こんにちは、エレニです。
リッポーさんの声が聞こえなくなってから俺たちの向かいにある壁が動き、20代後半と思われる男が二人――どちらもすごく筋肉がついている――入ってきた。
「おわぁ、強そう」
「あんな奴ら、瞬殺できます」
「自信満々だなぁ!」
俺たちは二人に視線を向けたまま話を続ける。
俺の目の前にはスキンヘッドで所々に傷痕がついた男、
スキンヘッドは念が使えないようだが、優男は綺麗な纏をしている。
「どうするよ、全部任せちゃって大丈夫か?」
「兄さんも1、2匹お願いしますよ。流石に少しは点数稼ぎしておいた方がいいでしょうし」
「んじゃ、適当におこぼれをもらうわ」
「と、言うことで俺がお前らの相手をする。早く終わらせたいから始めるぞ」
「あ?それはお前が死ぬってことか?」
「抜かせ、アホが」
そう言って
「アクタお前、流石に今のは……」
「君に余所見している隙はあるのかな?」
「アクタこっちに来たんだけど!」
まさかの優男が横に現れた。俺は
「一瞬で相手が自分より強いと認め、勝利条件を思い出しすぐに行動に移したことは評価できるでしょう。100点満点中5点を君にあげますよ」
「んなっ――!」
「ただそれは俺が思い付くぐらい型に嵌まりすぎていますので、あまりいい策ではないのでしょう」
そう言いながら
優男は纏を極めようとしていたらしく、他の四大行は覚えるだけ覚えて禄に反復練習もしてこなかったらしい。
「さてと、後片付けもしなくてはいけませんね」
「うちの弟が最強過ぎて辛いからやっぱり全部アクタにまかせる。ふて寝だぁ!」
「ちょっと兄さん!」
そして本当に俺がふて寝をし、起きたときには制限時間残り15時間を過ぎていた。
俺たちの周りには男が12人倒れていた。そのうちの2人はスキンヘッドと優男だ。他の10人は俺たちをこの部屋に入ったときから狙っていた奴らなのだろう。
「ふわぁ、あぁまだ眠い……もう一睡するかぁ」
その後起きたのは試験終了ギリギリの時間だったが、優男たちが入ってきた壁の中へ入るとすぐに扉があり、開くと試験合格のアナウンスがされたので、まあ終わりよければ全て良しとしておこうと思う。
このあとは第四試験である。気を引き締めなければいけないと思い、試験会場に向かうまでの間寝ようと決めるのだった。
最初優男たちは合法ロリショタだったのですが、流石に見た目が子どもの人を殺すのは胸が痛み、スキンヘッドと優男にしました。
マッチョな優男……、首から下と上のギャップで目を回しそうですね。好きですが。
閲覧、お気にいりありがとうございます。
少女や少年を入れる機会を虎視眈々と狙っていますがこれからもよろしくお願いいたします。