1人の女性の犠牲のもと
ソロモン国はグラン国に対する抵抗能力を失った
そして、たった一日の戦争は終わった
一緒に
葬式が過ぎてから数日が過ぎた。その間私はジンの傍にいた。するとジンのお父さんから呼び出しが来た。ジンはお父さんの元に行った。
「何?」
「お前今からどこに向かうんだ?」
「隣の国に向かおうかと…」
そう言うとお父さんは少し考えるともう一度真剣な顔でジンに頼み込んだ。
「実は今度隣国で共同の継承式が行われる、そこでお前にその継承式に出てほしい」
「???」
ジンは全くわけがわからず頭を捻っていた。
「どうして俺が?」
「お前の旅に今度ジークフリードが同行するだろ」
「???」
そう言えばそう言う話が来ていたような気がする。ジンにはまだ説明していなかった。
「なんで兄貴が?大体兄貴はハンターじゃないだろ…」
そう言うとお父さんはそのままジン言った事とは逆の答えを話した。
「何を言っているんだ?あいつはハンターだぞ…」
「…!!!」
「嘘!俺知らなかったぞ!」
そう言うと後ろの扉からお母さんが現れた。
「あなたがなる前にハンターになったのよ」
「嘘!」
「元々ジークフリードの夢はハンターになり世界中を旅する事なのよ」
そう言われると私はケネディーさんの言った事を思い出した。
『』
ジンも同じことを思い出しており、少し悲しそうな顔をしていた。私はジンの代わりに話を進めた。
「要するにジンはジークフリードさんと一緒に隣国の首都に向かばいいんですね?」
「ああ!頼むぞ!
「はい!」
そう言うと私はそのままジンを連れて部屋を出た。私はそのままジンを連れてジンの部屋に戻った。するとジンはケネディーさんの事について話し始めた。
「俺がケネディーさんに会ったのは6歳の時の事だった」
「俺は部屋に閉じこもっていた」
「俺は当時から外に出れば化物と罵られてきた」
「ケネディーさんはそんな俺の事を1人の男の子として接してきた」
「当時ケネディーさんはソロモン国の首相だった」
「ケネディーさんはグラン国城の内部の見学の時に俺の部屋に入ってきて俺を外に連れ出してくれた」
「そんなケネディーさんは去る時にこう言った」
『あなたは優しく、強い男になりなさい』
「だから俺はそんな男になろうとハンターになった」
全てを聞き終えると私はそんなジンにどんな事を言えばいいか考えた。
「ジン、今のあなたはそんな男じゃないの」
「俺は…」
「あなたのおかげで私はすごく楽しいわ」
「アリア…」
私はこのままジンを支えて行こうと決意した。
俺は改めて兄貴に話しかけた。
「兄貴どういうことだ!?」
「なにがだ?」
「ハンターのことだ!」
そう言う俺の顔は焦ったような顔をして話しかけた。
「別におかしなことはないだろ…俺は元々旅がしたかった…だからこそハンターになったんだ」
俺は改めて部屋を見渡した。部屋は片付いており荷物は大体鞄に入れていた。
すると兄はそのまま俺の方に向いて話始めた。
「アリアさんは?」
「アリアは姉貴のところに行った」
俺は兄と一緒に部屋を出た。すると稽古場から大きな声が聞こえてきた。
「はぁ!てやぁ!」
俺たちは窓から稽古の様子を見ていた。アリアは木の人形に対して必死に攻撃していた。
「彼女の傍に居るんだろ」
「うん」
「だったら傍にいてやれ」
「うん!」
俺は走りながら下に降りるとアリアの居た稽古場に入った。俺の手にはタオルと水が有った。俺はそれをアリアの元に届けた。
「アリア!水とタオル!」
するとアリアは俺の存在に気づき俺の方に向いてくれた。
「ありがとう!」
そう言うとアリアは水を飲みながら言った。
「稽古の様子はどう?」
「もうすぐで完了よ」
「間に合ってよかったな」
「うん!」
そう言うとアリアは笑顔で答えた、俺はそれを笑顔で返した。すると上からサクラの声がした。
「先輩達!お昼の準備が終わったそうです」
そう言われると俺は大きな声で叫んだ。
「分かった!ありがとう!」
そう叫ぶと俺はもう一度アリアの方に向いて手を差し出し言った。
「行こうか?」
「うん!」
そう言うとアリアは俺の手を取りそのまま一緒に食堂に行った。食堂ではすでにみんなそろっており食事を始めていた。俺とアリアも席に着くと食事を始めた。俺はアリアに一つ相談をした。
「アリア!稽古が終わってからでいいんだけど、後で付き合ってほしい場所があるんだけど…」
そう言うとアリアは笑って言った。
「別にいいわよ!」
俺はそのまま笑顔で返した。
「良かった」
俺たちはそのまま食事を済ませるとアリアの稽古を見届けた。
稽古は昼の4時に終わりアリアは素早く着替えた。
「どこに行くの?」
「丘に…」
そう言うと俺はそのままの足で少し遠くの丘に、弁当を持って移動した。
丘に着くとすっかり夜だった、アリアは夜空を見上げながら言った。
「綺麗!」
そう言うと俺はそのままアリアの方を向き言った。
「そうだね!」
俺達はその場でお弁当を開けた。
「おいしそう!」
「ありがとう!」
「えっ!?」
アリアは何でという顔していた。
「このお弁当俺が作ったから」
創意とアリアは意外そうな顔をした。
「じゃあこれを…」
そう言うとアリアはから揚げを食べた。
「おいしい!」
「良かった!」
俺は安心した顔をして言った。するとアリアは疑問を浮かべた。
「どうしてここに来たの?」
「もう少ししてからの秘密…」
そう言うと俺は空を見た、するとアリアも空を見た。
空を見た瞬間流れ星が流れた。それも一つや二つではなく数えきれなほどに。
「……綺麗」
アリアはただそう呟いていた。俺はそんなアリアに言った。
「俺の大切な場所」
「ありがと!」
俺はそんな中最後の流れ星を見るまで見続けた。
グラン国城内部で
「このことはジンとジークに任せよう」
「わかりました」
「お父さん、本当にあのことをあの子たちに任せるんですか?」
「ああ、内の兵士達ではどうしようもない…」
「でも…」
「お前が心配なのは分かる…」
「分かりました」
「頼む…」