元々、俺はHUNTERXHUNTERは初代アニメ版から見始めた。俺は世代ではなかったから、見ると言ってもリアルタイムではなくアニ●ックスだったのだが。
小学生の頃に見てその世界観に惹かれた。
当時のアニメは、主に土日にやっていた少女漫画原作の物とジャンプ系――数としてはサンデーの方が多かったかもしれないが――を見ていた。
子どもだからかファンタジー色の強いものを好んで見ていた気がする。メルヘヴンとかスゴく好きだった。今では少ししか内容を思い出せないが……。
そんな俺がHUNTERXHUNTERに出会って、他とは違う世界観を知って、ハマっていった。まずハンターってのが格好良すぎた。格好良すぎて憧れて、なれないと知っているからこそ、もっとハマっていってしまったと思う。
恥ずかしいが単純な子どもだったのだ。
しかし俺は原作に触れるのが遅かった。
中学生になった頃、親戚の姉ちゃんに借りて読んだ。アニメ版と違う所があって、原作もいいなぁとは思ったがやはり声がある方が楽しいとすぐに返してしまった。
そう、俺は本当に単純な男なのだ。
そして俺がHUNTERXHUNTERの中でも大好きな場面一、二位に輝く所がある。
全て好きだが特にこれが好きなんよ!といったところだ。
二位がヨークシンのウボォーとクラピカが戦う所だ。何というかあんな華奢な体型してるのにこの子こんなに強いんだと思ったら凄い興奮したことは覚えてる。
そしてウボォーが死んだと知った旅団たちが死を弔うところが一位だ。
深読みしすぎて病みそうになるぐらい好きだ。そして旅団に――闘いたかっただけかもしれないが――そこまでされるウボォーギンに憧れていった。いつかは俺もあんな筋肉になりたいなぁとか思ってた。それは叶わなかったが。
まあ何が言いたいかと言うと、俺は結構旅団が好きだ。特にウボォーとマチが好きだ。団長はどうでもいいがシャルもそこそこ好きだ、特にあの携帯が。
団長やヒソカは置いておいて――ヒソカは旅団と言っていいのか疑問だが――、その他の人たちはHUNTERXHUNTERの中でも好きな部類に入っている。オールバックは苦手なんだ。
そして、俺は一応クルタの生き残りだ。緋の眼は開眼していないが、血は流れている。そして俺の血が言うのだ、あいつらを赦してはいけないと。
だから俺は強くならなければいけない。4年後、ヨークシンであいつらを全員殺す為に……。
と、まあそれは冗談ではあるし、正直会ったことのない人たちが目を抉りとられて死んでいたところで、うへぇこれはきっついぜぇ!と思って少し吐いたが、そこまで怒りは湧いてこない。
ところか、
間違っても
だとしたら俺は
でも、折角来たHUNTERXHUNTERの世界なのだ。一度でもいいからハンター試験に参加したい。そして参加するならいいところまで行きたい。
ならば受ける試験は絞られてくる。そして絞った末のゴンたち主人公組が受けるあの試験にしようと、ここがHUNTERXHUNTERの世界だと知ったときから考えていたのだ。
他の試験じゃいいところなんて絶対行けない。まず試験会場まで辿り着けない。
そしていいところまで行ったら絶対主人公組かピエロと愉快な仲間たち組のどちらかに接触されるだろう。まず念を覚えてる時点で目をつけられる。わかる。そういう小説何本も読んできた。
それでも
俺の夢はここで諦めなければならないのか?
それか家族を捨ててまで俺は夢を追うか?
俺はジンみたいにその夢を追い続けて、自信を持てるような人間ではない。どちらかと言うと、その夢に押し潰されるような人間だ。
だから俺の選択肢は1つしかないのに、俺はそれを選べないでいるのだ。
バカだなぁ、俺。
意味深なサブタイトルですが意味はありません。
閲覧、お気にいりありがとうございます。
もう少しだけ幼少期が続きます。これからもよろしくお願いいたします。