魔法世界のオーパーツ   作:ナッツガン

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 一日が繰り返す町でジン達は1人の少女に出会った
 彼女の情報により仮面の男を捕まえる事になった
 ジン達の捕獲作戦が開始される!


奇術の仮面

 俺達は彼女の話を聞いて今回の事件の解決に向けて行動をすることにした。

「その銀の歯車は今どこに?」

 そう言うと彼女は俯きながら言い始めた。

「多分まだ彼が…」

 そう言うと彼女は泣きそうな顔をしながら俺達に頼み込んだ。

「お願いします…」

 そう言うと俺はチームを組むことにした、俺は考えておいたチームを発表した。

「俺とサクラが西エリアの捜索、兄とアリアとメイリーが東エリアの捜索」

 そう言うとアリア達はそのまま走って行った、彼女は俺の方を向きながら聞いてきた。

「私はどうすれば…」

「ユイさんはこのままここで待機してください、もしかしたらマイケルさんが戻ってくるかもしれません」

「分かりました…」

「俺と電話番号を交換しましょう」

「はい…」

 そう言うと彼女は携帯を取り出した、そのまま番号を交換すると俺はサクラと一緒に西に向かって走り出した。するとサクラは俺の方を向いて話しかけた。

「彼女は大丈夫でしょうか?」

 そう言うサクラの顔は心配そうな顔だった。

「大丈夫だろ!彼が彼女を襲うつもりなら最初からそうしている」

「そうですが…」

「それに彼は彼女を襲いたくない、攻撃をしたくないと考えている」

 そう言うとサクラ俺の言った事に対して質問をした。

「どうしてそう思うのですか?」

「それは、彼女の事を見ていると分かるんだよ…」

「?」

 俺は彼女の顔を思い出しながら呟いた。

「多分彼女は彼の事が好きだから、そして彼もまた…」

 そう言うと俺は路地の中に入った、しかしサクラは疑問を俺の方に向かってぶつけた。

「この中から人を1人探すのは大変ではないですか?」

「う~ん…」

 俺は考えていると昨日彼を見た時の事を思い出し、一つ提案した。

「だったら!」

 俺は家の屋根を見てそう言った。

 

「大丈夫だ!降りてこい!」

 ジークさんの声が穴の下から響いてきた、私達はそのまま順番に降りて行った。

「大丈夫か?」

「「はい!」」

 私達は今下水道の中にいた、理由は簡単だった。

「ジンだったら必ず上を探す、だったら俺達は下を探そう」

 という事だった、私はそのまま道なりに進むと大きなフロアに出た。私はそのフロアを見渡すと中心に何かがあることに気付いた。

「あれは…」

 そう言うと私はその場に向かって歩き出した、そうするとそれはここ数日の食糧と着替えだった。

「どうやらここを拠点にしているいい証拠だな」

「ええ」

 すると奥の方から足音が聞こえた、すると奥から仮面の着けた男が出てきた。すると男は私の事に気付いたら急いで走ってきた。

「攻撃態勢!」

 私達はそんなジークさんの掛け声で武器を構えた、すると相手は私達に対して攻撃を仕掛けた。仮面の男は魔法で氷の塊を飛ばしてきた、私達はそれを紙一重で避けると私は仮面の男に攻撃を仕掛けた。

 攻撃を仕掛けたが仮面の男はどこから出したかわからない剣で攻撃を防いだ、すると男は足で攻撃を仕掛けた。

「はぁー!」

 ジークさんはそんな大きな声で攻撃を仕掛けたがこれも同じく的確に受け止めるとカウンターを仕掛けた。

「ファイヤーボール!」

 そんなメイリーの掛け声と共にメイリーの前に大きな魔法陣が出現し仮面の男に向かって10個の炎の弾が勢いよく出た。しかし炎の攻撃は彼に当たる瞬間に横に勢いよく避ける、すると炎の弾は仮面の男の横を通りすぎるとUターンして仮面の男に向かってぶつかった。

 しかし仮面の男はそれを直前で打ち払った、しかし私はその隙を逃さず攻撃を仕掛けた。しかし超人的な反射で攻撃を受け止めた、ジークさんも攻撃を仕掛けたすると仮面の男は飛んで回避した。

「アイスランス!」

 そう叫ぶと仮面の男の足元から大きな氷の刃がたくさん上に向かって飛び続けた、それを仮面の男は後ろに飛ぶことで回避した。

「これでも…」

 しかし男は走って西の方に向かって逃げ出した。

「後はジン達に任せて俺達は時計台を目指そう」

「了解ですの!」

 そう言うと私達は時計台に向かって歩き出した、私はジンのいるであろう方向向かって呟いた。

「ジン、気を付けて」

 

 俺達は屋根の上に上って早30分が過ぎようかとしていた、一向に仮面の男は見つからない。

「見つかりませんね…」

「そうだな…」

 実際俺は飽き始めていた、すると下の方から大きな音が聞こえた。

「何事でしょう!?」

「多分下で兄貴たちが戦ってるんだ」

「では彼は…」

「下だな」

「下に行きますか?」

「いや、上に上がってきたことを考えてここに残ろう」

 そう言うと俺達は屋根の上に残ることにした、すると少しの間戦闘音の後不意にその音がやんだ。

「戦闘がやみましたね」

「ああ…」

 すると目の前に仮面の男が出てきた、俺とサクラは仮面の男の元に急いだ。

「ここまでだ!」

 仮面の男を両サイドからはさむと俺とサクラは攻撃を開始した、まずサクラが大きく横に振って攻撃をするが仮面の男はそのまま攻撃を回避した。俺はその隙を逃さず剣で連撃した、仮面の男は先ほどの戦闘が聞いているのか反応が予想以上に鈍っていた。

「……」

 何も言うわけでもない、仮面の男は黙って攻撃を受け止めていた。サクラはその後ろをハンマーで攻撃をする、しかし仮面の男はその攻撃を片手で受け止めると仮面の男はサクラを蹴り飛ばした。

「大丈夫か!?」

「はい!」

 そう言うと俺は再び仮面の男の方を向いて攻撃を仕掛けてた、しかし攻撃は一顧も当たらず時間だけが過ぎて行った。

 ある程度攻撃すると仮面の男は時計台の方に向かって走り出した。

「追うぞ!」

「はい!」

 そう言うと俺達は仮面の男が向かった時計台へ走り出した。

 俺達は時計台に到着すると彼女に話しかけられた。

「今!マイケルが!」

「分かってます!」

 すると向こうからアリア達が現れた。

「彼は!?」

「この時計台の中だ!」

 俺達は時計台の中に入って行った、一番上の部屋に行くと中は機械で一杯だった。すると奥に先ほどの男が見えた、俺達はそれぞれ武器を構えた。

「殺さない程度で攻撃を!」

 それぞれが武器で攻撃したが、なかなか疲れを見せない。俺達は疲れをそれぞれが疲れを見せ始めた。すると俺はメイリーに提案した。

「メイリー相手の動きを止めてくれ!方法は任せる!」

「時間をください!」

 俺は黙って頷くとみんなに大きな声で言った。

「みんな今はメイリーを守る事に専念してくれ!」

 そう言うと俺は走って仮面の男に向かって走り出した、しかし仮面の男はそれ以上な速さで俺の方に向かって走ってきた。俺は剣で攻撃してみたがすぐに剣をはじかれた、俺の頭に向かって剣を振り下ろした。

「ジン!!」

 しかし俺の頭は無事だった、俺は剣を当たる直前で受け止めた。

「今です!」

 俺は仮面の男の剣を奪うと、俺はそのまま相手と距離を取った。

「時よ止まれ!タイムストップ!!」

 そう言うと仮面の男は俺の方に向かって走る瞬間で止まった、俺は男の仮面を奪った。

「これで…」

 俺は仮面をその場に置くとそのまま彼をその場に置いた。

「大丈夫!?マイケル!」

 そう言うと近くから声が聞こえてきた。

『わ…わた…私は…』

「「「!!!」」」

 後ろを向くとそこには仮面が浮いていた、しかし仮面は攻撃をするそぶりは見せない。そこで俺は昔話を思い出した。

 

 昔々大きな町で有名な奇術師がいました

 その奇術師は顔に大きな仮面をつける事で有名でした

 そんな奇術師はお金持ちです

 そんな奇術師は1人の女性に恋をしました

 彼女と付き合う事になった奇術師、彼女は最初の内は些細な事を注文していたのですが…

 彼女の注文は徐々にエスカレートしていきました、その内奇術師は彼女の注文を叶えられなくなりました

 奇術師は焦りました、このままでは彼女に愛想を尽かしてしまうことに

 そして奇術師は最もやってはいけない事をやりました

 それは盗み

 そしてそれを重ねていった結果奇術師は捕まりました

 捕まる瞬間に奇術師は最も見たくはないものを見てしまいました

 それは彼女が他の男と付き合っている瞬間でした

 彼は絶望しました、この世界に、願いが叶わない世界に

 彼は最後まで仮面を外す事はありませんでした、そして最後まで願いが叶わない世界を恨み続け増した

 そして次の人がつけるとその仮面は願いを叶えようとする不思議な仮面に変わりました




「だからこの仮面は…」
 そう言うアリアの足元にあった仮面はすでに縦に割れていた。
「アリア!俺と外まで付き合ってくれない?」
「いいけど…」
 そう言いながら俺とアリアは階段をゆっくり降りて行った。
「実はこの話には続きがあるんだ…」
「続き?」
「ああ、その後仮面はすぐに付き合っていた彼女が引き取ったらしい」
「それで?」
「でも奇術の仮面は仮面屋さんが持っている話がほとんどなんだ…」
「へー」
 そう言いながら俺とアリアは一階に来ていた、すると俺は話を続けた。
「そこで俺は一つの結論を導き出した」
 そう言いながら俺は外のドアを開けた、そこには大きな鞄を持った男が外に出て行くところでした。
「お前がマイケルに仮面を渡し、奇術師をはめたんだろ」
「でもこの人男よ!」
「女だよ、変装しているんだ、だろ?」
「ええ」
 そう言いながら男は鞄を下し服を脱いだ、そこには美しい女性が出てきた。
「名前は…」
「黒の翼のメンバーであり四天王のひとりのマドンナ!」
「良くご存じね、先日は他の四天王がお世話になったわね」
「でも!彼女は300年前の人でしょ!」
「仮面を使って若返ってきたんだろ」
「ええ」
「どういうこと?」
 俺はマドンナを見ながらアリアの質問に答えた。
「奇術の仮面が魔法を使える理由は着けて死んだ人間の魂を食っていたからだ」
「その通り、若さとは魔力の絶対値が影響している」
「ようするに魔力を若い頃を持続させれば永遠に生きられる」
「だから死んだ人間の魂を仮面から少しずつ分けてもらう」
「だから生きられる」
「そう、でも今回は予想外だったわ」
「だから俺達をこの町に差し向けたのか!」
「ええ町で老人に変装して、でも仮面を壊すなんて…」
「これでおしまいだ!!」
「ここであなたと戦いつもりはないわよ」
 そう言うとマドンナは鞄を強く蹴った、すると鞄を大きな閃光を出した。
「さようなら!聖女!そして勇者!」
 俺達が目を覚ますとそこにはすでにマドンナはいなかった。
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