多分転生したから第一目標:生き残るで頑張る   作:成金黒兎

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説明会1

 こんにちは、エレニです。

 

 広い説明会場に着くと、好きに座っていいと言われた。俺は(アクタ)と隣同士で座ったが、(アクタ)の位置が全員の目から俺がなるべく隠れるようにしてくれたので、少し痛い視線――主にレオリオの――が少しだけ刺さらないようになった。

 

「この説明は姉さん特製の勉強本にありましたね」

「そうそう、ハンターの歴史と裏歴史についてってやつだよな。あれって共同場に入れておいたんだっけ?」

 

 共同場とは、この四次元鞄の中央部に位置していて、三人で使える物を入れておくところなのだ。

 この中には姉ちゃん(シプア)が調査に行った所のお土産物や、俺が採った第二試験の卵等を入れる。一時間に二回は三人のうちの誰かが覗くので、なま物を入れておいても大丈夫なのだ。しかし鞄のなかでも時間は進むので卵や魚はすぐに腐る。その時のために携帯電話は欠かせないのだ。

 

 

 

「キルアに謝れ!」

 

 説明会が始まって一時間。流石に一度習ったものを習い直すのは中々に退屈だ。俺や(アクタ)は欠伸を噛み締めながら――(アクタ)は噛み締めようとしていなかったが――ボウっと聞いている。

 右から左に抜けている感じだ。

 そうやって退屈な時間を過ごしていると、ゴンくんが骨折した腕を庇いながら会議に入ってきた。

 あの細い体にどれだけの力があるのだろう……、腕一本で子ども(ゴンくん)大人(イルミ)を放ったのだ。すごいぞゴンくん!流石主人公!

 

「なあアクタ、ゴンくんスゴいな!」

「はあ……、あれくらいの年齢であれをするのは怒りからの馬鹿力でしょうか」

「まあいろいろな要因が合わさったんだろうな」

「まあ俺だったら念を使いますけどね」

 

 

 

 イルミと話をしたあと、ゴンくんはこちらへ歩いて来た。(アクタ)に用でもあるのだろうか?確か一度だけ話していた筈だ。

 

「お兄さん……」

「ん?どうした?」

 

 ゴンくんの言葉を少し嫌な予感がするが、待つ。いい予感がしないからだろう、(アクタ)の眉間に皺がたくさん寄っている。

 

「お兄さん、ありがとう!」

 

 ほらな、やっぱりこうなった!

 

「ってえぇ?」

 

 何故自分がこの子にお礼を言われているのか分からない。どうしたいんだこの子は

 

「兄さん、この子どうしますか?」

 

 (アクタ)(アクタ)で意味が分からないのか先程よりも皺が増えた。困っている時の表情だ。

 ゴンくんのことわからなくなってきたよ……。

 

「あのね、お兄さん達と過ごした一週間が楽しかったんだって、キルア話してくれたんだ。それでサトツさんに聞いて、最初はキルアを追い込んでたって言われてスゴく腹が立ったけど、そのあと何かを囁かれてからキルアの表情が和らいで少しスッキリしたような表情をして帰っていったって聞いてね、お礼しなくちゃいけないって思ったら、体が動いてた!」

「お、おう、うん。まあ、困った時はお互い様だしね」

 

 ゴンくんの笑顔が眩しくて眼球が溶けるかと思った。

 

 

 





 終わりませんでした。
 全然進みませんでした。頭が働きませんおやすみなさい。
 
 次の更新は10/2です。すみません、30日はお休みさせていただきます。

 閲覧、お気にいりありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
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