こんにちは、エレニです。
休憩を挟みながら床を――
今までの空間は至る所に柱があり、隙間があり、木の板があったりしたが、ここに来るまでにあった扉は最初の制限時間がわかる時計が置いてある部屋だけであった。その部屋まではもう辿り着けないのだが。
もしかしなくても出口だろうと思いながら
「出口だよな、これ」
「まだ出口だと断言は出来ません。この扉自体が罠かもしれません」
「そんなこと考えてたらクリア出来ないだろ。一応ゴム手袋して開けてみようぜ」
「その開ける係りは俺がやるんでしょう?」
「何だよビビってんのか?」
「まさか。ただ罠だった場合、隠しながらの行動は出来なくなりますよ?」
そう、
試験官を騙す理由なんてない。ただあのトンボみたいな人の目に留まりたくなかったのだ。あの人なんか怖いから俺のこと普通の人間だと思ってほしいの。苦手なの。
「その時はそのときだよ。それよりもバトルとかになったときのことを考えようぜ。とりあえず俺はおはしもを守ろうと思う」
「折れない、
「そんな何処かの筋肉だるまが言いそうなことを俺は決意しないから!押さない、走らない、喋らない、戻らないだよ!」
「戦闘でそんなことしてたら死にますよ?ほらもうおはしも出来てないじゃないですか。死んだら殺しますよ?」
「世界共通語理解できないお年頃なのかな?」
死んだら殺すってよく聞くけどそんなことしたら地獄に落ちるぞ!
「じゃあ開けますね。俺の後ろにいてください」
「はーい」
迅速な行動は寿命を伸ばすと言うし、早起きは三文の得とも言うし、急がば回れとも言う、最初のやつ以外は特に関係はない。さっさと行こうぞ。
キィと音をたてて扉が開く。
「ようこそ、最後の間へ」
そう言ったのはきたのは、第三試験試験官――試験官長?――のリッポーさんの声だった。
「君たちには此方が出す相手と殺し合いをしてもらう。人数は二人でチーム戦。ルールは簡単だ、先に一人死んだチームの負け。君たちが勝ったら第四試験への切符を渡そう。もしも君たちが負けたら、その時は君をここの住人にさせていただくよ、アクタくん?」
「ですって兄さん、兄さんが死ぬって決めつけられてますよ」
「お兄ちゃん弱いから仕方がないな。この説明だと勝ち抜き戦とかじゃなくて四人全員でやると……。アクタ、任せた」
「ああはい、任されました」
「では、試験官はこの二人だ。精々頑張ってくれ」
「死なないように、な」
嫌なことを呟きながらリッポーさんの声が聞こえなくなった。
第三試験最初で最後の難問は、残り34時間で始まるのだった。
なんということでしょう、
ということでアクタが色々と壊しました。何だか私の心の檻まで壊されたようで心臓がバクバクバクバクと鳴っております。匠は緑の
閲覧、お気にいりありがとうございます。
もうアクタが主人公でいいんじゃない?と思うような内容になっていますが、これは地味主が主人公です。地味主ではなく、なにもしない主になっていますがこれからもこんな主人公、小説をよろしくお願いいたします。
もしかしたら第一話など書き直すかもしれません。ハンター試験が終わるまでは手は出さないとは思いますが、よろしくお願いいたします。