【コラボ】SAO~4人の英雄の物語~   作:kokonato

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はい、遅れましたし。
まあ日付はあってるし、多少はね?

……ゆっくり分隊長様からすごい殺気を感じたので謝罪します。すいません。
あまり責められると野々村〇員になるので許してください

前回12000字とかいうバカやらかした字数になりましたが、今回は3000弱。
気軽に読めると思います。


2話

『本当にきもいわー』

 

『あいつ生きてんのかよ?ww』

 

『ずっと無口だしさー』

 

 

……………

 

 

『お前も親のせいであいつと幼馴染やってんだろ?』

 

『うわっ。あいつと幼馴染とか死んでもやりたくないわ』

 

『ということはこいつもエキス的ななにかが?』

 

『そういうこと言うなって。笹賀は無実だって。強制的につるまれたんだからな。そうだろ?』

 

 

 

………ちがう…

 

 

『は?』

 

『もしかしてお前あいつのこと好きなのか?』

 

『うわー、ないわー』

 

 

……………………………………………………………………………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺たちは古い木で作られた宿屋にゲーム内通貨のコルを支払い、泊まっていた。

古びたその部屋にあるのは二つのベッドと本棚、そして椅子が二脚と丸いテーブルが一個ある。

俺は椅子に腰をかけ、ナツミはベッドに腰をかける。

 

彼女の顔色は誰が見てもわかるくらいに悪い。あのデスゲーム申告がとても精神面に来たのだろう。

それが普通だ。誰もがこんな難関ゲーをゲームオーバーせずに一発クリアしろ。さもないと殺すなんて無茶で理不尽で最悪だ。

 

 

ところが俺は数少ない大丈夫の部類だった。俺の精神面が受け流したのだろう。

理解をすれば簡単なのだ。ほかの人は現実世界に慣れ親しみすぎて理解が追い付かなくなり、精神面に理解ができなかった分回ってきたのだろう。

 

何を理解すればいいのか?

そんなのは簡単だ。死ねば死ぬ、だ。

 

例えば時速120kmで車が迫り、自分を撥ねたら?

答えは普通に死ぬ。

じゃあプロの殺し屋が殺す気満々で素手の自分をナイフで刺して来たら?

これも同じ。死ぬ。

 

けどこれは稀だ。

時速120kmの車が自分に走ってくる?

高速道路でも速度違反なスピードだ。ましてや町の道路をそんなスピードで走るのは自殺祈願者だ。轢かれたいのならカーレースでもやってる場所に自殺しに行け。

プロの殺し屋が殺す気満々でナイフを刺してくる?

ここは日本だぞ。まずナイフは包丁でどうにかなるだろう。でも相手はプロ。自分が挑発をかけても精神を保って受け流す可能性だってある。そして挑発にのって殺してしまえば見つかってつかまっておじゃんだ。

じゃあ今度は雇われた場合だ。自分はどっかの大企業の社長か?最悪な革命を起こそうとしている大統領か?

んなわけない。そんな立場になる確立は低すぎる。

 

どちらもあり得ない話だ。『確立』が低すぎる。

熊だって襲って殺しにくる場合がある。だがそれも確率は低い方だ。

 

 

じゃあ次だ。といってもこれで話は簡単なのだが。

さっき『確立』が低いといった。だがこのゲームじゃ確立が現実世界の数倍高い。

 

時速120kmの速度で高速モンスターが襲ってくる。

ありえる

 

プロのPKプレイヤーが自分を殺しにくる

ありえる

 

熊のようなモンスターが襲って殺しにくる

ありえる

 

つまりは死ぬ機会が多くなっただけだ。現実世界となんら変わりない。

変わっているところがあるとすれば生死の間際に生きるのをあきらめたやつは現実世界じゃ自殺だ。だがこの世界(ゲーム)は自殺するよりも早くモンスターという死神が命を葬る。

 

そんな世界で何を絶望すればいいんだ?

早く来る死か?

そんなものどうせ来る。それを絶望してどうする?

 

俺たちは戦えるんだ。

剣をかかげ、ソードスキルを使って敵を葬れるんだ。

縄文時代の人の方がまだ死亡確率が高いぞ。

 

生きたいか?

だったら戦え。

 

戦ったら死ぬ?

戦わなくても死ぬ

 

戦わずしていきたい?

親もいないのにニート暮らししたいと言っているようなものだ。

 

無理、戦えない?

ならそのまま餓えて死ね

 

 

 

というのが俺の本音で理解し、思考した結果だ。

 

 

 

 

 

だが俺の本音にはもう一つ、絶対にやりたいこと、成し遂げるべきこと。自分が生き残ると同時にやらなきゃいけないことがある。

 

 

それは彼女を死んでも守ることだ。絶対に彼女は生き残らせたい。他がどうなろうと知ったことがない。

1万の命より彼女の命を優先する。それはもう捻じ曲げない。

 

最悪だ?

だったらお前はほかの1万の人が死ぬか、自分が死ぬか選べと言ったらどっちを選ぶ?

 

1万の命を選ぶ!と勇者の如く答えるかもしれないな。だがそれは実際にあったとき、本当にそう答えるのか?

これは空想の話だ。実際にあったら本当にそう答えるか?

俺だって意見を変えるかもしれない。だってそれは意気込みだけであって、例えだけであるのだから。

それを踏まえてでも、君は1万の命を優先するか?

 

 

だったら流石勇者様って言って褒めてやるよ。

 

 

理由、それは目的因である。

 

俺がここまでして彼女を守る理由は?

 

 

 

 

幼馴染だから?好きだから?ずっと一緒にいたから?

 

 

 

 

俺は彼女が死んでしまうのを見て、かなしくなりたくないから。

彼女だけは。ナツミだけは死ぬ姿を見たくない。

死ぬなら俺がかばってナツミだけを生かすか。それとも一緒に死ぬか。

 

これだけは絶対に達成しなければならない。

 

 

俺は4年前に起きたあの瞬間

俺は想像しただけで深い悲しみと絶望に包まれた。

だからその想像、予想を変えた。作り変えた。創り変えた。

 

 

 

 

まあ自分が死ぬのも普通に嫌だな。

楽しめる瞬間も楽しめなくなるし、ナツミだって俺が死んだら誰が守ってくれるかも知らないし、一緒に死ぬなら想像してしまって、結局は悲しみと絶望に包み込まれる。

 

 

 

 

 

これが俺の本心だ。これからもこれが変わることは一切無い。

 

 

 

 

 

「コーンスープ(もどき)、いるか?」

 

ランタンの明かり、といっても結構明るいがそれで照らされたずっと下を見続けているナツミは首を横に振る。

 

「そうか。ならいいが、明日は出るぞ。ちゃんと食べないと」

 

「え?」

 

彼女はずっと伏せていた顔を上げ、かすかに赤い顔を俺に向ける。

その表情は驚いたりありえないといった感じだ。もしかして…

 

「ん?どうかしたか?」

 

「だって、出るって…」

 

「当然、出る。安心しろ、俺たちのレベルだったら死ぬことはまずない。俺がいるし、二人ならモンスター一匹をいじめることだってできる」

 

「だってそれじゃ……」

 

「死ぬかもしれない、か?悲しいがこの世界はPKができるんだ。それにコルだっていつまでも持つわけじゃない。βの攻略スピードを経験した俺にはこれじゃ20層までもつかどうかだ。死にたくないなら戦わなきゃいけない。大丈夫だよ。β経験者の俺がいれば死ぬことはまずないぞ」

 

「そうじゃない……」

 

「だったらなんだ?」

 

「私は、死ぬのは怖い。でもソウが死ぬのも嫌。それじゃあ私、一人で生きていかなきゃならないから…」

 

一人で生きる、つまりソロだ。

この世界でおいてソロは非常に難しいプレイだ。デスゲーム申告された今、やってるやつはただの自殺祈願者だ。

 

味方を見つければいいのだが、お世辞にもナツミのコミュ力は高くない。むしろ低い。

ならばだ。相手が優しくなければ、幸運に恵まれなければ、ナツミは一人だ。

 

再び顔を伏せたナツミの言葉に俺はこう返答するしかなかった。

 

 

「俺だって死ぬ気は微塵としてない。だから安心しろ」

 

 

さて、明日はデスゲーム申告されて2日目だ。イノシシを狩りまくってデスゲームに慣れて、レベルも十分にしてから、進むとするか

 

 

「んじゃあ、電気消すぞ」

 

「ねえ、ソウ。私たち、生きれるのかな?」

 

「死ぬ気は毛頭ないって言ったはずだぞ?そんな状態じゃ、生きれる可能性も低くなるさ」

 

「そう……だね……」

 

 

俺はランタンの明かりを消し、そして静かに寝た。

 

 

 




はい。短いですね。

私はある人の小説を読んで、主人公つえ―が好きなことに気が付きました。
そして別のある人の書き方というのがものすごく好きなんですよね。
読み入りすぎて気づいたら2時間なんてことも珍しくなく…

どっかの人がこれ戦争(たぶん)関係ないのに第二次世界大戦開始日だから投稿したとか言ってますね。私は戦争が好きなわけではないです。むしろテストの天敵です。

じゃあなぜこの日に投稿してるかって?

こわーい目でおどされたかr(ピチューン

そのあとkokonatoを見た人は誰もいないという……

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