その為の準備をしていたのだが…
俺達はゴーレムの情報により神殿に向かう為の、準備を始めていた。
「急がないと…早く準備を!」
そう言い俺は急いで準備をしていた。
みんなも準備をしていて、俺はそれを見ながら行動している。
だが、準備にも時間が掛かる。
「今行動を開始したようだし…まだ何ともないだろ…」
「それを早くいってよ!!」
俺はゴーレムに向かって大きな声で叫んだ。
「ジン!準備は終わったの?」
そう言われると俺は準備を再開する。
戦う準備となると、それなりに道具がいる。
「それより、私達の戦い方を知っていた方がいいのでは?」
「う~ん…」
そう言われると俺はその場で考えていた。
「確かにそうなんだけど、神殿に行ってからの方がいい気がするんだよな…」
そう言うとゴーレムは黙り込んだ。
俺は準備を続ける、そしてある程度準備をしていると俺達は外に出た。
「外で準備をしたら、神殿を目指すぞ!」
そう言うと俺は商店街を目指して歩き出した。
少し急ぎ足で商店街を目指すと、すぐに商店街に到着する。
「俺は…あれと…あれと…」
そうしてみんなで準備を始めていると、後ろから小さな声がした。
「弟を助けてください!ゴーレムさま!!」
俺が後ろを向くとそこには小さな女の子が、ゴーレムに向かって祈っていた。
「???」
俺はいまいち状況が呑み込めなかった。
「おそらくこのゴーレムを人形と間違えているみたいね…」
俺は納得すると、女の子に向かって何かを言おうとした。
しかし、先にゴーレムが先に喋り出した。
「君は何か勘違いをしていないか?」
「なんで喋るんだ!!」
俺はゴーレムに向かって叫びだした。
女の子は目をパチクリさせていて、自分の置かれている状況が理解できていない。
それもそうだろう、目の前にいる人形が喋り出したのだ。
「あの…どうなってるんですか?」
俺はみんなの顔を見ると、仕方が無いという風な顔をいる。
俺達は女の子に事情を説明した。
「そうなんですか…」
女の子はゴーレムを見ながら、小さくつぶやいた。
「あの…頼みたい事があるんですが…」
「何?俺達で良ければ…」
女の子は小さな声で喋り出した。
「弟が砂漠の神殿に向かっていたんです…なんでも怪しい一団を見たとか…」
するとゴーレムが目を瞑り弟を探りだした。
「…確かに神殿の入り口に男の子が一人いるな…」
「弟です!間違いありません!!」
「今のところは見つかっていないな…」
そう言われると女の子は安心したのか、その場で安堵の息をはいた。
「良かった…無事で…」
「しかし、危ない事には違いが無い…」
「ええ、早めに助けに行かなきゃ!」
そう言うと俺達は準備を終えると、そのまま神殿に向かって走ろうとしていた。
「君はここに居て…」
「…弟をお願いします」
素直な子だと感じる、女の子はその場で俺達にお辞儀をしてその場を後にした。
「さあ!行こう!!」
そう言うと俺達は砂漠の神殿に向かって走り出した。
砂漠の神殿は砂漠の町から歩いてすぐの所にあり、町からでも良く見える。
神殿は本来神聖な場所なのだが、ここでは宗教的なものが無いため誰でも入れるようになっている。
「ここがそうかな?」
俺は神殿を見ると首を傾げる、俺からしたら神殿よりも遺跡に近い感じがする。
「ここだ…男の子は神殿の中に入っていたらしい」
俺達は神殿の入り口で立っていると、ゴーレムがそう教えてくれた。
「神殿は侵入者を撃退する為に、多くの仕掛けが用意されている」
ゴーレムからそう言われた俺達は警戒しながらも、中に進んで行った。
中にゆっくり入って行く、中は大きな広場になっている。
「やっぱり神殿よりも遺跡に近いよな…」
「そうですね…」
「全くだな…」
「「「!!!」」」
ゴーレムを含めた全員が驚きながら後ろを向いた。
そこには生まれ変わったライゴウとバハムーとがいた。
「な、な、なんで!?」
そう叫ぶと二人は俺達に当たり前のように言う。
「お前と契約しているんだ、当たり前だろ」
「戦闘という事になれば私達は姿を現しますよ…」
そう言うと二人は俺の隣に並んだ。
俺は何か違和感を覚えたがそうしている間にも、男の子が危険になっている。
「まあ…いいか…」
「男の子の確保をまずは行うか…」
そう言うとゴーレムは男の子の場所を調べ始めた。
「男の子は神殿の地下3階に降りているな…」
そう言うと俺は神殿の中の探索を始めた。
「急いだ方が良さそうだな…謎の一団と接触しそうな距離にいる」
「急ごう!!」
俺は中に入ると一番奥の入り口に入ろうとした。
「…あっ!そこは…」
ゴーレムがそう言うと俺はその場で立ち止まった。
するとその場に大きな穴が開いた。
「!!!」
俺がその場で落ちていくとアリアとバハムートも一緒に落ちていった。
落ちる速度は意外と速く止まる事を知らない。
「やばくないか!?」
「捕まれ!!」
俺とアリアはバハムートの背中に捕まる。
バハムートは大きな咆哮で壁に穴を開ける。
バハムートは穴をあけるとその中に、俺達を連れて入って行った。
「助かった~」
俺達はかなり下の方まで落ちてきたらしく、周りはすっかり見ていない風景になっている。
俺達は目の前にある橋を渡る、橋の下は見えないような大きな穴になっている。
「大きな穴だよな…」
「それは良いけど、先ほどみたいに罠に引っかからないでよ…」
「大丈夫だよ…」
そう言うと今度は上から剣が落ちてきた。
「!!!」
俺が剣を抜き抜刀する、するとバハムートの力が俺の中に流れてくる感じがする。
剣先から黒い斬撃が現れる、黒い斬撃は剣を呑み込みそのまま上に激突した。
「…走れ!」
上から大きな岩が落ちてくる、俺達は走って奥に行くと隣の部屋から大きな声が聞こえた。
「お前達を倒しに来たんだ!!」
「お前たちを倒しに来たんだ!!」
「殺してやるよ!」
「待て!どうせなら…」