今出会いの物語が明かされる時
彼女の思いも明かされる
12歳の頃町の近くでお父さんの誘いで森の中に入り稽古の為に入った時だった。
「お父さん…本当に大丈夫?」
「大丈夫だよ…」
そう言うお父さんの言う言葉を信じて私はお父さんの跡に着いて行った。
「私の後ろに!」
そう言うお父さんの顔がいつも以上に険しい表情をしていたことが、今でも覚えている。
私は後ろに隠れていて何が起こったのか分からなかった。
「もっと後ろに!」
そう言うと私は後ろに下がっていくとお父さんが飛ばされた、私はそれを見ると腰を抜かした。
「あ、あ、あ、」
私は何もできない、やれていく瞬間を私は待つことしか出来なかった。その時私の前に1人の男の子が私の前に立ち塞がった。
「この野郎!!」
彼は私の前に立つと何度も剣を振ったり避けたりしながら戦っていた、するとその時お父さんは私に言う。
「に、逃げろ…」
そう言うと父の言葉に反応して私は逃げる態勢を作ると彼の剣が亀の頭を突き刺した、するとそこから多くの血が噴き出して私の顔にかかった。
「あ、あ、あ、あ」
そうしていると亀は彼を道連れにするつもりで彼ごと崖に落ちて行った。
「いやーーーーー!!!!」
次に私が目を覚ました時はもうすでに自分の部屋の一室にいた。隣には母が心配そうな顔で私を見つめている。私は起きると母は私に言った。
「まだ起きない方がいいわ!」
「お父さんは?」
そう言うと母は私の方を向いたまま言ってくれた。
「大丈夫よ、今は病院にいるわ」
そう聞くと私は安心してベットに横たわった、すると母の後ろから男の人が私の前に現れる。
「君に聞きたいことがあるんだが…」
「は、はい…」
そう言うと私は男の人達の言うとうりになっていた。
「君は誰に助けてもらったんだね?」
「えっ?誰だろう…」
覚えていない、誰だろう…
「ごめんなさい…覚えていないんです…」
「そうか…」
そう言うと男の人は奥に入って行った、私は何も覚えていない。
「どうして私は…助かったんだろ…」
誰か私を助けてくれたようにも見えた…でも…
覚えていない…
あの時俺は隣国に入ってすぐに右の道を進んで行った、俺はその先を真直ぐに進んで行くと俺は森の中に迷っていた。
「参ったな…迷った」
そんな事を呟きながら俺はそのまま森の奥に向かっていくと突然声が俺の方に向かって聞こえた。
「…ん?」
そちらの方を見るとカメライが1人の男を倒していた、しかし俺が気になったのがその後ろにいた女の子をカメライが襲おうとしていた。
「なんでこんなところに!」
俺は走って行くと俺はカメライの攻撃を受け止めた、すると俺はそのまま大きな声を上げた。
「この野郎!!」
そう言いながら俺はカメライに攻撃を与えるとそのまま戦闘に入った。
「に、逃げろ…」
俺が戦闘しながら近くに倒れている男は女の子にそう言いながら気絶した、俺は剣をカメライの頭に突き立てるとそのままカメライの血を浴びる結果となった、その時はそのままカメライと一緒に崖の下に落ちて行った。
「クソ!!」
俺は何とか着地すると俺はカメライの方を向いて攻撃態勢を取ったがすでにカメライは息を引き取っていた。
「あの子大丈夫かな…」
その時だった後ろから大きな風の音がするのを感じた、俺が後ろに向くとそこには大きな鹿のような生き物が俺の後ろに立っていた。
「あ、え、どちら様でしょうか?」
返事が返ってくるとも思ってはおらずなんとなくではあるが話しかけていた、するとその鹿が返事をした。
「ミストという」
「そ、そうですか…」
俺が驚いたのは返事を返したことにではない、体が虹色に輝いていた。
「ミスト…あの伝説の?」
「その伝説の…」
そう言うとミストはカメライの方を向くともう一度俺の方に向かって言い始めた。
「これは君が?」
「…うん」
「大したものだ…」
そう言うとミストは振り向いて歩いて行った、すると去り際にミストは俺の方に何かを投げた。
「それを君に預けておく…」
「これは…」
それは石だった、もう一度ミストの方を見るとそこには既にいない。
「これは…もしかして…」
そう言いながら俺は森の奥の方に向かって歩き始めた。
私は夜遅くに起きて戦う準備をすると私はそのまま部屋を出ると、ジンの部屋の前に立つと私は誰にも聞こえないような声で言った。
「ありがとう、助けてくれて…」
「ありがとう私を愛してくれて…」
「そしてさようなら…」
そう言いながら私は宿を出て行った、道を真直ぐ行くとおそらくはお父さんの騎士団に会えるはずだ。その時は私が命を懸けても止めなければと、考えていた。
「止めるんだ…私が…なんと…」
その時私が橋を渡ろうとした時にその橋の上に私が良く知る人が待ち構えていた。
「どうして…ジン…」
そう言うとジンはいつものにっこりした顔でジンは私に聞き返した。
「アリアこそどうして?」
「なんでもないわ…」
そう言うと私はジンの方から顔を背けた、するとジンはあくまでも私の方を見ながら言った。
「こっちは継承式とは関係ない方だぞ…」
「あなたには関係ない事よ…」
「関係なくない…」
「関係ないわ…」
「関係なくない…」
「…………」
どうしてそんなにやさしい顔をするの?
頼ってしまうような顔をするの…
どうして…
「お節介はやめて!!」
そう言いながら私は彼の横を通り過ぎようかとしていた。
(これで彼も私に愛想を尽かして…)
その時ジンは私の腕をつかむと私の進路を止めた。
「止めないで…」
「止める…」
「なんでよ!あなたには関係なような事よ!」
「好きな人が困っているのに関係ないわけないだろ!!!」
「!!!」
ジンの方を見るとジンは起こっているような、心配しているような顔をして私の顔を見ていた。
「なにがあるんだ?教えてくれ!」
私は泣きながらすべてを話し始めた。
「私のお父さんが…継承式の人達を…襲撃しようと…」
「それで?」
「多分今この先で最後の準備に入ろうとしているはず…」
「分かった」
そう言うとジンは歩いて行った、私は泣きながらジンに頼み込んだ。
「…ジン…おねばい」
「任せろ!」
そう言うとジンは暗闇の中に消えて行った。
目の前には多くの人の軍勢が止まっていた、俺はその軍勢に攻撃を仕掛ける。
「なんだ貴様は!?」
「お前たちを倒しに来た者だ!」
そう言うと奥の方から1人の男が出てきた、すると男は俺の方に向かって話始める。
「まさか1人か?」
「ああ…」
「なめられたものだな…」
そう言うが俺は歩みを止めないで攻撃を続ける、するとリーダーを守ろうと色々な人が出てきた。
「やらせるな!!」
そう言いながらも俺は相手の数を確実に減らしていった、俺は1人1人倒していくと気づけばすでに相手はリーダーを残してすでに1人になっていた。
「化物め!」
「それでいいよ…化物でいい…」
そう言ったがリーダーの男は大きな斧を構えると俺の方に向かって振り被ってきた、俺はそれを剣二本で受け止めるとそのまま蹴り上げた。
「なぜ邪魔をする!」
「決まっているだろ…」
「国の為か、王の為か!?」
「……」
俺も相手も一進一退の攻防を続けながら話を続けた。
「五大国が何か出来たか!?」
「五大国は結局裕福な人間しか助けず、苦しい人間を見捨てている!」
「だからか?」
「そうだ!」
「しかしそれでも国のトップは少しでも苦しい人間を助けようとしている」
「それでは遅いんだ!だから私が!」
「それでか…それで…」
俺はアリアの思いつめた顔を見ながらその男に言った。
「お前は何を考えて行動をしている?」
「国民の為だ!」
「じゃあ…」
俺は怒りに満ちながら叫んだ。
「じゃあなんでその国民の中にお前の娘がいないんだ!!!」
「!!!」
「お前の娘はそれでもお前にそんな事をしたくないと悩んでいたんだぞ!!」
「そうか…お前はアリアの言われて…」
「ふざけんなよ…そんなやつ…粛清してやる!!」
俺は男との距離を縮めるとそのまま剣で攻撃を仕掛けた、するとその男は斧で剣に対抗してきた。俺の剣が遠くに弾かれると斧も遠くに吹き飛んでいる、しかし俺は直前で剣を手放していたためすでに次の攻撃の態勢を作っていた。
「歯を食いしばれ!!この一撃で目を覚まさせてやる!!!」
そう言うと俺の一撃は綺麗に男の顎に直撃しると、俺は緊張の糸が切れて一気に疲れが出てきた。
「ハァ、ハァ、ハァ…」
俺は仰向けに倒れると俺はそのまま眠りについた。
俺が起きると何か頭にやわらかい感触があった、目をゆっくり開けるとそこにはアリアの顔があった。
「アリア…」
そう言うとアリアも俺の方を見ながら喋り始めた。
「ありがとう」
「???」
俺は分からないような顔でアリアを見るとアリアは泣きそうな顔で話し始めた。
「本当は苦しかったの…誰に相談しようか…相談したらみんな私を嫌いになるんじゃないかって…」
初めてアリアの事を知った、俺は何も知らなかった。
「でも…ジンはそんな私を助けてくれた…」
「…思い出したのはカメライに襲われた時だな…」
「…うん」
「あの時、俺に助けられたこと…お父さんの事を全部…」
「…うん」
「…ねえアリア」
「何?」
「もう俺に隠さないでくれ…俺に相談してくれ…」
「…ありがとう」
そう言いながらアリアは泣いていた。
「じゃあ…ちょっとだけ…」
そう言いながら俺はアリアの膝枕の中で眠りについた。
「おやすみなさい」
そう言うアリアの声を聞いて俺は安心した。