魔法世界のオーパーツ   作:ナッツガン

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 精霊の一体であるゴーレム
 ゴーレムの復活は世界に大きな希望を与える


一つに

 俺は方法よりも精霊が復活した事がうれしかった。

 だからこそアリアに真っ先に知らせる為、アリアの部屋に急いだ。

「アリア!!聞いてほしいことがあるんだ!!!」

 ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!

「はい、はい、はい、はい、今行くから落ち着いて頂戴…」

 するとアリアは中からゆっくり出てくると、俺の後ろにいるゴーレムを見ると固まった。

「…ジン…それは何?」

「これはな!ゴーレム!!」

 俺は中に入ると先ほどの事を説明した。

「…不確定要素が多くて…どうやって復活したか…」

「復活したとは少し違うんだよな…」

「正確には、生まれ変わったと言った方が適切だろうな…」

「うん!今までの精霊とは違うんだ…」

 そこまで説明するとアリアは思考を始めた。

「…要するに…ジンの何かが反応してゴーレムが復活したと…」

「多分だが君のかかわっていると思うが…」

 三人で考えていると、アリアが提案した。

「ミコさんに聞けばいいんじゃないかしら…」

「…それだ!」

 俺はポケットから携帯を取り出すと、ミコさんを呼び出した。

『はい、ミコですが?』

「あ!ミコさんですか?俺です!ジンです!」

『ああ、ジンさんどうなさいました?』

「実は聞きたいことがあるんですが…」

 俺は今ここであった事を全て説明した。

『本当ですか!?ゴーレムがそこに!?』

「はい!俺の隣に浮かんでます!!」

 そう言うと俺はゴーレムの方に携帯を向けてしゃべるように催促した。

「賢者か?」

『ゴーレムさんなんですね?』

「ああ、君は相変わらずだな…」

 そこまで話していると俺はミコさんに説明を求めた。

「それで一体何が起きたんですか?」

『はい!恐らくですが…お二人の繋がりが光の石を通してゴーレムを救ったのでしょう』

「じゃあこの力を使えば今この場で精霊を…」

『いいえ、多分無理でしょう…』

「どうしてですか!?」

 俺が大きな声で言うと、ミコさんは説明を始めた。

『今回は二人以外にも、もう一つの要因があったのでしょう…』

「もう一つの要因?」

『それはゴーレムのゆかりの深い地であり、それにジンさんがゴーレムの人形を持っていたことです』

 そこまで説明されたが俺にはいまいち頭に入らなかった。

『要するに…精霊の深い地か…もしくは神殿のような場所…もしくは精霊自身が必要…』

『それに…魔法が必要なのでしょう…だからこそ二人の絆が光の石を通して発動した』

「それってどういう事?」

『簡単に言えば…その方法を使うには…精霊のゆかりの深い地に一つ一つ訪れる方法』

『もう一つが…闇の中にいる精霊達に直接力を与える方法の二つです』

「なるほど…簡単に言えば俺達がするべきことな闇を倒し、闇から精霊達に直接この力を使うと!!」

『それ以外でもどこかで力を使って鳴らしておくと良いでしょう』

「ありがとうございます!!」

 俺は電話を切ると携帯をポッケトに入れてアリアに向いた。

「これで方針が決まったね!!」

「しかし…こんなもので遠くの人間と話が出来るとはな?」

 ゴーレムは俺がポケットに入れた携帯を見つめながら呟いた。

「兄貴に急いで言いに行こう!!」

 俺はアリアを連れて部屋を出ようとしたところでアリアは一言言われた。

「ジン…もしかしてゴーレムをこのまま出してここから出るつもり?」

 そう言うと俺はゴーレムを見つめた。

 ゴーレムは俺の意思を理解したのか、目の前から消えた。

 それを確信すると俺達は兄に向かって走り出した。

 外を出ると兄の居る所に向かった。

「兄貴!聞いてほしいんだ!!」

 そこには各国のトップが全員そろっている。

「…ジン…それは…」

 全員は俺の後ろを見ると固まってしまう。

 俺はゆっくり後ろを見るとふいてしまった。

「なんで!?消えてくれたよね!?」

「町の中を見てみたかったからな」

 俺はその場で倒れ込んで、ショックを受けた。

「私が説明します…」

 アリアがそう言うと、そのまま先ほどの事を説明した。

「…なるほど…それがこれからの新しい力になると?」

「はい…それよりジン!いつまでそうしているつもり?」

「だって…だって…さっき消えたはずなのに…」

 俺はゴーレムを見たまま固まっている。

「しかし、どうして各国のトップがこちらに?」

「いままであった事を直接説明していたんだ…」

 みんなはこれからどこかに向かう所で、そこでどうするかを決めるのだろう…

「私達のこれからついて行ってもいいですか?」

「私も興味がありますね…」

「「「!!!」」」

 後ろから何か声が聞こえる、俺達が後ろに向くとそこにはミストがいる。

「お前たちは姿を隠す気が無いのか!?」

 俺は大きな声で叫ぶと二人は首を傾げてしゃべる。

「「無いが」」

「~~~~~!!!」

「落ち着きなさい」

 俺はその場でジタバタ暴れると、ゴーレムに首を掴まれて連れて行かれた。

 

 大きな会場では今、まさに世界の事を話合っていた。

 その時俺はミストと守護龍の生まれ変わりを行っていた。

「疲れた…」

 ミストと守護龍は外観から大きく変わった。

 ミストは頭に生えていた角が、大きな剣に変わった馬になり。

 守護龍に関してはすでに二本脚で立ち上がり、大きさが縮んでしまっている。

 名前も大きく変わり、ミストは「ライゴウ」

 守護龍は「バハムート」になったらしい。

 その直後俺は元の場所に戻り兄達の話合いを待っていた。

「いつまで隣にゴーレムがいるんだろ…」

「さあ?」

 すると中から人が何人も出てきた。

「兄貴!どうなった?」

「それより、そっちはどうなんだ?」

「うまくいったよ!もうバッチリ!!」

「こっちは技術的な面はハンガー国の機械を全ての国で導入することが決定した」

 中からは何人もの人が大きな資料を持って出てきていた。

「俺達はすべての準備が出来次第出発だ!」

 そうしているとゴーレムが突然喋り出した。

「砂漠の神殿に侵入者だ、ワームに何かを仕掛けようとしているな…」

 俺は兄の方を見ると、兄は黙って頷き言った。

「仕方が無い…砂漠の神殿に向かうか…」

 俺はみんなと共に砂漠の神殿に向かった。




「まだなのか!?」
「申し訳ありません!」
「早くしろ!」
「落ち着けよ…気付いたとしてもここまでは簡単には近づけない…」
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