ついにグラン国城にたどり着いた
無限魔石が新たな戦争の火種になろうとしていた
私は城の一室で目を覚ます。シャワーを浴びると私はそのまま部屋を出た。部屋を出ると私は改めてこの城の大きさに気づいた。
「本当に大きい…」
外から見ただけで約13階はありそうだ。外の風景のとても綺麗だった。
「私達あそこから来たのよね」
そうして外を見ていると声が聞こえてきた。
「はっ!とっ!てやっ!」
昨日会ったジンのお姉さんだ。あのおっとりしていた時とは思いもよらない大きな声で木刀を振っている。
私はそのまま下に降りると彼女の元に行った。
「おはようございます!」
そう言われると彼女はいつものおっとりした顔に戻って言った。
「おはよう、たしかアリアさんだったわね」
「はい!」
「私はアリサ・グランよ」
「アリサさんは稽古ですか?」
「ええ」
そう言われると私は周りを見渡した。木の人形が5体並べられておりそれ以外はなにもなかった。
「そう言えばアリアさんはどこかの流派なのかしら~?」
「いいえ我流です」
「あら~」
「やっぱり!」
「分かります?」
「ええ!太刀筋がばらばらだもの」
「そうですか…」
(剣は父が忙しく自分で覚えたし、近くに教わる場所もなかったし)
そんな事を考えているとアリサさんが一つ提案してくれた。
「もしよければ私が教えてあげましょうか?」
「えっ!いいんですか?」
「ええ!アリアさんさえよければ」
「お願います!」
私はそのままアリサさんのもとに急いだ。
俺は起きると周りを見渡した。
「俺の部屋か」
自分の部屋だと確認すると俺は部屋を出た。部屋を出ると執事の1人が話しかけてきた。
「朝ごはんはどうなさいますか?」
「和食で」
「かしこまりました」
そう言うと執事はそのまま曲り角で消えた。少し廊下を歩いていると、外から大きな声が聞こえた。外を見ると姉さんとアリアが稽古していた。というより姉さんが教えている感じだ。
「彼女姉さんに教えてもらってるんだ」
「!!!」
驚いてそこから飛びのく。そこには全身鎧で自分の顔さえみに隠している兄がいた。
「びっくりするだろ!!」
そう言うと俺は再び窓の外を見た。
「強くなりたいんだってさ」
「どういうこと?」
俺は兄の方は向かずに聞いた。
「聞いたぞ彼女に!お前今まで色んな事件を解決してきたそうだな」
「うん」
「だからこそお前の強さを良く知ってる。だからこそ一緒に肩を並べたいと思ってるんだ」
「そっか」
俺は窓から顔を離すとそのまま食堂に急いだ。食堂で食事を済ませると兄が言った。
「ジン!久しぶりに俺と戦うか?」
「なんで?」
「お前がどのくらい強くなったのか見てやる」
「いいよ」
俺は自信満々に受けた。その足で俺は別の闘技場に急いだ。
闘技場は食堂の大きなガラス窓から良く見える場所にある。
「準備はいいか?」
「うん!いつでも」
「じゃあ…」
そう言うと兄は攻撃態勢を取った。
時計を見るともう朝の8時を回っていた。
「朝ごはんを食べましょうか」
「はい」
そう言うと私達は4階の食堂に行った。食堂に行くと昨日会った鎧の人とは少し違う、一回り小さい人が食事していた。その人は窓の方を見ながら食べていた。
「何を見てるの~」
「闘技場」
そう言われると私も闘技場を見た。そこにはジンと昨日の人が戦っていた。
見ていると鎧を来た男の人が地面に拳を叩きつけると地面から土で出来た槍が出てきた。
「出たな兄さんの土龍拳」
そう言われると今度はジンが距離を置き地面に剣を二本刺すとそのまま剣を振り上げた。するとその先から大きな氷の山が土龍拳の邪魔をした。
「氷山翔ね」
もうすでに私は二人の攻撃を捉え切れないほど二人は、一進一退の攻防を続けていた。
「朝ごはんです」
そう言われると私の目の前に洋食が置かれていた。
「いただきます」
そう言うとアリサさんが言った。
「ジークフリードの魔法拳は相変わらずね~」
「そうだね」
「ジークフリード?」
そう聞き返すとアリサさんが答えてくれた。
「あそこにいる人の名前よ、ジークフリード・グラン」
「ご馳走様でした」
そう言うともう一人の鎧の人が部屋を後にした。
「彼の名はカイサ・グランよ」
「じゃああの人も…」
「兄弟よ~ジンの一歳したよ~」
その後食事が終わり私達はもう一度稽古場に戻った。
「双竜撃」
「爆砕拳」
二人の攻撃がぶつかるとお互いにその場で倒れた。そうすると奥から1人の女の子が出てきた。
「お兄様達!タオルです!」
「ありがとう!アン!」
「すまない」
俺たちはお互いにタオルを受け取るとお礼を言った。兄は鎧を消した。
「魔法で作ってるんだから必要ないときは消したら」
そう言うと兄はこう言った。
「いいんだよ!こうしていると魔力値が上がるんだから」
「ふーん」
そういう会話をしているとアンが話しかけてきた。
「ジン兄さま!後で魔法を見てくださいませんか?」
「別にいいけど」
「本当に!?」
「ああ」
俺はそのまま兄と一緒に魔法部屋に急いだ。
「見ててね」
そう言うとアンは目の前で魔法の演唱をした。
「いいじゃないか!成長したな」
「ホント?」
「ああ」
そう言うとアンはそのまま魔法の演唱を続けた。
「ジン」
「何?」
「戦争が始まったらお前は無限魔石を破壊しろ」
俺は黙って頷いた。
「ジン様!ジークフリード様!父上がお呼びです!」
「分かった」
「では!」
そう言うと俺達はアンを連れて親父の元に行った。
書斎に行くと親父と母さんがいた。
「何?」
「二人とも今しがたソロモン国が軍艦を大勢この城目掛けて進撃を進めたという情報が入った」
「何時に到着?」
「明日の朝の8時だ」
「明日の朝の8時に開戦」
「そう言うことだ!二人とも準備を始めろ!」
「「はっ!」」
船の中
「グラン国には何時に到着だ?」
「明日の朝には…」
「そうか…」
「少々のお待ちを」
「魔動砲は…」
「準備万端です」
「到着しだい攻撃開始だ」