今回は同時進行でなくてもネタバレ要素無いのでお楽しみください
※二話目投稿してから18分以内に呼んで下さった方は、編集で増えた個所があるので最後の所をご覧下さい(まぁそこまで重要な話ではないですが300字程度追加しました)
阿鼻叫喚。
デスゲーム宣告された後の始まりの街は、まさにその一言だった。
中にはそんな混乱を余所に何処かへと走っていく者も居たが、それはごく少数。殆どは始まりの街で未だにショックから立ち直れずに居た。
それは、レイの隣に居たシノンも同じ。
表情こそは冷静を装っているが、身体の震えからして心中が丸見えである。
しかしそれに気付かない振りをしたレイは、シノンの手を引っ張る。
「っ...何よ.」
「こんな人の沢山居る所に居るよりもう少し落ち着いた所が良いだろ?だかr「貴方はッ!...レイは、こんな状況になっても何も思わないの?」...」
予想以上にシノンが怯えていたのに多少面食らったレイ。
「...だけど、このままむさ苦しい所にいるより、他の所の方が良いだろ?それから考えよう」
「...分かった」
何とか了承してくれたシノンを連れ、レイは始まりの街の郊外へと出る。
始まりの街を出てからずっと無言であったシノンを発破掛けて元通りにさせるため、レイは挑発めいた笑みを作る。
「デスゲームが本当の事であったとしたら、生きて帰るにはクリア以外道が無い...だとしたら、無駄に現状を嘆くよりその為に頑張るのが一番の近道じゃないか?」
「...別に嘆いてる訳じゃ、」
「あれれぇ~?んじゃなんで身体震わせてたんですかね~?」
「...ッ」
「ちょっ圏外で攻撃は無しd痛った!」
唐突に繰り出された攻撃を避けるレイだが、避けきれずに掠ってしまう。
掠めた場所から独特の感覚が発生するのを感じながら、煽り過ぎたかと反省する...
「圏外で攻撃するとか鬼かよ...あっ鬼だった」
...頭では反省しても口に勝手に出て来てしまったのが運の尽き。
まぁ、結果はお察し下さい。
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次の街に行くまでの道中で狩りを続ける二人。
「ねぇ...いい加減街の中には入らないの?」
「どうせβテスターか何かが先に入ってるだろうし入る利点は余り無いさ。有っても此処でレベリングした方が得」
流石に疲れたのか少し表情に疲れが見えるシノン。
「宿で休みたいんだけど...」
「このデスゲームで大事なのは初期と後期でどれだけレベルを稼げるか...だと思ってる。何事も最初が肝心さ」
丁度その時、新たにモンスターが出現する。
しかしそれを危な気なく直ぐ様倒してしまう。
「こう言うのが大事な訳。」
そういうと、レイはニッコリと笑った。
「..いやどう言う事かさっぱり」
「だから、最初の内にレベルを上げて、出来るだけ装備も揃える、そうすればその後のレベリングもこなし易くなるって訳。」
「あっそ...」
また出現するモンスター。
レイは慣れた手つきで頭部を串刺しにする。
そして剣を抜くと同時に身体を回転させながら背後に回り込み、一回転したその勢いで
首筋を切り裂く。
ソードスキルを使わずに的確に急所だけを狙って処理する。
一方シノンの方にも出現したが、此方はソードスキル頼り。
互いの性格が互いの戦い方に現れてくる。
まぁそのお陰か上手く互いのフォローは出来ているようだが。
「なんかレイ、戦いを楽しんでない?」
「ん?...まぁFPSとかは好きだしな」
「そうじゃなくて、何というか..まぁ良いか」
シノンは少しだけ嫌な予感に駆られながらも、思考を放棄するのだった。
9月1日になんとか間に合った...
私達のサークルの性質上、切っては離せないこの9月1日(第二次世界大戦の始まった日)。
本来は大人数でこの日に投稿しようと思ってたんですけどね..結局間に合ったのは私一人だけでしたw