多分転生したから第一目標:生き残るで頑張る   作:成金黒兎

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天使と修行と念

 どうも、エレニです。

 飲み物だとサイダーが好きだったりします。

 まあ、そんなことはどうでもいいんだ。

 最近姉ちゃん(シプア)に言われるがままに、念の修行を始めた。勿論、精孔は無理矢理開かれた。

 開かれた瞬間?ボァワァアって感じでガスコンロのつまみを“強”にした時みたいだった。

 このままにしたら絶対死ぬ!って思ったので原作を思い出しながら纏をしようとした。

 

「エレニ、もっとこう見えない鎧を纏って!」

「師匠!無茶言わないでくださいよ!意味わかんねぇっすよ!」

 

 修行中、姉ちゃん(シプア)のことは師匠と呼ぶことになっている。胸を張って「これからは私のことを師匠と呼びなさい!」と言われたときは生暖かい目で見れたのだが、どうやら師匠の師匠――ゼノさんのことである――は姉ちゃん(シプア)を甘やかさずに育てているらしく、師匠の修行はとても厳しかった。何が厳しいかって下手したら圧死しそうになったりするところだ。

 

「そう!そんな感じ!……あぁっ!少し歪んでる!もっと鎧を纏うの!こう、格好いいごついやつ!」

「師匠!もうそろそろマジでやべっす!視界が歪んできました!」

「頑張って!エレニならできるよ!私の大好きな弟だもん!」

 

 そう言われると意地でもなんとかしたくて頑張って鎧を纏ってみる。何か肌がサワサワというか、変な感じなんだけどこれは出来ているのだろうか。俺、長袖って苦手なんだけど。

 

「師匠!これ出来てる?」

「いいわよ!少しまだ歪んでるけれど、それは馴れていくしかないようだし……、んー、じゃあ今日の修行はあと絶ができるようになりましょうか!」

 

 師匠……もう限界なんですが……。

 

 そうして俺の視界は闇に沈んだ。

 

 

 

 その後、新しい家のこども部屋で起きた俺は、自分の身体が何かに包まれているのを感じていた。

 布団とかじゃなく、多分これが纏、というか念なんだろうなぁと思って起き上がろうとし、ベッドに逆戻りした。

 全身が痛かった。筋肉痛の時と似ている痛みなんだけど、何故か足が一番痛かった。おのれふくらはぎぃ……兄弟の敵ィ!って太股が言ったら、脹ら脛が悲鳴をあげてた。いや、悲鳴をあげたのは俺なんだけどね。

 

 

 

 そんな修行を始めて早1年。俺は纏と絶を習得――因みに姉ちゃん(シプア)は3日で四大行のうち発以外の三つを習得。この時点で転生特典なんぞ付いていないことを知る――し、練の修行に入った。

 練は鎧をもっと厚くした感じと言われたので何か紙をペタペタ貼っていく想像でやったり、粘土をつけたり、素材を変えたりとしていっている。俺の念の習得が遅いのは効率が悪いからだと思う。効率厨ではないんでね!

 

 練の修行が終わったら一端水見式をして、系統を調べるらしい。

 発を考えるのはその後だし、先は長いなぁ。

 やっぱり転生者と言ったら特質系だろうと少しわくわくしていたりする。

 

 まあ、あと1年は練の修行でしょうけどね。トホホ。




 
 エレニはカリスマ性ないので特質系じゃないだろう!HAHAHA!
 前回の修行から2年は経っているのではないでしょうか?前の1年はずっと体力作りでした。エレニ11歳……
 
 

 閲覧、お気にいりありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
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