一行はアジトを目指す
黒の翼は以外にも多く、そこらへんで戦っている。
俺はバハムートを召喚する、アリアも聖天使を、兄貴はライゴウ、サクラはゴーレム、メイリーはフェニックスを召喚した。
俺達は走りながら戦場を突き抜けている、向かってくる奴を俺達は薙ぎ払って行く。
しかし、どれだけ歩いても目の前のアジトに近づけない。
「結構あるな…」
「喋らないで走れ!」
兄に諭されながら走って行く、それでも黒の翼は一向に行きようを止ない。
バハムートの力を使った技で敵を吹き飛ばす。
聖天使の力はアリアの刀から一筋の光が地面に叩きつける。
そうしたら当たった場所が、爆発した。
「数が多いですね…」
天使はそう言うと、フェニックスの力はメイリーに多種多様な属性が使える。
「なにか嫌な予感がする!」
「嫌な予感って?」
俺は人達を薙ぎ払って行く、しかし彼らは襲ってくる事を止めない。
走って行くと、目の前にある黒の翼アジトは近くなる。
「俺はあいつらの意見が正しいとは思わない…」
「それはみんな同じだろう…」
「だけど、それでも俺はあいつのやり方を許さない…」
走りながら俺はそう考えていた。
俺はあいつのやり方をどうしても許せない。
この世界の人達を犠牲にする、闇を利用するやり方を許せない。
「闇を利用する、俺はそんなやり方に賛成はできない」
俺達は闇の心を少しでも知ってしまった。
闇の苦しい事を、闇と呼ばれたことを…
「だからあいつを止めるんだ…」
「絶対に…」
そうしていると、俺の目の前に大きなアジトが見えてくる。
入り口に走って行くと、俺達は中に突入した。
「中は意外と古いな…」
中は廃墟のように古く、俺達は中を探して回る事にした。
廊下を進んで行く、俺は中を見回しているが人がいない。
すると奥の方に何にもの人が集合している。
「ここから先は行かせないぜ!」
男達は武器を持ってその場で待ち構えていた。
男たちの後ろには大きなドアがあることに気づいた。
「ジン、アリア…」
兄は俺とアリアに呼んでいると、俺達に指示を出した。
「俺達がここでこいつらを止めるから、急げ…」
俺とアリアは黙って頷くと、三人は男達に攻撃を開始した。
サクラは地面を叩きつけて、岩の攻撃を仕掛けた。
中心から大きな岩が出現した。
メイリーはフェニックスの力を使って、全属性の攻撃を同時に仕掛けた。
地面に着弾すると、着弾するとその場所には色々なものが出てくる。
兄はライゴウの力を使って、拳から雷を飛び出した。
「アリア…行こう!」
「ええ、行きましょう!」
俺はその中を進んで行った。
男達は三人の攻撃を受けていて、俺達にかまう暇は無い。
奥のドアを開けると、そこには階段がある。
その階段を降りて行くと、更に大きなフロアに出た。
「この先にいるのかしら?」
「多分、そうだと思う…」
俺がその階層を調べる為に移動している。
どの部屋を調べても、どこにも人が無い。
「誰もいないわね…」
「嫌な予感がする…」
俺は少し早足で移動していると、俺は嫌な予感がした。
「嫌な予感ってなに?」
「まさか、逃げようとしているんじゃ?」
俺は走りながら、そう言いだした。
大きなドアを開けると、そこにはまたしても何人かの男が待ち構えていた。
「ジン!先にって…」
そう言うとアリアは男達と戦い始めた。
俺はそんな中を掻い潜りながら進む。
奥の通路を進んで行くと、俺は奥の階段を降りて行った。
「待っていろ…」
階段を走って降りて行く、俺は階段を下りるとさらに大きなフロアにたどり着いた。
「この先にいるのか?」
階層の中を進んで行く、しかしそこにも誰もいない。
次第に大きな通りになって行く。
そして一番大きな部屋にたどり着いた。
そしてそこにはあの銃剣士が待っていた。
「待っていましたよ…」
「俺は待ってないんだが…」
「つれないですね…」
俺は武器を構えると、そのまま走って行く。
中心で武器をぶつけると、爆発がその場で起きた。
「なんでお前はこんな事をするんだ!?」
「あなたが知るような事では無い!」
何度もぶつかり合い、一進一退を繰りかえす。
「俺はあいつのやり方を許さない!」
「あなたはなぜこうも他人に優しくできるんですか!?」
「世界を滅ぼすやり方に賛同できないだけだ!!」
「それは世界の為になるのですか!?」
「俺達は俺達なりに世界を助ける!!」
「あなたがもう少し早く気づいていれば!!」
「今からでも遅くないんじゃないのか!?」
「もう遅いんだ!引き返せない!!」
「だけど!!」
そう言うと俺達はお互いに距離を取る。
それはつらい戦いだった。
お互いに目指している世界は同じなのに…
「俺は!俺達は!」
「遅いんですよ!」
俺は今でも遅くないと思っている。
それでも俺は世界を一緒にどうにかしたい。
「一緒に行けないのか?」
「無理だ、私は彼に付いて行くことを決めた!」
彼は覚悟を決めているようで、目が真直ぐ俺を見ている。
俺も覚悟を決めて、剣を構える。
「これで終わりだ…」
「ええ、終わりにしましょう…」
それぞれ走って行く。
お互いの体を目指して。
そして剣は銃剣士の体を貫いた。
「お前の本当の名前を聞いてもいいか?」
「私の名前は…」
「ジョリー」
そう言うとその場で息を引き取った。
「亡くなったか…」
「リーダー!」
「出航しろ…」
「はっ!」
「さようなら…」