広場は騒がしかった。
あの話をされて混乱したりしない人はいないだろう。
嘘だとは思いたいが、そういう状況でもないようだ。
「どうすっかなぁ…」
頭の上で手を組みながら考える。
いつも何かあってもこんな楽観しているような態度だが、実際は人一倍頭の中で考えている。
「ここにいてもしょうがないよな」
ここにいたって何か結果が変わるわけでもない。
そもそも人混みがキライだ。さっきの話を聞いてからイライラしているのが自分でもわかる。
騒がしい広場を出て、頭を冷やしながら、とりあえず僕は次の村に向かうことにした。
外に出ればあの話の前と同じように敵がやってきた。
先の事を考えるとなぜだか剣を握る手に力がこもっている気がした。
今までやっていたように片っ端から敵となるモンスターを倒していく。
何体か倒した後、武器が落ちているのを発見した。
「なんだろう?」
拾い上げるとそれはただの刀だった。
「ちょうどいい。刀を使ってみるか。」
武器を刀に交換し、さっきと同じように敵を倒しに行く。
片手剣のように敵の攻撃を盾で防いで剣を叩き込む戦い方はできない。
飛び掛かってきた敵を右によけてかわし、鞘から刀を抜き、そのままの勢いで斬りつける。
そのまま振り向き次の敵を斬りつける。
「片手剣より、こっちのほうが使いやすいな。
刀を使っていくとするかな。」
残っている敵を斬りにかかる。
走りながら近づき、足を踏み込んで刀を横にして斬る。
そのまま上から斬りつける。敵の攻撃をステップで避け、斬りつける。
「そうだ。」
僕は腰についている鞘を抜き、飛び掛かってくる敵に
力任せに殴りつける。
「うらっ‼」
鈍い音がして敵は気絶していた。とどめを刺し、
「やっぱり鞘で殴るのは良くないな…。漫画のようにはいかないか…。」
鞘を腰に戻し、
「奥の手というか、敵の予想外の攻撃を出せるというのは良い点だけど、
それ以外には使えないかな。普通に斬ったほうが早いよな…。」
今までと同じように片っ端から斬りつけていく。
そんなことを続けていると、あたりには逃げたのかすべて倒したのかはわからないが、
周りに敵の姿はなくなっていた。
ふとなんとなくログアウトボタンを確認してみる。
もちろんログアウトボタンはなかった。
「…この状況を受け入れるしかないよな。」
早くこの状況になれないけない、本当に死んでしまうかもしれない。
そんな最も最悪な結末が脳裏に浮かぶ。
「自分の身を守るためにも、戦いになれなくちゃだな。」
僕は刀を鞘にしまい、息を整え早く次の村に行くことにした。
遅れてすいません。やらなければいけないことが多すぎて大変です。
もう3話を出してる人がいるので、近いうちに出せるよう努力しますので
よろしくお願いします