多分転生したから第一目標:生き残るで頑張る   作:成金黒兎

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 ぼーと読むような話になりました。


天使と家族と小話

 

 前回のあらすじ

 

 姉ちゃん(シプア)がハンター試験に出掛けました。

 

 

 どうも、エレニです。

 

 姉ちゃん(シプア)がハンター試験を終わらせて帰ってくるまでの間、俺はひたすら勉強をすることになった。

 勿論ただの勉強ではなく、誕生日に姉ちゃん(シプア)からもらった本と、ハンター試験に行く前に渡された色々な教材――全て姉ちゃん(シプア)の手書きだった――を使った修行である。

 内容は念のことから世界にある国のこと、ハンターの仕事のことまで様々だった。正直姉ちゃん(シプア)の方が転生者っぽいと思った、ってかそんなこといつ知ったんだよ!と勉強しながらツッコミの嵐に(アクタ)が煩そうに耳を塞いでた。あと文句も言っていた。

 

「ちょっと煩いんだけど!あとそれの内容、別に常識だから。何で逆に知らないの?」

「お前がこれを常識と呼べるのが不思議だし、もし仮に常識だとしたらそれはどこの常識だ!」

「ゾルディックだけど?」

「オウゾルディック!俺とは生きてる世界が違かった!」

 

 最近姉ちゃん(シプア)どころか(アクタ)まで世間の常識から外れてきたのではないかと俺は一人で戦慄している。

 あと聞いた話によると、なんとこの教材(アクタ)も手伝ったのだとか。もう本当に何なのこの子。

 姉ちゃん(シプア)は天使だから良いんだよ。お前はなんなんだ弟よ、長男よりも優秀って俺の立場がないよ!

 

 

 

「なぁに一人で百面相してるんだ?ほら、笑え笑えー!」

「ごめん父さん、今そういう気分じゃないから他を当たって。アクタとか暇そうだから」

「さっきアクタは本を買いに行くって言ってたぞ?それにお父さんエレニとおしゃべりしたい」

「おーけー、去れ」

 

 何がOKなんだよぉ!と叫ぶのは父さん(イアス)だ。この人は学者とか言いながら森に篭ったり、川で魚をとったり、海に沈んだりする。もっと大人しくしてほしい。いい大人なんだから。

 

 俺と父さん(イアス)が話していると、扉から母さん(ヘレナ)が困った顔をしながら入ってきた。

 

「どうしたんだいヘレナ?何だか不安そうな顔をしているけど」

「シプアなら大丈夫だよ?多分」

「違うの、ねえイアス。最近村から手紙が来ないの。今まで一度も遅れたことなんてなかったのに……」

「へ?」

「何?おかしいね、何かあったんだろうか」

「イアス、子供たちを母さんたちに見せてあげたいし、シプアが戻ってきたら一度村に行きたいの。ダメかしら?」

「うーんあの森の中は、子供たちを連れて歩くのに危険じゃないかな」

「シプアだっているし、そこら辺は気にしないで良いんじゃない?それに俺も母さんの実家行ってみたいし!」

「……わかったよ、でも行くってこと彼方に伝えないとね」

「ええ、そうね。……何もないと良いのだけれど」

 

 

 

 その二ヶ月後、シプアがハンター試験を終えて帰ってきた翌日。

 家族みんなで母さん(ヘレナ)の実家に行った。

 

 

 

 俺たちを迎えたのは、死が漂う廃墟だけだった。





 シプアは無事ハンターになりました。
 いつもクルタ族について勉強不足を感じながら書いています。クラピーをどうしようか悩んで原作開始までは会わないことに決めました。早く美人さんに会いたいってエレニが言ってます。

 閲覧、お気にいり、評価ありがとうございます。
 一気にお気にいり件数が増えて嬉しいです。維持できるように頑張ります。これからもよろしくお願いいたします。
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