多分転生したから第一目標:生き残るで頑張る   作:成金黒兎

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お話2

 

 こんにちは、エレニです。

 

 食堂で男三人が見つめ合っていると、天使(ゴンくん)の声が聞こえて、入口を見たら笑顔の天使がいて、俺はもう眼球どころか左半身が溶けそうです。

 

「ふぅ……、ああゴンくっ、君も何か頼む?」

「うーん、……あ!確かここって第二試験のスシもあるんだよね?」

「あるのアクタ?」

「ありますよ」

「じゃあオレそれにする!」

 

 店員さん?を呼んで寿司とラーメンを頼む。俺が塩で(アクタ)が醤油ラーメンをチョイスし、ゴンくんが寿司の種類がたくさんあり迷っているので店員さん?におすすめを聞いてそれを頼む。

 ゴンくんはわくわくした顔でこちらを見てくる。眩しすぎて死にそう。

 

「お兄さん、名前なんだっけ?」

「エレニだよ、よろしくね」

「オレ、ゴン!ねえ、エレニさんとアクタさんって兄弟なの?」

「うん、そうだよ。アクタの方が弟。うち一番のしっかりものだよ」

「そう思うんだったらもう少し兄らしくしっかりしてくれませんか?」

「嫌だよめんどくさい」

 

 話していると寿司が来た。鮪っぽい魚のにぎり等が円形の木のお皿に乗っている。山葵も山になって乗っていて、少し鼻を刺激してくる。

 美味しそうだが第二試験の時山葵はなかった。ので、ゴンくんやレオリオが山葵を見て騒いでいる。箸の使い方もわからないのであたふたしているのが可愛くて面白い。

 

「おしぼりで拭いてから手づかみで食べても大丈夫だと思うよ」

 

 フォークだと崩れるしスプーンだと食べにくい。

 少し戸惑ったあとええい!と声を出して鮪っぽい魚のにぎりを頬張った。もぐもぐと咀嚼したあと涙目になっている。山葵か……。

 子どもに山葵ありはきついだろうに……。

 

 ゴンくんが落ち着いて食べだしたあと、俺たちのラーメンも来たので勢いよく啜る。クラピカが少し嫌そうな顔で見てくるがこれがラーメンの食べ方だ。異論は認めない。

 昔転生前の友人の中にフォークで巻いて食べるやつがいたが、そんなちんたらとしていたら麺が延びるだろうと怒った記憶がある。フォークを使いたいならパスタでも頼めよと泣いた思い出……。

 

 そして俺たちのラーメンが食べ終わり、ゴンくんも山葵あり寿司をレオリオと協力しながら食べ終わったので本題に入ることになった。

 

「で、話って何かなゴンくん」

「あ!忘れてた!あのさ、エレニさんってキルアの家のこと何か知ってる?」

 

 最終試験でキルアに言ったことを聞かれると思ったんだが、どうやら違ったらしい。

 

「キルアくんの家って、ゾルディック家のこと?」

「そう、暗殺一家ってことと、スゴく変な家族ってことぐらいしか知らなくて……」

「ゾルディックだったら俺よりもアクタの方が詳しいよ。ちょっと前まで住んでたし」

「はっ?ちょっと兄さん!」

「え、それってどういう――」

 

 ――ピリピリピリリリリ。

 

「あ、ごめん電話だ。アクタに話してもらって」

 

 そう言いながら電話に出る。(アクタ)は相手が誰なのかわかったらしい。睨みながらも頷いてくれた。

 

「もしもし?」

「もしもし、エレニ?今日って最終試験だったよね?もう終わった?」

「うん、終わったよ。どうしたの君からの電話なんて初めてじゃないかな」

「うん、ちょっと用事があってね。来ちゃった」

「え、まっ、それ――!」

 

「私今ね、貴方の後ろにいるの」

 

 後ろを振り向くと、俺の天使、姉ちゃん(シプア)が立っていた。

 

「シプア!」

「姉さん?」

 

 二人で駆け出し(アクタ)のところまで来てぎゅうぎゅうと三人――(アクタ)は放心状態だったので二人で(アクタ)を両脇から抱き締める感じ――で抱き合った。

 

 姉ちゃん(シプア)に刺さる視線に棘があるものがあって、それが少し気持ち悪かった。

 

 

 





 うちの天使が登場しました。当初の予定と大きくずれていて戸惑いで早く寝たいです。
 今回少し内容薄すぎませんかね……と思いましたがいつもでした。いつも以上にゴンくんの可愛さが出ているので何でもOKです。異論は認める。たくさん言ってくれ。
 ゴンくんって天使だなぁって最近ずっと思うようになってきました。皆さま食欲の秋ですよ。

 閲覧、お気にいりありがとうございました。
 お気にいりが100件を超えたのが嬉しくて嬉しくて泣きそうです。これからも頑張ります。早くハンター試験編終わらせたいです。

 これからもよろしくお願いいたします。
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