺は自分の中を女子の定義が、不安になっていった。

毎年のことで慣れているのか、織斑先生はやれやれといった様子で首を振る。

 

「……まったく、だから新入生の相手は疲れるのだが……」

 

「お姉さまぁー!」

 

「キャアアア! お姉さまの呆れ顔もステキー!」

 

本物がいやがる、呆れ顔が素敵とかお世辞にもならんのに、何故か言ってるやつが、本心で言ってやがる。

頭を抱えていた、織斑先生は、はぁ、とため息を吐くとさっきまでの凛々しい目付きに変わり、軽く挨拶をした。

 

「さあ、SHR(ショートホームルーム)は終わりだ。諸君らにはこれからISの基礎知識を覚えてもらう。その後実習だ! 基本動作は半月で体に染み込ませろ。いいか、いいなら返事をしろよ、分かったな!」

 

「はいっ!!」

 

さっきまでおちゃらけていた、女子達だったが織斑先生の呼びかけの後、真剣な表情で元気よく挨拶した。

言うことが無茶苦茶でも、織斑先生が言うと説得力を持つから困る。

大体「返事をしろ」の一言を念入りに説明し過ぎでは無いかと、無駄に威圧的だと思いながら、何かされたら嫌なので、俺も一応返事は、しておいた。

 

 

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