それとは別の時間に到着した者もいた。
「ここが教会の町グランドスタン!」
俺たちは門を潜ろうとしていた。
「大きな建物が見えるけど」
俺達は大聖堂を見た。
「あれは大聖堂だよ」
俺は歩きながら説明した。
「あれは宗教アテネが拠点にしている場所だから」
するとアリアとサクラは驚いたように言った。
「「あの三大宗教の!?」」
「うん!」
「だからこそこの町は教会の町と言われているんだ」
すると周りの人々が賑やかにしているのが見えた。
「なんか賑やかじゃない?」
「はい!賑やかです」
「それもそうだよ!」
「「???」」
俺は周りを見ると言った。
「今日は聖女祭なんだから!」
するとその名前を知らないようにアリアとサクラは言った。
「「聖女祭?」」
「しらない?」
「「うん」」
俺は少し歩くペースを落としながら話し出した。
「宗教アテネは代々聖女と言われる人がリーダーを務める」
「「聖女?」」
「うん!その聖女を決める大事な日を聖女の誕生祭として祭る」
「だから聖女祭」
「ってことは女の人?」
「女の人が代々聖女になる」
すると俺たちはいつの間にか宿の前に来ていた。
「というより女の人しかいない」
俺達は宿で部屋を借りるとそのまま部屋に入り準備をしてもう一度出た。
「ハンター支店を目指そう」
「そうね」
俺達は歩きながらハンター支店を目指した。ハンター支店に入り到着を報告すると、そのまま支店を後にした。
「さて!どうする?」
「あの大聖堂を見たいんだけど」
「私も見たいです」
「じゃあ大聖堂を目指す…」
「どうしたの?」
「どうしました?」
俺は視界にあのシスターが見えた。
「メイさん!」
俺は手を振りながら言った。アリアも気づいたようで同じく言った。
「メイさん!」
メイさんも気づきこっちに手を振った。
「お久しぶりです」
「聖女祭で?」
「はい!」
俺達はメイさんの元によるとそのまま会話を続けた。
「どうしたんですか?」
「えっ!」
「顔色が悪いですよ」
「……」
メイさんは少し考えながら言った。
「私不安で…」
「不安?」
「はい、今回の聖女祭はシスターが千人も集められているんです」
「千人!?」
俺は驚いた。
「それって多いの?」
「多いよ!」
「大体聖女祭に呼ばれるのが各修道所の代表が約100ぐらい呼ばれるのに」
「はい、今回はその約十倍も呼ばれているんです」
俺は何か不吉な事を感じた。
「私何か嫌な予感がするんです」
俺は考えながら言った。
「大丈夫ですよ!いざとなったら俺達がいます!」
するとメイさんは少し明るくなり言った。
「はい!」
すると周りは夕方になろうかとしていた。
「大聖堂まで送りますよ」
「ありがとうございます」
俺たちは大聖堂まで送ると裏口に1人の女性がいた。
「心配したんですよ!」
「すみません」
「さあ!中に入ってください!」
「では!みなさん!」
「「「また!」」」
目の前にいたシスターさんが俺達に向かって言った。
「ここまで送ってくださりありがとうございます」
「いえいえ」
「わたくしこの大聖堂に勤務するシスターフロンと申します」
そう言うとシスターフロンは頭を下げた。
「では!私達は忙しい身なので」
そう言ってシスターフロンは中に入って行った。
「じゃあ!大聖堂の中でも見ようか!」
「「うん!」」
そう言うと俺たちは大聖堂の中に入っていた。
「大きい…」
そう言ったのはサクラだった。アリアも周りを見渡していた。
「見れるのはこの場所だけだけど」
「へー」
俺は奥に指を刺した。
「ほら、奥にオーパーツがあるよ」
すると剣も同様に反応した。
俺たちはオーパーツの一つの前に立っていた。
「これがオーパーツの一つ聖衣だ」
「「へー」」
目の前にあるオーパーツは綺麗な白い服に赤い宝石は散りばめられた服だった。
すると俺は船で俺を見ていた女性がいる事に気付いた。彼女は人がいない場所で立ちすくんでいた。俺は彼女の元によると話しかけた。
「ねえ!君はどうして聖衣を見ないの?」
すると彼女はまたしても不機嫌そうな顔をして言った。
「別にいいでしょ」
「……」
俺は気になる事を聞いてみた。
「ねえ!どうして君はそんなにも悲しい顔をしているの?」
「!!!」
彼女は俺の方に向き直り驚いた顔した。
「別にいいでしょ!」
「いいわけないじゃないか!辛そうにしている人がいたらほっとけないよ!」
「あなたに何がわかるのよ!」
「わたくしのこの思いが、想いが!!」
「それを教えてよ」
「~~~~~」
彼女は駆け足でその場を後にした。
私たちはそのまま大聖堂を後にした。
「さあ帰るか!」
「はい!」
私は公園の噴水の前にあるベンチに座っている人が、先ほどの彼女だと気づいた。
「先に行ってて」
「「うん」」
そう言うと私は彼女の元まで急いだ。
彼女は悲しそうな顔をしていると、私に気付いていつもの不機嫌そうな顔をした。
「なにかしら」
私は彼女の隣に座って言った。
「ジンの事ごめんなさいね」
「なぜあやまるの?」
「あなたの触れてはいけない事に触れたみたいだったから」
「別にいいですわ」
「でもね、これだけはわかってほしいの」
「なんです?」
「ジンはねあなたを助けたくて言ったのよ」
「……」
「決して興味本位で聞いたんじゃないのそれだけは覚えていて」
そう言うと私は夜の町に走って消えた。
「ねえ!どうして君はそんなにも悲しい顔をしているの?」
だって!
「いいわけないじゃないか!辛そうにしている人がいたらほっとけないよ!」
やめて!そんな顔しないで…
そんな…
「それを教えてよ」
昔のわたくしの顔を…
「ジンの事ごめんなさいね」
なぜ謝るの!?なぜ!
「あなたの触れてはいけない事に触れたみたいだったから」
ちがうの!私が逃げたのは…
「でもね、これだけはわかってほしいの」
「ジンはねあなたを助けたくて言ったのよ」
知っていた…
だから逃げた…
だから不機嫌な顔をしていた
逃げたかったから
「決して興味本位で聞いたんじゃないのそれだけは覚えていて」
昔の私に似ていたから…