どうも、転生してから約5年という月日が経ちました、エレニでーす。
この5年間はなんというか、楽しかった。
どんな事があったのかって言うと、
え、いやいや5年間にあった事が少なすぎるって?言うな!これでも膨らました方なんだぞ!……そりゃお前……、こっちはその間一度も外から出てないんだ、遊園地――あるかは分からない――に行った思い出とかないんだよ。
そう!何故5年間を早送りしたか!それは今日!俺の5歳の誕生日に、お外デビューをするからだ!
今住んでいる場所は森の中らしく、
まあ、家の中でも太陽光は浴びれるし、広いし、テレビもPCも無かったけど本は沢山あったので、中々に優雅な暮らしが出来たと思う。
何故こんな言ってはあれだが無駄に凄い家を建てたのか、3歳の時
「お父さんのお仕事の関係でここに家が欲しくてね、でも家族も出来るわけだし、皆に嫌な思いしてほしくなかったから……」
「お父さんのおしごとって、がくしゃさんでしょ?なにかけんきゅーするものでも、ちかくにあるの?」
「研究って……、難しい言葉知ってるね。小さい遺跡なんだけどね。えーと、遺跡っていうのは……」
「はー、いせきかー、ほーん」
「あ、……興味ないんだね」
「まあね」
家族の為、ということがわかった。これを聞いて父の株が1UPしたのだった。
あと、どうやらその研究、あと4年もすれば終わるらしいので――研究というか調査の方がやること多かったようだが――、終わり次第引っ越すのだそうだ。
まあいくら慣れてきたと言っても、こんな所じゃ熊とかにいつ襲われるか分かったもんじゃないしな。
「エレニ見付けた!誕生日パーティーやるから一緒に行こう?」
「シプア、誕生日パーティーってサプライズでするものじゃねぇの?」
「ないの、でしょう。それにサプライズって、いつもしてないじゃない」
「せっかく5歳になったのにぃ?」
「私の時もいつもと一緒だったでしょ?エレニは挙動不審だったけど」
「確かに」
この5年間、本当色々あった。そして一番思い出として残っているのはやはり彼女、
天使は前世で習った子どもの成長よりも、少し遅く立ったり話したりしていった。しかし今では、何か凄い頭が良くなって、森を歩いたりしているからか運動神経もよく、親も神童なのではないかと思い始めた――勿論俺は生まれた時から彼女のことを天使だと思っていたが、最近ではもう彼女こそが神なのではないかと思い始めた――のだった。
シプア、女神、俺、シプア、尊敬。
まあそんなことで、森デビューに向けて腹拵えをしに皆の誕生日パーティーをしに少し駆け足でダイニングに向かうのだった。
あと蛇足だが、天使の誕生日が俺の前の日で、母の誕生日が天使の前の日だったりする。お母さん、お父さん、狙ったでしょ?
気がついたら弟が生まれてました。弟は天使ではなく、シプアを取り合うライバル(と勝手に主人公が思っている)です。
今回はお父さんのお仕事と、天使がなんか凄そうなのしか情報が、ない、ぞ……?
天使はお姉ちゃんとしてしっかりしようとしてますが、三兄弟の中で一番しっかりしているのが弟という何とも言えない感。
次は多分主人公が狩人の世界だと気づく回だと思います。
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