こんにちは、エレニです。
突然だが俺は今
その行動力には憧れるが、弟よ、兄さんはその行動力が心配だ。
そんなわけでボッチな俺は、話せないなら後ろ姿で満足しようとキルアが見易い位置で走っている。キルアの後ろ姿、可愛いです。
そして、たまにキルアに振り向かれながらも第一試験を走りきった。あの子の勘ヤバくない?こっちは隠してるのに気がつく?
ゾルディックの血とキルア本人の才能に戦慄していると、
ゴンくんたちと楽しそうに話しているのは紛れもなくうちの弟だ。楽しそうというか眉間に皺を寄せて怒りモードに入っているけどそんなことは知らん。この浮気者め、俺もゴンくんとお近づきになりたい。
そう思ってあまり良くない念を送っていると、ゴンくんがビクッとしてこちらを振り向いた。キョロキョロしてる、可愛い。
「ひえっ」
つい悲鳴に近い声を上げてしまうのも無理はないだろう。
第二試験は料理である。そして最初の課題は豚の丸焼き。
俺はボッチで獲物を狩り、ボッチで焼き上げ、ボッチでブハラさんの所に持っていく。
提出は俺が一番最初だった、まあ半焼けだから仕方がないね。隠は一応解いておいた。
「この肉の脂がなんとも」
ほとんど生の中身を食べ終え、合格を言い渡された俺は手持無沙汰になり森を眺めている。
「あんたの下手くそな隠、実力者ならすぐに見抜けるわよ」
「え?何か言いました?俺の男の色気が何だって?」
そう言うと殴られた。急に美女が話しかけてきたら誰だって動揺するだろ。
「ごめんなさい。で、あれですよね、隠。隠苦手なんですよ」
「でもそれ、してる意味ないよね」
「そう、意味もないことをあんたはしてんのよ、それ解きなさいよ」
「一般人に紛れ込むために。解いたらだって俺イケメンなんで女の子にキャーキャー押し寄せられちゃうんですよ」
「寝言は寝て言え!」
また殴られた。
勿論そんな理由ではなく、隠をしていれば意中のあの子をストーキングしても大丈夫!と思ったからでもなく、主人公組と万が一絡んだら明日の朝日が拝めない可能性があるからだ。主人公の周りには事件が多い。そう言うことなのだ。
こちらだって涙を飲んで隠をしている。流石に念も知らない子どもたちに隠を見破られることはないだろうし、見破られても影薄い人と思われるだけだろう。何故
「まあ、時期が来たら解きますよ」
「あんた……、はあ別にいいけどね。一試験官が兎や角言うのもあれだし」
「あれっすか」
「あれよ」
「お腹すいたなぁ」
ブハラさんと俺のお腹が鳴った。皆の豚はまだ焼き終わらないようだ。
だんだん主人公がショタコンっぽくなってきました。気のせいだといいのですが。
原作組と全然話してなかったのにメンチさんとは話します。メンチさんはよく気にかけてくれる可愛い姐御だと思っています。
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