ジンは別の人物と戦っていた
俺達は走りながら首都を目指していた。
「首都までは後どのくらい!?」
俺は走りながら隣にいるアリアに話かけた。
「もう少しだと思うけど」
俺達はかれこれもう何日も走っていた、俺達は大分前に町でとある情報を掴んだ。
「まさか継承の石を盗んでいたなんて!」
俺は最も嫌な想像をしている、俺が走っているとアリアが聞いてきた。
「継承の石の最も恐ろしい効果って何?」
「継承の石の効果は魔力を蓄積する事で大きな爆発を起こすことが出来る」
俺は首都の中心で爆発して、首都が吹っ飛ぶ構図が浮かんだ。
「そんな事をすれば、首都は…」
「次期首相ごと吹っ飛ぶ…」
アリアは驚いている、俺は完全に焦っていた。
「クソ!もう少し早く気づいていたら…」
「そう言っても仕方がないわ…」
アリアも俺と同じ考えのようだ、俺はアリアと一緒に首都に向かって走っていた。
すると目の前にギーが5体現れた。
「こんな時に!!」
俺とアリアは同時に武器を構えた。
「すぐにかたずける!!」
俺は武器を構えてそのまま走って距離を潰した。
俺は武器でギーを切りながら、俺は常に周りの状況を確認した。
「俺達は急いでいるんだ!」
そのままギーを倒すと俺達は走って行った。
「間に合ってくれ!!」
俺達は走って行った。
過去の城での話…
「兄貴…この前の元兵士長はどうなった?」
「さあな…」
そう言うと兄貴はそのまま歩いてどこかに行った。
「???」
俺はそのまま歩いていくと、カイサが現れた。
「兄貴、稽古をつけてくれるか?」
「別にいいけど…」
その後稽古をつけると俺はそのまま歩いて移動した。
「しかし、兄貴は絶対に気にしているよな…」
俺は森の中を歩きながら進んで行くと。
「それにしても結局どうしてあの兵士長は…」
すると森の奥で歩く人影を目撃した。
「…ハァ…ハァ…ハァ…」
「あれは…兵士長…」
俺はその男の前に立ち塞がった。
「お前は…」
俺は武器を構えた、すると兵士長も武器を構えて攻撃を仕掛けた。
俺は攻撃を回避するとそのままカウンターを浴びせた。
「ぐっ…」
元兵士長の背中から大量の血が溢れている。
俺はそのまま攻撃を続けた、すると元兵士長はその攻撃を受け続ける。
「これまでだ!!」
俺は元兵士長を斧ごと切り裂いた、兵士長はその場で倒れて動かなくなる。
「これで…」
少なくともここからの蘇生は不可能だろう、そう判断した時だった。
「!!!」
後ろから攻撃を仕掛けられた、俺はとっさに避ける。
黒い影が暗闇から出てくると元兵士長を包んだ。
「この男は私がもらって行く!」
すると男は俺からの返答を聞かずにそのまま闇の中に消えて行った。
俺はそれを黙って見逃すことしか出来なかった。
「…今のは」
俺はその後森を出た。
俺達はようやく首都にたどり着いた、俺はすぐに町の中の捜索に入った。
「ジンならどこで爆発させる?」
俺はそこで考えていると近くでカップルの会話を聞いた。
「どこに行く?」
「塔でしょ!」
そこで俺は黒の翼の目的に気付いた。
「塔だ!!」
そう言うと俺はそのまま駆け出した、アリアも俺の跡について来てくれる。
「どうして塔なの!?」
そう聞かれると俺はアリアに答えた。
「誰にも気づかれないようにするには、高い建物の一番上が一番だ!」
「?どうして!?」
「低い所は今、警備兵で一杯だ!」
そこまで説明するとアリアも俺の考えている事に気付いた。
「なるほど、高い建物だったら警備は低そうね…」
俺は走って移動するとそのまま中心の公園でとある人物の妨害にあった。
大きな爆発音と共に俺達は横に飛ぶ形で避けた。
「これ以上は行かせない…」
俺は舌打ちすると武器を構えた、アリアの同時に構える。
「うるさい!そこを退け!!」
俺は走りながら相手に向かって剣で攻撃した、アリアも同時に攻撃する・
「爆発翔!」
「爆裂斬!」
ほぼ同時に攻撃が当たる、その隙に俺とアリアは塔に向かって走り出した。
とうにたどり着くと俺達は中に走って行った。
「この上だな…」
「ええ…」
俺達は中を探索した、俺とアリアは走りはがら上へあがる手段を探した。
「どこかに無いか…」
俺とアリアが探しているとエレベーターを見つけた。
「これで…」
俺達は中に入るとそのまま一番上に向かった。
俺とアリアは武器を構えた、そしてエレベーターのドアが開いた。
出るとそこは大きな部屋であり、俺達は中を歩いて行った。
「ジン、あそこ…」
アリアが指差す先には大きな機械があり、その下に二人の人がいた。
「案外早かったわね…」
1人が振り向いた、それは俺達が知る顔だった。
「マドンナ…」
俺はそう呟いた、しかし俺はもう一人の男に注目していた。
「ここを嗅ぎ付けるとはな…」
男であることは声で確認できた、服は全身黒で大きな刀を背中に携えていた。
「初めましてというべきか…それとも久しぶりというべきか…」
その声はかつて森で元兵士長をさらった影の声と同じだった。
「そうだな…久しぶりじゃないか?」
「そうだな…」
そう言うと男は振り返った、その顔はかなりのイケメンだ。
「初めまして、グリン・チャリンと申します」
そう言うと俺達はお互いに武器を構えた。
「挨拶も済んだところで…」
そう言うと俺とグリンはお互いに目にもとまらぬ速さで戦いを始めた。
カキン!カキン!カキン!カキン!カキン!カキン!カキン!カキン!カキン!カキン!カキン!カキン!カキン!カキン!カキン!カキン!カキン!カキン!カキン!カキン!カキン!カキン!
22回目のぶつかり合う音と共にお互い距離を取った。
「やりますね…まさか…」
そう言うとグリンは後ろを向いた。
「機械を破壊されるとは…」
そこには機械に剣が突き刺さっていた。
「いつも間に!!」
マドンナが驚いていた、アリアも俺達の戦闘を呆然と見ていた。
「やりますね…まさか飛んだ時に剣を飛ばしておくとは…」
そう言うと機械が大きな爆発と共に散った、俺はアリアを持って物陰に隠れた。
「今日の所は引きましょうか…」
そう言うと男の携帯に着信がかかった。
『すまない!こちらはミスをした。』
「気にしないでください…こちらもミスをしました…」
『そうか…俺達は先に撤退する!』
「お願いします…」
そう言うと男はマドンナと一緒にベランダに出た、するとそこにハンガー国で見たヘリコプターが飛んできた。
「さようなら…勇者、聖女…」
俺達はそのまま遠ざかって行く光景を見ることしか出来なかった。
「本当に!?」
「ええ…マドンナはそう言っていたわ」
「そんな…」
俺は驚きながら事の重大さに呆然としていた。