こんにちは、エレニです。
第三試験が始まり死亡者が出た頃、俺たちはタワーの中に入っていた。
開始早々穴に落ちた俺は
さて、タワーの一室であるここは、少しじめじめとしていて人を陰鬱な気分にさせるような部屋である。
上には通ってきた穴があるはずだが、綺麗に閉まっているようで光が届かない。
目を凝らしながら見渡していると、右に台がありその上に何かが乗っているのがわかった。チラリと
二人で台の前に立つと、どうやら上にあったのは時計のようでそこには数字が書かれていた。
今俺たちは多分だがタワーの真ん中まで来ている。断定出来ないのは俺たちの試験内容が迷路だからだ。
正直こんな長い立体迷路一人では攻略不可能だったと思う。だが俺は一人ではない!俺は
流石俺の弟!心強い!
「あぁ……」
「おれーのおとうとーはつよいんだーぞー!あたまもーいいーしたぶんすごいー。どうした?アクタ」
「迷いました」
「んへ?」
残り48時間という地点で、俺たちはとんでもないところで迷子になってしまった。
「ちょっ、ええ!どうすんの?これどうすんの?」
「落ち着いてくださいよ。試験官に笑われますよ」
「この穴に落ちた時点で笑われてそうだけどね!あいつら運悪ぃって!」
「兄さんの運の悪さに俺まで巻き込まないでくださいよ」
「自分、パーフェクトですから。みたいな顔してんな!お前の運も相当悪いからな!」
「兄さんの運の悪さに比べたら俺なんて……」
「謙遜すんな?」
言い合いをしながら立ち止まる。迷子は迷ったところから動いてはいけないのだ。もっと迷う。
しかしハンター試験中なので動かないと本当はいけないのだが、とりあえずは来た道を見つけるところから始めなくてはならない。
「あー、なんかめんどくさいな。いっそのこと壊しちゃうか、迷路」
「アクタ、お前やっぱり母さんの息子だな」
破壊神とまで言われた
ある時から自然と共に生きてきたクルタ族の中でその考え方は異常であったが、止める人はどんどんと少なくなっていったらしい。
そんな遺伝子を俺は受け継いでいないのか、それとも前世の記憶があるからか物を壊すことは戸惑いが生まれる。
しかし
「じゃあやりますねー」
「ちゃお、お前、やめ――!」
たくさんの石や木の板が宙に舞う光景は、なんだか桜吹雪のようだった。
エレニとアクタしか出ませんでした。
眠すぎていつもよりも文章が思い浮かびませんでしたすみません。
閲覧、お気にいりありがとうございます。
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